羽沢横浜国大駅の周辺
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
それでは羽沢横浜国大駅周辺を見てみます。
商業施設は徒歩1分の場所にドラッグストアやクリニックがオープンしていますが、例えば観光目的で訪れる場所かというと…
特に何もありません。
しかし何もないからこそできることは無限大というか…今後の発展の可能性は密かに感じています。
羽沢横浜国大駅の周辺…ある意味で横浜を象徴する特徴の一つ「坂が多い住宅街」となっていますが、今後の都市開発次第では化ける可能性があると感じています。
位置関係はご覧のとおり。
出典:Googleマップ
このGoogleマップを参考にしながら見ていきましょう。
目の前は横浜を代表する幹線道路の1つ「環状2号線」 道路ネットワークは意外と充実
羽沢横浜国大駅へは側道でアクセスできる
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
コレと言ったものがなさそうな羽沢横浜国大駅周辺ですが、道路ネットワークは意外と充実しており、目の前には幹線道路「環状2号線」が走っています。さらに第三京浜 羽沢ICは目と鼻の先で、東京方面・首都高速・東名高速へのアクセス性を高めています。
また、環状2号線は国道16号や保土ヶ谷バイパス・横浜新道などの自動車専用道路へも直結。クルマ移動は意外なほど利便性が高いのです。
これを利用しない手はないと思うので以下のような案を考えてみました。
しばらくはパーク&ライドを利用できる環境を望みたい
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
羽沢横浜国大駅は新横浜エリアまで4~5キロほどに位置しています。新横浜といえば横浜アリーナや日産スタジアムなどスポーツやライブイベントなどが活発に行われているエリアです。
加えてビジネス街でもあるのでそれなりに渋滞も発生します。
あくまで私が個人的に思う部分ですが、羽沢横浜国大駅近辺に中規模程度の駐車場を整備して「パーク&ライド」を行えるような仕組みを作ってはどうかと思います。第三京浜 羽沢ICに近いので遠距離からのクルマ移動にも対応できます。
駅のすぐ横に駐車場がある
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
つまり羽沢横浜国大駅近辺までクルマで来て、新横浜には鉄道で向かう…という移動手段です。現時点で周辺ではいくつか駐車場を確認していますが、規模としてはイマイチ。駅すぐ横の駐車場は1回/1000円という設定。これを高いと見るか安いと感じるかは人それぞれでしょう。
しかしこの立地や交通手段は見逃せないので、新横浜にクルマで出かける方は参考にしてください。新横浜で駐車場の空きに困ることはなくなります。
新横浜だけではありません。羽沢横浜国大駅からは武蔵小杉・渋谷・新宿方面に直通しているので、東京方面へ向けた駐車場拠点としても十分活用可能です。場合によっては駐車場代の節約や所要時間の短縮にもつながるでしょう。
駅横のドラッグストアにも駐車場が併設されている
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
ほかにも駐車場がありますがこちらもやや高めな料金設定です。
バスはあっても不便なダイヤ 自転車・バイク必須の地域か
羽沢横浜国大駅を地図ベースで見てみると鉄道空白地帯とも言える場所に新路線・新駅が開業したと言えそうです。しかもJR線に至っては次の停車駅が武蔵小杉(2023年4月現在)というのはインパクト大ですよね。
羽沢横浜国大エリアの移動手段はどうでしょう。実はこれはイマイチで、先でお伝えしている通り坂が多い地域であることも相まって徒歩・自転車での移動はそれなりに大変です。
そして路線バス…羽沢横浜国大駅前にバス停があったので覗いてみました。
駅前にあるバス停は保土ヶ谷方面/跨道橋を渡れば新横浜方面のバス停がある
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
これは横浜市営バスでも相鉄バスでもなく神奈中バス(神奈川中央交通)が路線バスを担っているそうです。この瞬間嫌な予感がしました(笑)
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
運行系統は保土ヶ谷駅・川島住宅⇔新横浜駅を結ぶ路線バスとなってますが、本数は1時間に1本程度で環状2号線をメインルートに走っています。なので地域の移動手段としては頼りない部分があります。
参考
神奈中バス:時刻表
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
とあるタイミングに駅にある駐輪場を見てみましたが、ほぼ絶えず利用者がいる印象でした。雨の日は大変でしょうね…。
駅前にはタワマン建設中 商業施設も備える大規模住宅に
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
羽沢横浜国大駅にランドマークが誕生します。それが「リビオタワー羽沢横浜国大」です。タワマンですね。駅から徒歩1分という立地で間違いなく地域で最も高い建物になるでしょう。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
駅の改札前にも大々的に広告されていることから街づくりプロジェクトの一環であることが伺えます。新綱島の「ドレッセタワー新綱島」と同様、商業一体の複合タワーレジデンスのようです。
参考
リビオタワー羽沢横浜国大:公式HP
正直言いますと私もこのマンションの購入は考えました。買えませんでしたが(笑)
少しだけ範囲を広げて散策
少しだけ範囲を広げて散策してみます。主に西側を見てみました。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
跨道橋を渡って駅の西側から羽沢横浜国大駅方面を見ています。環状2号線と接続可能な道路は形成されていますが、住居以外の建物は特に見当たりません。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
新幹線の線路付近まで歩いてみましたがのどかな風景が続きます。農作物を育てていらっしゃる方々も多く見受けられました。
画像左:駅南側にある謎の建造物/画像右:駅西側から見る謎の建造物
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
駅南側に謎の建造物があったので西側から見てみましたが、おそらく道路(橋)を建設しているのだと思われます。そういえば羽沢エリアと鴨居エリアを結ぶ幹線道路の建設計画があったはずです。その一部かなと想像しています。
平日の朝・夕は特急「湘南」が通過している
最後に羽沢横浜国大駅付近を特急「湘南」が通過する場面をご紹介しましょう。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
特急「湘南」は平日の通勤需要に特化している特急列車で、主に東京・新宿ー小田原で運行されています。
最大の特徴は横浜(と川崎)を通過することで乗客の遠近分離利用を実現させており、ルートは横浜駅ホームを通過する列車と羽沢横浜国大駅ほぼ真横の東海道貨物線 横浜羽沢駅を通過する列車に分かれています。
該当の列車は東海道貨物線 横浜羽沢駅を通過する特急「湘南」です。簡単に鑑賞スポットをお伝えしましょう。
階段を登る/右に進む
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
まずは羽沢横浜国大駅前の跨道橋を上がり、右に進みます。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
右に進もうとすると長い歩道橋がありますが、これは「羽沢跨線人道橋」。東海道貨物線 横浜羽沢駅を跨いで東側エリアに連絡しています。あちらもほとんど住宅街です。
特急「湘南」はこの歩道橋(跨線橋)から眺めることができます。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
このように羽沢横浜国大駅の真横を平日の朝・夕は特急列車が通過することになっています。
まとめ
結び
いかがでしたでしょうか。個人的にはどう発展するか予想ができないと思いながらも楽しみな気持ちでいっぱいです。
確かにJR直通線そのものの利便性には疑問が残ります。
相鉄・JR直通線は横浜市営地下鉄・東急東横線・JR横浜線とクロスするように通過する
出典:Googleマップを元に加工
例えば羽沢横浜国大と武蔵小杉の間、岸根公園(横浜市営地下鉄)や大口(横浜線)で乗り換えが可能になってもいいのではと思うのです。
羽沢横浜国大駅ほぼ真横を特急「湘南」が通過していく場面を見ても、もったいないと感じます。
もちろん相鉄・JR直通線は東海道貨物線を走行しているので新駅を設けて旅客化するわけにもいかないのもわかりますが、ちょっとムズムズする感覚が拭えないのも事実です。
それでも今後ランドマークとなるタワマンが完成し、人の流れが増えることも予測されます。道路網は十分ネットワークを形成できていると思うので、鉄道の利便性、特にJR直通線側も利便性が将来高まることを期待して今回はここまでにさせていただこうと思います。
特急「湘南」専用ホームなんてできたら…地域やタワマンにお住まいの方々は大喜びではないでしょうか。
参考出典リンク集
相模鉄道:https://www.sotetsu.co.jp/
JR東日本:https://www.jreast.co.jp/
羽沢横浜国大駅:https://www.sotetsu.co.jp/train/stations/hazawayokohamakokudai/
リビオタワー羽沢横浜国大:公式HP
鉄道・運輸機構:https://www.jrtt.go.jp/