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【スバル】『レイバックS:HEV』に試乗 より重厚な乗り味に深化させかつ走りも愉しめるスポーツワゴンだ!【試乗記】

いつもご覧くださり、ありがとうございます。溝口将太(みぞしょー)です。

2026年7月2日(木)

スバルより新たなハイブリッドモデル『レヴォーグ レイバック ストロングハイブリッド』(以下:レイバック S:HEV)が発表・受注を開始しました。

「S:HEV」と呼ばれるスバルのストロングハイブリッド(e-BOXER)は「2.5L水平対向4気筒直噴NA エンジン(FB25型)+2モーター」という組み合わせ。GU型クロストレックやSL型フォレスターと同じパワーユニットです。

私はレイバック 1.8Lターボに乗っているのでもちろん気になる存在。

そこで今回のブログ記事では展示車を用いたご紹介と、簡単な試乗記をお伝えしたいと思います。

1.8Lターボとの大きな違いもお伝えできると思うので、参考になれば幸いです。

試乗日時

2026年8月13日(月)

天候:晴れ

17時45分~18時15分

試乗エリア

東京・恵比寿周辺

筆者撮影機材

iPhone14 Pro Max

撮影には安全を最優先しております

更新履歴

2026年8月6日:当ブログ記事公開

結論から言ってしまうと、レイバック S:HEVは1.8Lターボの乗り心地の良さにスポーツ性能を盛った“スーパーオールラウンダースポーツワゴン”です。

車高を下げたことによるエクステリアの印象を含め、都市型SUVとしてのキャラクター性をさらに引き立てています。

試乗記は次のページをご覧ください。

【展示車】Premium S:HEV EX(メーカーオプションコード:LU)

筆者撮影

SUBARU STAR SQUAREに展示されていたレイバック S:HEV。

展開されている両グレードどちらも展示されていましたが、今回は上級グレードの「Premium S:HEV EX(4,521,000円・税込)」で解説します。

ボディカラーは「セラミックホワイト」。以下のメーカーオプションが装着されています。

メーカーオプション

オプションコード:LU:231,000円(税込)

・スマートリヤビューミラー

・アクセサリーコンセント

・サンルーフ

「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」「ハーマンカードンサウンドシステム」は標準装備です。

それではエクステリアとインテリアを簡単にご紹介したいと思います。

【エクステリア】フロントデザインの変更と20㎜車高ダウンで“スポーツワゴン”な印象に

筆者撮影

まずはエクステリアから。

1.8Lターボの最低地上高が200㎜に対し、S:HEVは180㎜に落としています。20㎜の差はけっこう大きく、200㎜に見慣れている私は“スポーツワゴン”のような印象を抱きました。

フロントデザインを変えています。これはGU型クロストレック/インプレッサとボンネットフードやヘッドライト周りなどのパーツを共通化しているそうです。

筆者撮影

リアマフラーは1本出しになっています。1.8Lターボは2本出しです。

ハイブリッドカーの証としてスバルブランド「e-BOXER」のロゴバッジも取り付けられています。

ドアヒンジはプレス製でした。

【インテリア】タンカラーのナッパレザーでアウトバックを思わせる内装に

続いてインテリアを見てみましょう。

「Premium S:HEV EX(4,521,000円・税込)」のインテリアはアウトバックで展開されていたタンカラーナッパレザーで高級感を高めています。

フロントインテリア ステアリング形状がDシェイプか丸形に

筆者撮影

1.8Lターボとは雰囲気がかなり変わりますね。細かいところですがステアリングの形状がDシェイプではなく丸形に。

握り心地は好みはあると思いますが、1.8Lターボの方がしっとりしています。これはSL型フォレスターの流用ですね(笑)

フロントシートのデキはフォレスターが上か

筆者撮影

ここで1つ注意ポイント。

S:HEVということでほぼ同価格帯の「フォレスター(SL型)」と比較する方が多いと思いますが、フロントシートのデキはフォレスター(ナッパレザー)の方が上です。

フォレスターは仙骨を押さえて骨盤を支える構造を採用。さらにシートレールがボディ直付けなので振動を抑える効果がより高く、ロングドライブでその違いが現れるかもしれません。

展示車で座り比べてみてもフォレスターの方が腰回りのフィット感は良く、特に骨盤周りのサポート性はフォレスターの方が上だとわかります。姿勢が自然と立体的になりますね。

まぁこれは好みはあるでしょうが…。

さらにナッパレザーを選択した場合、フォレスターにはシートベンチレーション機能が付随するのも大きな違いと言えます。

リアインテリア シートは6:4分割可倒式に変更でリクライニング機能はなし

筆者撮影

1.8Lターボとの大きな違いは“6:4分割可倒式への変更”と“リクライニング機能の撤廃”でしょう。

これらはハイブリッド化するにあたってリアシート下にリチウムイオンバッテリーを搭載しているのですが、バッテリー保護の安全性と冷やすための空気の通り道を確保するための措置だそうです。

致し方ないですが、この点はフルモデルチェンジに期待ですかね…。

座り心地はナッパレザーにより高級ソファに腰かけたような気持ちにさせてくれますが、5段階リクライニングに慣れているとちょっと窮屈に感じてしまうかもしれません。

まぁでも必要十分な角度は保たれています。

【ラゲッジスペース】ワゴンとしてのユーティリティは確保も容量は1.8Lターボからダウン

筆者撮影

スバルのワゴンらしくラゲッジスペースもよくできていますが、1.8Lターボと比較すると容量は減少しています。

S:HEVは429L(410L+サブトランク19L)|1.8Lターボは561L(492L+サブトランク69L)

特にサブトランクの使い勝手はよく確認してください。バッテリーを搭載している関係で必要最低限となっています。

筆者撮影

6:4分割可倒式のリアシートを倒せば広大なラゲッジスペースになります。シートはラゲッジスペースから倒すことができます。

アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)もS:HEVならでは。重宝する場面は意外と多いでしょう。

抱きかかえオプションですが…。

装着タイヤ

筆者撮影

装着タイヤは1.8Lターボと同じです。

タイヤサイズ:225/55R18 98V

タイヤ銘柄:ファルケン「ZIEX ZE001A A/S」 オールシーズンタイヤ

ホイール:18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)

PCD(㎜):114.3

※スノーフレークマークはないので冬用タイヤ規制では走行不可

【エンジンルーム】クロストレックやフォレスターと同様のパワーユニット

筆者撮影

レイバック S:HEVは2.5L水平対向直噴NAエンジン+モーターなので、ターボではなくボンネットにエアインテークがありません。

S:HEVのユニット自体はクロストレックやフォレスターと同じで、ボンネットを開けた時の固定は“つっかえ棒”になっています。

1.8Lターボはダンパー式なので、ここはちょっと残念かなと思いますね。

参考までにスペックを掲載しておきます。

エンジンスペック

エンジン 2.5L水平対向直噴MAエンジン
最高出力[ネット][kW(PS)/rpm] 118(160)/5600
最大トルク[ネット][N・m(kgf・m)/rpm] 209(21.3)/4000-4400
駆動方式 AWD(クラッチ開放制御)
トランスミッション リニアトロニック(電気式CVT)
Xモード 2モード
パワーウェイトレシオ(システム最高出力より) 8.76

駆動用モータースペック

モーターの型式 MC2・交流同期電動機
最高出力[kW(PS)] 88(119.6)
最大トルク[N・m(kgf・m)] 270(27.5)

 駆動用バッテリースペック

バッテリーの種類 リチウムイオン電池
容量[Ah] 4.3
電圧[V] 約256
総電力量[kWh] 1.1

S:HEVと1.8Lターボどちらにするか… 知らずに決めてしまうと後悔してしまう可能性も?

ここからはレイバック S:HEVとレイバック 1.8Lターボとの違いをまとめたいと思います。

標準装備についてはメーカーオプションで同等にできるので省略し、「超えられない壁」に的を絞ってお伝えしたいと思います。

車両本体価格差を燃料代で埋めるのは難しい?

今回の『レイバック S:HEV』。1.8Lターボとの価格差は一見すると非常に頑張っているように見えます。

しかし注意しなければならないのは、1.8Lターボでは標準装備されているものが、S:HEVではメーカーオプション扱いになっているものがあるということ。

特にS:HEVの「スマートリアビューミラー」は全グレードメーカーオプション扱いですね。意地悪を言ってしまうと、ここである程度の価格調整を実現させているとも言えそうです。

車両本体価格だけで見れば、例えばS:HEV(Premium Black)と1.8Lターボ(Black Selection)はどちらも車両本体価格は4,246,000円(税込)。

ところが標準装備に差があるので、同等の装備に合わせかつS:HEVならではの「アクセサリーコンセント」まで付けると、この時点でS:HEVの方が33万円高くなります。

これは抱き抱えの弊害ですね。

S:HEVはエコカー減税により自動車重量税は安くなりますが、エンジンが2.5Lなので自動車税が年間7,500円高くなります。

自動車重量税:S:HEV 22,500円|1.8Lターボ 49,200円

トップグレードで装備も同等にして比較してみましたが、仮に現金一括で支払う場合の差額は約38万円にまで拡大しました。

じゃあこの38万円という差額を、燃費の良さで埋めることはできるのでしょうか?まぁ厳しいでしょう(笑)

単純計算では、13~14万キロくらい走ると差額を埋められる可能性があることがわかります。

S:HEV 19.0km/L・1.8Lターボ 14.1km/L・ガソリン代155円/Lとして計算

ところが上記で述べた通り、自動車税が年間7,500円高いので正確ではないのですが、そもそも燃費は走り方・場所・環境など大きく変わるので、何年所有するのか・どのくらい走るのか・高速道路と一般道との割合はどのくらいなのかなどをよく検討した上で選択することをおすすめします。

最低地上高20㎜の差 スバルでは「ワゴン」「SUV」と別表記に

ちょっと面白いと感じたのは、S:HEVと1.8Lターボで車種カテゴリーを分けたところですね。

スバルの公式サイトではレイバック S:HEVを「ワゴン」、レイバック 1.8Lターボを「SUV」としています。これは最低地上高が200㎜あるかないかで分けているのでしょう。

1.8Lターボは最低地上高200㎜ですが、S:HEVは180㎜。純スバル車は最低地上高200㎜未満はSUVじゃないよって言ってきています(笑)

まぁ個人的には最低地上高180㎜も十分SUVで通用すると思いますが、SUVというカテゴリーに頼らずワゴンとして送り出した姿勢には敬意を表したいと思います。

ちなみに…1.8Lターボも180㎜に落とせばいいじゃんという考え方もあると思いますが、アイサイトの制御の関係上、個人が勝手に車高を落とすことは推奨されていないそうです。

この20㎜の差は意外と大きく、展示車を見た時の第一印象は“スポーツワゴン”でした。

装備の差まとめ(Premium S:HEV EX  VS  Limited EX)

以下に私が把握している限りのS:HEV(Premium S:HEV EX)と1.8Lターボ(Limited EX)との装備差をまとめています。

選択をミスると取り返しのつかないものもあるのでご注意ください。

特に「ステアリングヒーター」「Xモード」「リアシート」はよく考えて選択する必要があるでしょう。

モデル|装備 Premium S:HEV EX Limited EX(1.8Lターボ)
本革ナッパレザー 標準装備 設定なし(本革シートOPあり)
シートベンチレーション 設定なし 設定なし
ステアリング 丸形 Dシェイプ
ステアリングヒーター 標準装備 設定なし
スマートリアビューミラー メーカーOP 標準装備
リアシート 6:4分割可倒式 4:2:4分割可倒式
リアシートリクライニング なし 5段階リクライニング
アクセサリーコンセント メーカーOP 設定なし
Xモード 2モード 設定なし
18インチアルミホイール ブラック塗装+切削光輝 スーパーブラックハイラスター塗装
マフラー 1本出し 2本出し

極力価格差を広げないために1.8Lターボの装備をメーカーオプション扱いにするなど工夫は見受けられます。

Xモードの設定はナビ画面を用いて行います。


次のページでは試乗記をお届けします。実際に乗ってみると…レイバック S:HEVいいなぁ(笑)

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溝口将太(みぞしょー)@旅するモビリティサウナー

運転免許証が無くなると生活が破綻する人生崖っぷち男 横浜生まれ横浜育ち 公道を80万キロ以上走り続けている男がサウナの素晴らしさに目覚め、モビリティ×サウナの可能性を探る『モビリティサウナー』 「移動・滞在をもっと愉しく・快適に」をテーマに、愛車・ドライブ・鉄道乗車記・サ活記事などをマイペースで更新中。なるべく実費を掲載することで費用も可視化 サウナ・スパ 健康アドバイザー 愛車はスバル『レヴォーグ レイバック』とホンダ『GROM』。スバリストで在り続けるためにフードデリバリーで真剣にお小遣い稼ぎしてます(笑)。乗り鉄成分も少々 モビリティとサウナでより良い人生をクリエイト。クルマ選び・移動手段・休日の参考になれば幸いです よろしければ各SNSへのフォローもお願いします

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