いつもご覧くださり、ありがとうございます。溝口将太(みぞしょー)です。
突然ですが、、、
特急「成田エクスプレス」は高い
そう思われる方は多いと思います。
確かに特急「成田エクスプレス」は成田空港駅(空港第2ビル駅含む)の利用を前提とすると、特急料金体系が「A特急料金」となり、他の在来線特急(特急「湘南」など)と比較すると高くなるのは間違いありません。
ただし、「えきねっとチケットレスサービス」を利用すると“チケレス割35%”が販売されていることがあるなど、近年では特急「成田エクスプレス」が意外と気軽に利用できる特急列車に化けていることはあまり知られていないようです。
まぁ空港アクセスが前提だと外国人利用客も多いので無理もないのかもしれませんが…。
そこで今回のブログ記事では、「空港アクセスを前提としない。通勤や観光などで快適に移動できる特急列車(普通車指定席)」としての活用をご紹介したいと思います。
『N'EX』の愛称で運行されている特急「成田エクスプレス」。みなさんの快適な移動手段の選択肢の1つになれば幸いです。
筆者撮影機材
iPhone14 Pro Max
Insta360 Ace Pro 2
撮影は安全を最優先としています
更新履歴
2026年9月3日:当ブログ記事公開
要注意
特急「成田エクスプレス」の検索・指定席特急券の購入は、JR東日本アプリで該当の列車を見つけ、えきねっとリンク先へ飛び、特急券を購入するのが確実(後述)
特急「成田エクスプレス」(E259系電車)の乗車記はこちらから。
【参考】「えきねっと」を利用 指定席特急券660円で特急「成田エクスプレス」を利用できる区間
今回のブログ記事は、
特急「成田エクスプレス」の乗車記と“横須賀・総武快速線などの普通車に連結されている「普通列車グリーン車」よりも90円安く利用できる”
をテーマにしています。
えきねっとチケットレスサービスを利用することで、指定席特急券が通常760円のところ、660円で利用できる区間があります。
以下の表は特急料金と普通列車グリーン車の料金を、乗車区間50キロまでの利用と100キロまでの比較をまとめたものです。
| 料金名称/営業キロ | 50キロまで | 100キロまで |
| 在来線 チケットレス特急券 | 660円(こども:330円) | 920円(こども:460円) |
| 指定席特急券(事前料金) | 760円(こども:380円) | 1,020円(こども:510円) |
| 普通列車グリーン車(Suicaグリーン料金) | 750円(こども同額) | 1,000円(こども同額) |
| 普通列車グリーン車(通常料金) | 1,010円(こども同額) | 1,260円(こども同額) |
| JRE POINTで指定席特急券 | 500ポイント | 800ポイント |
今回のブログ記事では、特急列車グリーン車は対象外としてます
実際には150キロまではチケットレス特急券が最も安く利用できますが、まぁそれは参考までに…。
特急列車普通車は、普通列車グリーン車と同等あるいは上回る快適性を備えています。上手に特急列車を活用してほしいですね。
JRE POINTを使って指定席特急券を発券することも可能です。
以下はチケットレス特急券660円・JRE POINT500Pで特急「成田エクスプレス」を利用できる区間をまとめたものです。
上下線で利用可能です。
指定席特急券660円の区間
東京~大船(特急「踊り子」|特急「湘南」も同額)
東京~四街道(特急「しおさい」も同額)
品川~千葉
新宿・渋谷~千葉
千葉~佐倉(特急「しおさい」も同額)
特に通勤ラッシュ時間帯などの混雑時、東京~横浜・戸塚を普通列車グリーン車よりも90円安く利用できるということで、横浜エリアの乗客に親しまれている移動手段です。
まぁ横須賀・総武快速線ホームまで降りることになるのですが…。
新宿・渋谷・品川・東京~千葉も有効なのでぜひ活用してください。
そして、えきねっとチケットレスサービスでは検索結果に表示されないダイヤ(対象ではない?)や区間があるのでご注意ください。
例えば、東京駅発の成田エクスプレス40号は表示されず42号が利用可能/東京~横浜は表示されても東京~大船は表示されない…など。
私が試した限りでは、JR東日本アプリ経由では表示されるようになります(後述)。
この仕様の違いの理由はよくわかりません。
【要注意】指定席特急券の購入は「JR東日本アプリ」経由の「えきねっと」が確実【筆者調べ】
上記で述べましたが、えきねっとアプリではなぜか表示されないダイヤ・区間があります。
その場合は、JR東日本アプリで検索⇒添付されているえきねっとリンク先へ飛べば、指定席特急券の購入が可能です。
念のため、画像付きで解説しておきます。
出典:JR東日本(一部筆者加工)
JR東日本アプリ経由で特急券を購入
①JR東日本アプリで乗車区間・時間を設定
②該当の特急列車を選択
③「えきねっとへ」をタップし、リンク先のえきねっとへ
④「チケレス割引」を選択してチケットレスの指定席特急券を購入
なお、JRE POINTを利用する場合は「えきねっと」のホームから「JRE POINT利用申込」でアクセスしてください。その場合は上記で述べた通り、表示されないダイヤがあるかもしれません。
【乗車記】東京~横浜・大船なら、普通列車グリーン車よりも『N'EX』!!
それでは特急「成田エクスプレス」(愛称『N'EX』)に乗車してみましょう。
日本を代表するターミナル「東京駅」では“駅ナカ”で時間を潰せる 乗車ホームは地下5階1番線へ
やってきたのは日本を代表する大ターミナル駅「東京駅」。
筆者撮影(乗車日とは別日)
今回は赤レンガ駅舎が美しい丸の内口(丸の内北口)から入ります。
東京駅の改札内にはいわゆる“駅ナカ”と呼ばれる「グランスタ東京」があります。お土産屋さん・お弁当屋さん・レストラン・居酒屋・オシャレな洋菓子店…ちょっと早く来ても時間が足りなくなるような素敵空間です。
横浜駅・新横浜駅ももっと頑張れ(笑)
筆者撮影
特急列車のお供に“シウマイ弁当”はいかがでしょう?“鳩サブレー”は東京と神奈川にしかありません。
私は別で食事を済ませていたので黒烏龍茶のみ購入しました。
今回の乗車記
乗車列車:特急「成田エクスプレス」42号
乗車車両:10号車12番D席(普通車指定席)
乗車日時:2026年8月28日(土)|東京18時40分発大船行き
乗車ホーム:東京駅地下5階・1番線(横須賀・総武快速線)
乗車区間:東京~大船
筆者撮影
話を戻して…特急「成田エクスプレス」は地下5階ホームの横須賀・総武快速線ホームから乗車します。
前半でもお伝えした通り、“普通列車グリーン車よりも安く快適に移動する”がテーマなわけですが、東京~大船間は基本的には地上2階ホームの東海道線(上野東京ライン)の方が少し早いです。
なので“早さ”は置いておいてください(笑)
ちなみに“速さ”は途中120㎞/h区間を走る横須賀線の方が迫力があったりします。東海道新幹線とも並走しています。
筆者撮影
地下ホームへやってきました。ホーム画像向かって左側が1番線・右側が2番線です。
2番線には東京駅始発の特急「しおさい」。特急「成田エクスプレス」と同じE259系電車ですね。
筆者撮影
18時47分頃、1番線に私が乗車する特急「成田エクスプレス」42号 大船行きが入線してきました。
乗り込んでみましょう。
客室とデッキの間に「大型荷物置き場」を設置 客席から見えるので防犯性も高い
主に特急「成田エクスプレス」として活躍中のE259系は、成田空港と東京・神奈川を結んでいます。
空港利用を想定しているため、大型のスーツケースを持ち込む乗客も多いでしょう。
筆者撮影
E259系ではデッキと客室の間にラック式3段の「大型荷物置き場」が設けられています。デッキと大型荷物置き場の間に仕切り扉はありますが、客室との間には仕切り扉はなく直接視認可能。
ダイヤル式ワイヤー錠と防犯カメラで防犯性を高めており、下段は100Lサイズのスーツケースにも対応しています。
使用するための予約は不要ですが、逆に言えば“早い者勝ち”なのでご注意ください。
【シートの紹介】普通車のシートピッチは1020㎜を確保 シート下にも荷物が置ける
出典:JR東日本
「JRE POINT」のおかげで実質“タダ”で特急券を購入
今回は指定席特急券を「えきねっとチケットレスサービス」で購入していますが、チマチマ貯めていた「JRE POINT」を活用。結果的に“実質タダ”で特急列車を利用しています。
JRE POINTは普通列車グリーン車に充当することも可能です。
筆者撮影
E259系電車の普通車のシート
シート配置はオーソドックスな2+2の4列シート。黒を基調としたシートは万人受けというか、ビジネス客の利用も想定しているのでしょう。
さっそく座ってみましょう。
筆者撮影
座り心地は可もなく不可もなく。乗車中に疲れるということはなさそうです。
E259系普通車のシートピッチは1020㎜を確保。
JR東日本の普通列車グリーン車のシートピッチは970㎜(中央線快速のグリーン車は950㎜)なので、E259系の足元はより広く快適です。
シート下に荷物を置くスペースが設けられています。高さは250㎜。
背面テーブルはハードプラですね。PC作業をしてみましたが、走行中の微振動は伝わってきます。
筆者撮影
もちろんリクライニング可能。画像〇の黒いボタンを押しながらシートを倒すことができます。
シートの間には可動式アームレスト。
筆者撮影
普通車なのにヘッドレストピロー(枕) が備わっており、上下に調節することも可能となっています。
これよりさらに上級のグリーン車もあるのだから、JR東日本が空港アクセスに力を注いでることも伝わってきますね。
所要時間の課題はあるようですが…。
筆者撮影
前席の外側アームレスト後ろにオレンジ色の操作レバーがあります。
操作すると前席が回転し、向かい合って座ることもできます。グループ利用時に活用してください。
特急「成田エクスプレス」では荷物置き場は実質3ヶ所ある
筆者撮影
荷物棚はスーツケースなど重たい荷物を置くことを想定しているのか、丈夫かつ十分な奥行きが設けられているように感じます。
E259系では大型荷物置き場・座席上の荷物棚・座席下のスペースの3ヶ所に荷物を置くことができます。
景色をより楽しむなら窓枠のことは意識しておくべき
筆者撮影
頭上にはエアコンのレジスターは設けられています。
カーテンは上下に自由に調節できる巻き上げ式ロールカーテンを採用。デザインはシンプルですね。
ここで窓枠についてですが、景気を楽しみたいのであれば以下を参考にしてください。
◇成田空港方面へ向かう場合は、普通車は奇数席/グリーン車は偶然席の方が窓枠が広い
◆新宿・横浜方面へ向かう場合は、普通車は偶数席/グリーン車は奇数席の方が窓枠が広い
4か国語に対応した大型液晶案内装置を設置
通路天井には4カ国語(日英中韓)に対応した大型の液晶案内装置が設置されています。
とても見やすいですね。IATAの都市コード・空港コードも表示されます。
Wi-Fi環境・コンセントが提供されている 空港間の移動中も仕事・作業ができる
筆者測定
E259系電車ではフリーWi-Fiが提供されています。
車内で動画を視聴したりPC作業を行うには十分な速度だと言えますが、走行中は電波が乱れることもあると思います。
筆者撮影
もちろん車内で充電も可能。外側アームレスト前端にコンセントが設置されています。
窓側・通路側どちらの乗客も同時に充電可能です。
毎度のことですが、私が主に特急型車両で活用しているガジェットアイテムを掲載しておきます。
これらがあればスマホやPCの充電に困ることはなく、移動中の作業効率も向上するというアイテムです。
列車を降りる時の満充電は、通勤型車両ではなかなか得られない利点ですよね。
まぁ京急の一部車両のようなコンセントだらけ充電し放題なのもありますが…。
【CIO】Novaport DUOII 67W
非常にコンパクトなUSB充電器。
Type-Cが2ポートで同時充電時は最高65W出力。単一充電は最高67W出力。
デバイスに応じて最適な電力を自動で振り分けてくれます。
【CIO】スパイラルケーブル CtoC (Type-C/USB-C) 最大240W出力に対応
全体がマグネットになっている面白いケーブル。バンド要らずで綺麗に収納できます。
USB PD(USB Power Delivery)で最大240W出力に対応。
100W出力を超える高出力充電器とセットにどうぞ。
【KU XIU】X40 Turbo Qi2.2 25W規格のワイヤレス3in1充電器 X40Qよりもスリム&軽量化を達成
最近購入した外出用の3in1ワイヤレス充電器。
「KU XIU」はオーストラリアのシドニーに拠点を置くメーカー。
従来の「X40Q」はQi2認証済みの15W充電でしたが、「X40 Turbo」はQi2.2 25W充電が可能の最新モデル。
パワーアップをしながら60gの小型軽量化により重量は約150gに。
素材はアルミ合金製でしっかりとした造り。
スタンドにもなるので手元が解放されたり、作業効率もアップしています。
カラーは「グレー」「黒」「木目」「コズミックオレンジ」を展開。
私はコズミックオレンジを購入。上品かつオシャレな色合いで気にっています。
【CIO】NovaPort TRIOⅡ 140W
もし、ノートPCやiPhone・スマホ等を1つのコンセントで同時充電したいのであればこちらを検討してみてください。
USB-C単ポート最大出力140Wを実現しています。
もちろんCIO製品なので、端末に自動で出力を調整して充電が可能な急速充電器となってます。
端末によってどのポートを使うか迷うことがないので、ストレスが大幅に軽減されます。
実際に私も購入しており、必要があれば持ち運びもしています。
MacBookをお使いの方にもオススメです。
【Anker】コンパクトポーチ ピカチュウモデル
上記でご紹介したアイテムをすべて収納して持ち歩いています。
ピカチュウモデルがお気に入り(笑)
【CIO】NovaPort DUOⅡ 120W
「NovaPort TRIOⅡ 140W」では重かったりオーバースペック…という方はこちら。
USB-Cは2ポートですが、合計120W出力を実現しています。
65WクラスのノートPCとスマホ等の同時充電で活躍。私の場合はノートPCと「X40Q」を使った同時充電ですね。
もちろんノートPCやスマホなどの端末に自動で出力を調整して充電してくれます。
60WクラスのノートPCを2台同時充電もOK。
単ポート利用はMAX100Wとなっています。
重さは204g。
【MATECH】MagOn Watch Slim 5000
京都発祥のクリエイティブとテクノロジーの融合を掲げるプロダクトブランド「MATECH」。
私が購入したのは5000mAh(実際はもう少し低いと思われる)という最小限のモバイルバッテリー。
商品名は「MagOn Watch Slim 5000 ブラック」。ホワイトもあるそうです。
MagSafe/Qi2で15Wワイヤレス充電。Apple WatchやAirPodsも充電できます。
さらにUSB-Cポートで最大20W出力にも対応。
有線とワイヤレスで2台のデバイスを同時充電できます。
モバイルバッテリーを充電しながら同時にスマホ等を充電する「パススルー充電」も可能です。
スタンドが付随しているので、スマホの角度をある程度は調整できます。
サイズは高さ102㎜/幅69.2㎜/厚さ8.5㎜/重量約146g。
携帯性抜群で緊急用としては十分でしょう。
特急「成田エクスプレス」(愛称『N'EX』)の特徴まとめ
特急「成田エクスプレス」(E259系電車)の乗車環境を以下にまとめています。
やはり普通列車グリーン車よりも快適性が高いと感じます。
荷物もより多く置けます。
普通車の特徴まとめ
普通車の特徴
・可動式枕
・シートピッチ 1020㎜
・大型座席テーブル(背面テーブル)
・足元に荷物スペース(高さ 250㎜)
・肘掛前端に電源コンセント
・Wi-Fi環境あり
・デッキと客室の間に大型荷物置き場
ちなみに…グリーン車の特徴まとめ
ちなみに、グリーン車の特徴は以下の通りになっています。
グリーン車の特徴
・本革張りシート
・可動式枕
・シートピッチ 1160㎜
・スライド可能な大型座席テーブル(背面テーブル)
・足元に荷物スペース(高さ 250㎜)
・肘掛前端に電源コンセント
・Wi-Fi環境あり
・デッキと客室の間に大型荷物置き場
まとめ
結び
いかがでしたでしょうか。
“普通列車グリーン車よりもお得に快適に”と“『N'EX』の乗車記”(というか紹介?)の2つをメインにお伝えしました。
乗車中は特にトラブルなく定刻通りに大船に到着。乗車時間は50分弱でしたが、もし東京~大船間を東海道線や横須賀線のグリーン車で移動するなら私は特急「成田エクスプレス」を選択します。
もっと言っちゃうと、平日の帰宅ラッシュの時間帯なら特急「湘南」よりもこちらを利用しますね。
フリーWi-Fiは無いしコンセントは窓側だけだし…。
今回は東京~横浜・大船での一例をお伝えしましたが、同様の活用方法は他の区間でもあります。
デートでタクシーに乗って移動しろとは言いません。でも、スマートに特急列車に乗せてあげると効果は超抜群かもしれませんよ(笑)
足元広々・乗車環境は快適・荷物がたくさん置ける・所要時間はちょっとごめん。
このブログ記事が、みなさんの移動をちょっとでも快適にするきっかけになれば幸いです。
参考出典リンク集
JR東日本:https://www.jreast.co.jp/
JR東日本 特急「成田エクスプレス」:https://www.jreast.co.jp/multi/nex/
JR東日本 きっぷあれこれ:https://www.jreast.co.jp/kippu/
JRE POINT特典:https://www.jreast.co.jp/tokuten_ticket/
JR東日本のアプリ
JR東日本アプリ
えきねっとチケットレス






