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【ありがとうBRZ】スポーツカーは永遠に不滅だ!! ラストドライブでスペックを簡単におさらい

2024年8月3日

いつもご覧くださり、ありがとうございます。溝口将太です。

タイトルでお察しかもしれませんが、BRZとお別れしました…。

理由はよくある(?)家庭の都合。

増車してキープすることも考えたのですが、今後も何かとお金が必要なのでいったんのお別れを決意しました。

正直、『BRZ』とお別れの寂しさの方が大きい…BRZロス(笑)

筆者撮影

新たな家族として迎えたスバル『レヴォーグ レイバック』の詳細は別途まとめさせていただくとして、今回は約1年半愉しく走らせてもらった元相棒を改めてブログ記事に起こしてみたいと思います。

できることなら数年後、今度は増車という形でBRZを購入しようと思います。同一個体が中古で販売されていたら買い戻そうかとも思っています(笑)

そんなBRZですが、今でも超オススメな1台であることには変わりありません。買えるのなら買いましょう!

38歳にして初めて所有したMT車。約1年半、総走行距離約20500キロでしたが当ブログ記事が参考になれば幸いです。

後半はドライブでBRZの性能を深堀します。

ドライブ日時

2024年7月26日(金)

17時頃~深夜3時過ぎ

天候:晴れ

走行距離:331キロ

筆者撮影機材

iPhone14 Pro Max

撮影には安全を最優先しております

更新履歴

2024年8月3日:当ブログ記事公開

2024年8月4日:一部見出しの修正

【エクステリアとインテリア】グレードは「S」でアプライドB型

筆者撮影

簡単なおさらいですが、私が購入したBRZはアプライドB型(2023年モデル)と呼ばれるものです。

もちろん6速MT。

ボディ色は「イグニッションレッド」(有料色:税込み55,000円)。ナビなどのディーラーオプションが装着されています。

C型(2024年モデル)は6速MTにもアイサイトが搭載。

さらに上級グレード「STI Sport」も新設定。20万円少々のメーカーオプション「ブレンボブレーキ」が短期間で売り切れになったことを覚えている方も多いでしょう。

D型(2025年モデル)は「ブレンボブレーキ」が復活。

さらに6速MTには「スポーツモード」の設定でアクセルレスポンスによる吹き上がりをより鋭くできるように。

そのほかステアリング特性やダンパーの減衰力も最適化されたそうです。

とまぁ確実に年次改良を重ねているのが『BRZ』というスポーツカーなのです。嬉しいのやら悔しいのやら…。

【エクステリア】伝統のライトウェイトスポーツカーらしい2ドアフォルム

スポーツカーは人を乗せる・荷物を載せるといった利便性よりも、本格的なスポーツドライビングを愉しむ❝ドライバーズファースト❞で開発されていますが、BRZ(とGR86)もその例に漏れず、むしろスポーツカーの代名詞的な「2ドアライトウェイトスポーツ」をわかりやすく具現化している存在だと言えます。

ロー&ワイドのスタイルがスポーツカーの醍醐味

定番の「大黒PA」で筆者撮影

全高1310㎜(ルーフアンテナ含む)に最低地上高130㎜という低いフォルム。走りに行きたくなる気持ちを抑えることができません。

シートに座った状態でドアを開け、手を伸ばすと地面に指が届くくらい低い着座位置…非日常が始まります。

STIパーツなどで空力性能をアップ エクステリアも差別化

筆者撮影

STIのスポイラー各種と「フロントフェンダーガーニッシュ」を装着。

出かけ先の駐車場にちょっとした段差があろうものなら、「フロントアンダースポイラー」に装着している「スカートリップ」を擦りまくりでした。

爪などによるひっかき傷を防ぐ「ドアハンドルプロテクター」もお勧めアイテムです。

なぜかSTI製ではなくスバル純正品としてラインアップされている「ボルテックスジェネレーター」を装着。

個人的にはドレスアップパーツとしても空力パーツとしても気に入りました。一般道を普通に走らせるだけでは効果を実感するのは難しいと思いますが、高速道路をそれなりに飛ばすと…?

(ボルテックスジェネレーターについてはこちらのブログ記事をご覧ください)

【インテリア】走ることに不満はないが質感はそこそこ

インテリアも簡単にご紹介しましょう。

初代よりも質感をアップさせたインテリア 走る操作に関しては一切の妥協なし

個人的には価格帯を思えばよくできていると思っています。

筆者撮影

インパネ周りの質感は初代よりも格段にアップされていますが、ナビ周りのプラスチッキーな部分はちょっと残念。たまーにガタピシ音が鳴るようになっていました(笑)

ドアパネルも標準的なもの。上部のショルダーパッドはブランノーブという素材で触り心地はいいです。アームレストカバーの合皮はちょっと薄いですね。

その反面、走りに関する操作は一切不満はありません。インパネの物理スイッチも操作しやすい形状になっています。

ステアリングは高触感本革巻きでとても滑らか。握りやすくステア操作も行いやすいです。

しかしステアリング両サイドのステアリングスイッチはちょっと邪魔に感じることもありました。

メーターはマルチインフォメーションディスプレイを備えたデジタルメーター。

様々な情報を任意で表示できますが視認性は良好。ボクサーエンジンをモチーフにしています。

社外品パーツで充実度アップを図る

筆者撮影

フロアマットはスバル純正品を購入しましたが、各所に「FJクラフト」さんのマットも装着。

特に「ダッシュボードマット」は車内の質感を上げてくれるのと同時に、フロントガラスへの映り込みを防止してくれる素晴らしいアイテムです。

裏面にテープがあるのでダッシュボードマットに張り付けることができますが、私は置いただけ。1年半ズレることはなかったので置くだけで問題ないでしょう。

(BRZに装着したFJクラフトさんのマットレビューはこちらをご覧ください)

ドリンクホルダーで困る方も多いでしょう。私は「ALCABO」さんのドリンクホルダー「シルバーカップ タイプ」を愛用しました。

(ALCABO ドリンクホルダーのレビューはこちらをご覧ください)

私のブログ記事をきっかけで購入してくれた方もいらっしゃるようなので、少なくともBRZ/GR86乗りの方の参考にはなると思います。

なんちゃってリアシートの存在は大きい 大人3人ならなんとかドライブできる

前席を最大まで前にした状態

筆者撮影

BRZが納車された直後にもブログ記事をまとめましたが、このクルマは2人まで座れるリアシートを備えています。

なので一応4人乗りではあります。しかしご覧の通り足元のスペースは極狭。4人乗車=緊急時という使い方になるでしょう。

意外にも3人でのドライブはある程度可能でした。助手席の協力と姿勢を中央寄りにして座ればそこそこ平気というものでした。

ちなみにリアシートは一体可倒式になっており、左右どちらかだけを倒すことはできません。荷物が多い場合は2人乗りと割り切ることになるでしょう。

ラゲッジスペースは実用上十分なスペースを確保

筆者撮影

仕事道具や洗車道具を入れたままにしてしまったので参考になるかどうか微妙ですが、2人で数日の旅行程度ならラゲッジスペースに困ることはないと思います。

リアシートを倒せばさらに広大なラゲッジスペースに化けます。

【走行性能】横浜・湘南・西湘・箱根をラストドライブ 最終目的地は静岡「サウナしきじ」

お別れの1週間ほど前…私の直近のスケジュールから判断するとこれが最後のロングドライブでした。

涙を流しながら地元を発ち、湘南⇒西湘⇒箱根をドライブ。最終目的地を静岡県は静岡市「サウナしきじ」に設定したのでした。

エンジンスペックと乗り心地

先ずは簡単にエンジンスペックを。

トヨタ「D-4S」とスバル「水平対向エンジン」が組み合わされている「FA24」

筆者撮影

純粋のスバル車は水平対向エンジンを搭載していますが、BRZ(とGR86)も当然水平対向エンジンを搭載しています。

しかし他のスバル車とは違い、こちらはトヨタの直噴技術「D-4S」と組み合わされた2.4L水平対向NAエンジン。

トヨタの直噴技術「D-4S」により直噴とポート噴射を使い分けています。

排気量が初代の2.0Lから400㏄プラスされた格好ですが、どこかの記事で「NAエンジンとしての水平対向エンジンの完成形」と見た記憶があります。

小難しい話はともかく、確かにめちゃくちゃ扱いやすい素晴らしいエンジンだと思います。

参考までに以下にスペックを記載しておきます。

BRZのエンジンスペック

型式:FA24

総排気量(cc):2387

最高出力[kW(PS)/rpm]:173(235)/7000

最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm]:250(25.5)/3700

パワーウェイトレシオ[kg/PS]:5.40(車両重量1270㎏÷最高出力235PS)

トルクウェイトレシオ[kg/Nm]:5.08(車両重量1270㎏÷最大トルク250Nm)

突出した数値ではありませんが、低回転から十分なトルクが出てくれいるので急な坂道発進でもエンストを起こしにくいです。

(ちなみに…MTほぼ初心者の私が1年半でエンストした回数は多めに記しても20回あるかないかでした)

もちろん街中や高速道路の加速も余裕。2速発進も問題ありません。

そして乗り心地ですがやはり硬め。高速道路のちょっとした轍をハイスピードで通過するとガツンときます(笑)

でも跳ね上がるというわけではありません。路面からの衝撃をサスペンションとボディがしっかり受け止めいなし、低いフォルムによる独特な視界と吸いつくような走りは他車種ではちょっと味わえないですね。

斜め後方の視界はアテにできませんが、接近車があればドアミラー〇が点滅で報せてくれるので進路変更(車線変更)の時は重宝します。

湘南は渋滞…絶景スポットの「西湘PA」で休憩

こちらも定番の「西湘PA」で小休憩

筆者撮影

湘南エリアは渋滞していたので西湘バイパスの西湘PAでまずは1枚パシャリ。

以前のブログ記事でご紹介しましたが、西湘PAは2019年10月の台風19号の影響で壊滅状態になり、その後仮営業⇒工事のため完全閉鎖⇒完全復活という流れを汲んでいます。

今では絶景の休憩スポット。トイレも綺麗なので小休憩には超オススメです。

静岡方面に向かうには…「箱根ターンパイク」ルートを選択

筆者撮影

さて。西湘エリアから静岡に向かうにはどうするか。

いくつかルートはあるのですが、ラストロングドライブは有料の「アネスト岩田 ターンパイク箱根」(以下:箱根ターンパイク)ルートを選択。

私は「ETCX」に登録しているので現金のやり取りはなくスムーズに入線できました。

ちなみに箱根ターンパイクは道交法が適用されるので、速度の出し過ぎには要注意です。

「箱根ターンパイク」は道路幅が広くところどころ絶景を楽しめ、かつカーブの最小半径も比較的緩やか。個人的には天候さえ安定していればワインディングロード初心者でも十分余裕を持って楽しめる道だと思っています。

実は大観山展望台に向かう途中、かなりの濃霧に…

筆者撮影

しかし箱根ターンパイクは小田原市早川から大観山までの標高差が1000メートルあります。

なので正直言うと、大観山展望台に向かう場面ではもう少しアクセルレスポンスが欲しいなと思います。

そういった方は「GR86」を選択した方が幸せになれるかもしれませんが、4輪全体で路面を捉えるような安定感は「BRZ」の魅力かなとも思います。

三島市へ出て国道1号で最終目的地へ向かいます。

サウナの聖地と名高い「サウナしきじ」

筆者撮影

「サウナしきじ」では最高のリラックスタイムを満喫。というか「薬草サウナ」がやばい。みんな工夫しながら挑んでいましたが、私を含め全員2分以内にギブアップでした(笑)

新東名&東名(新富士ICー横浜青葉IC)

帰りは新東名高速 新富士ICから東名高速 横浜青葉ICへ向かうことに。

ええ。高速代ケチりました。

しかし富士市までバイパスを走ることになるので、夜中のサウナしきじ〜新富士ICへは数十分あれば行けます。

高速道路では詳細を書けないような運転をしてました。このBRZが次のオーナーへ渡るであろうことを意識しているとは思えません。反省。。

トラックだらけでそれはそれは愉しい時間を過ごせました。

…と書いてしまうと終わってしまうので少し真面目に語りますが、やはり全高が低いかつ水平対向エンジンで重心が低いBRZ。他車にはちょっと真似できないような安定感があります。

悪く言ってしまえば速度感が得られにくい。新東名の直線区間では気が付いたら制限速度120㎞/hを超えているなんてことも正直あります。

一方で東名は長い下り坂&急カーブが連続する区間があります。御殿場IC~大井松田ICは「超事故多発エリア」としても有名です。

BRZは同区間を不安なく走ってくれます。本当に見事なクルマだと思いました。

周囲のクルマとは明らかに走り方や速度域が異なってしまうので、しっかり理性を保つことが大切です。

トラックはプロドライバーなのでそれほど不安視をしていませんが、間を走るファミリーカーの動きはかなり危なかったです。ビックリさせないようにこちらが合わせることもまた重要でしょう。

そんなBRZですが、車線変更をする時の一瞬の間のようなものはやはり気になります。STIパーツなどでカバーできることを今でも期待しています。

愉しいラストロングドライブでした。

【参考】筆者のBRZの燃費について

最後に燃費についてまとめてみましょう。

標準燃費(生涯燃費)は実燃費9.26㎞/L 高速メインで走れば12㎞/L超えは余裕

「スポーツカーは燃費が悪い!」そう思われる方も多いでしょう。

走行性能でも触れましたが、クルマの比較・評価はそれまでどんなクルマに乗ってきたかで大きく異なります。一概に決めつけることはできません。

しかしHEV(ハイブリッド車)ではカタログ燃費20㎞/Lを超えるのが当たり前の時代…客観的に見てもBRZは燃費がいいとはなかなか言えません。

燃費が悪い=維持費はかかるということですが、私は愉しさとトレードオフだと割り切っていました。

出典:みんなのカーライフ

そんな私のBRZですが、直近の平均燃費は8.95㎞/L・標準燃費(生涯燃費)は9.26㎞/Lでした。

クルマの燃費は使い方によって大きく異なります。私は横浜に住んでいるので、ストップ&ゴーの多い日常走行ではそれほど燃費は伸びません。むしろ悪化します。

ところが高速道路を使って遠出をすれば、かなり愉しく走っても平均燃費12㎞/L超えは余裕でした。

排気量が2.4Lになったことでトルクが豊かになり、トルクの谷も穏やかなので不必要に回転数を上げずに走れたのが大きいかな(それでも実燃費は初代BRZの方が上かもですが…)。

もちろん7500回転のレッドゾーン手前まで伸びのある加速も健在なので、愉しさと燃費がある程度両立できるスポーツカーだと実感できました。

燃料はハイオクなのでガソリン代はより高く感じるかもですが、補って余りある魅力がBRZには詰まっています。

ただしエンジンオイルはスバル純正「レ・プレイアード・ゼロ」にグレードアップさせています。低回転から高回転までの幅広い領域でレスポンスアップが実感できるいいオイルだと思います。

(スバル純正「レ・プレイアード・ゼロ」についてはこちらのブログ記事をご覧ください)

さらに定期的にガソリン添加剤を投入。シュアラスター製品「LOOP パワーショット」で洗浄。同じ条件とは言えないのですが実燃費を比較してみると、0.5㎞/L程度の向上効果はありました。

【まとめ】数年後にまた買いたい! 筆者にとっては最高の相棒だった…

結び

1年半の間に運転スキルを楽しく磨きました。ヒール&トゥは足首を怪我しているのであまり練習できませんでしたが、ブリッピングやらダブルクラッチやらは練習してそれなりにコツを押さえました。

数年後にまたBRZを購入できるよう引き続き頑張ります。

MTガチャガチャ最高!スポーツカーは永遠に不滅!!(であることを願っています)

 

…数年後にBRZを購入したいので、ぜひ皆様ご協力の程よろしくお願い申し上げます(笑)

参考出典リンク集

スバル BRZ:https://www.subaru.jp/brz/brz/

アネスト岩田 ターンパイク箱根:https://www.htpl.co.jp/

サウナしきじ:https://www.saunashikiji.jp/

参考ブログ

【ドライビングシューズ】MT車に乗る喜びをさらに追及 ミズノ『ベアクラッチ』を愛用してみて【製品レビュー】

 

  • この記事を書いた人

溝口将太(みぞしょー)@旅するモビリティサウナー

道路を70万キロ以上走り続けている男がサウナの素晴らしさに目覚め、モビリティとサウナを愛するためにブログ運営を始めた『モビリティサウナー』。 当ブログでは愛車・鉄道乗車記・サ活記事などをマイペースで更新しています(実際にかかった費用も極力掲載)。ご依頼を受けたり興味を持ったクルマのレビューや出来事も執筆・掲載しています。 みなさんのクルマ選び・移動手段・休日の過ごし方の参考になれば幸いです。 副業はGROMで工夫しながらフードデリバリーを真剣に稼働中。マイペースで楽しく稼いでいます。 愛車はスバル「レヴォーグ レイバック」。それまでの相棒「BRZ」と一時お別れ。BRZの特別仕様車が出ることを願い購入を企んでいます(笑) 運転免許証が無くなると生活が破綻するので絶対死守! よろしければ各SNSへのフォローもお願いします。

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