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BRZは今だからこそ強くお勧めしたいクルマ 大人3人でドライブもできる!

2023年2月19日

いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

私事ではありますが、新たな相棒としてBRZを迎えました。

38歳にして初MT車の所有…テクニックは今後学び実践していきますが、逆にMT初心者にとっても非常に馴染みやすいクルマだとも気が付きました。

そんなスバル・BRZを今回はエクステリアとインテリアを中心にご紹介したいと思います。

最初に結論をお伝えしてしまうと、乗れる方は今のうちに乗ってほしい…そんなクルマがスバル・BRZ&トヨタ・GR86です。

大黒PAで筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

更新履歴

2023年2月19日:当ブログ記事公開

2024年3月9日:写真ギャラリー刷新

新しく迎えた相棒・スバル『BRZ』

BRZ(と86)はスバルとトヨタがタッグを組み共同開発をされた「ライトウエイトFRスポーツカー」で2012年に初代モデルが販売スタート。

その後熟成を重ねつつも2020年7月に受注を終了、2代目が同年11月にワールドプレミア、2021年にジャパンプレミアを迎えフルモデルチェンジを果たしました。

この時、86は『GR86』としてGRシリーズへ加わりました。

私が購入したBRZ(ZD8型)は2023年1月登録の「B型」と呼ばれるモデル。グレードは「S」。納車日は1月下旬で注文からおよそ4ヶ月間を要しました。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

まず友人やクルマ仲間に聞かれたのは「なぜ(GR)86にしなかったのか?」でした。これはかなり聞かれましたね(笑)

「インプレッサに乗っていた頃が忘れられなかった」というのが一番の理由ですが、もう一つは両車の性格の違い。

BRZは扱いやすさ重視の安定志向セッティングと聞いています。実は納車待ちの間にカレコでGR86(6AT・グレードはSZ)を借りて遊ばせてもらいましたが、個人的にはBRZでよかったなと思っています。

カレコでは導入当初予約がいっぱいだった「GR86」 最近は導入台数も増えてシェアが比較的容易に

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

この点についてはまた別の機会にまとめたいと思いますが、実際に比較してみるとゼロ発進からのエンジンレスポンスは間違いなくGR86の方が鋭いです。

もちろんMTとATというトランスミッションの違いや重量も約20㎏異なるので純粋な比較ではないかもですが、首都高で(ちょっとここでは書けない速度)進路変更をすると、やはりGR86の方がレスポンスよく切り込む感じでした。特にリアがよりよく動く印象ですね。

サーキットや峠道で熟練のドライバーを唸らせるのはGR86、私みたいなMTド素人が学びやすいのがBRZ…というところでしょうか。この違いは誰にでも感じ取れると思います。

お急ぎの方は次のページへ

エクステリアの紹介(一部STIパーツを装着済み)

それでは簡単に私のBRZをご紹介しましょう。クルマ選びの参考にしてもらえれば幸いです。

画像の多くは本牧ふ頭で撮影。バイクに乗り始めてからを含めると20年間以上定期的に訪れていますが、ドライブデートスポットにもおすすめです。

BRZのサイズ

私が所有するBRZ(グレード:S)の基本的なサイズは以下の通りです。

車両寸法・重量

全長×全幅×全高(mm):4265×1775×1310

ホイールベース(mm):2575

トレッド[前/後](mm):1520/1550

最低地上高(mm):130

車両重量(kg):1270

フロントエクステリア

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

ボディ色は有料色の「イグニッションレッド」を選択(価格は55,000円)。なんだか笑っているようなフロントフェイスですが、バンパー下部に「STI フロントアンダースポイラー」「STI スカートリップ(チェリーレッド)」を装着。

本来ならば「WRブルー・パール」を選択するところですが、赤いスポーツカーに憧れていたので赤色にしました。

狙った通りSTIパーツとの相性はバッチリ。スカートリップもあえてチェリーレッドにしました。しかし情けないことに納車翌日には早くもスポイラー共々擦ることに…。

あの盛大に跳ねる駐車場…駒〇イ〇ンには二度と行かねー。

フロントバンパーダクトは前面に当たる空気をフロントタイヤの側面に流す

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

エアロダイナミクスに基づいている「フロントバンパーダクト」はしっかり穴が空いています。

ダクト側面にはサメ肌を参考にしたとされる「空力テクスチャー」を採用することで空気抵抗の低減を図っています。

この空力テクスチャーの角度は20度だそうで、GR86の5度とは差別化されています。これはBRZは前傾させることでダウンフォース効果を狙い、GR86は水平に近づけることでさらに空気抵抗の低減を狙っているのでしょう。

ディーラーオプション「LEDアクセサリーライナー」を選択してしまうと、空力テクスチャーではないピアノブラックフィニッシャーになってしまうので要注意です。機能的かつ高級感はありそうですが…。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

ホークアイヘッド(ヘッドライトユニット)の「BRZ」の文字がカッコイイですが、スモールランプの点灯パターンは完全な”コの字”ではありません。ここはちょっと残念かな。

また、スモールランプ=ポジションランプですが、デイライトではありません。スモールランプをデイライトにカスタムする方もいるようです。

サイドエクステリア

ホイールハウスの空気を側面に排出。ちゃんと「穴」が空いている

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

2ドアスポーツらしい伸びやかなフォルムがお気に入り。「STI フロントフェンダーガーニッシュ」でフロントサイドを際立たせています。

フロントフェンダーには「フロントエアアウトレット」…つまりここにも穴が空いているのでホイールハウスから空気を側面に排出し空気の流れをコントロール。直進安定性や旋回性能の向上に寄与しています。

リアエクステリア

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

“吊るし”の状態でも2本出しマフラーが嬉しいですね。残念なのがリアフォグランプがオプションであること。つまりリアフォグのように見えるパーツはただの見せかけ。

恥ずかしながら私は後から気が付いたので、ウーバーでお小遣い稼ぎでもして取り付けてもらおうと思っています(笑)

純正リアフォグランプ装着が前提のチューンメーカーによるアフターパーツも存在します。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

もちろん「STI サイドアンダースポイラー」「STI リアサイドアンダースポイラー」も装着。個人的にはリアサイドの膨らみが力強さを表現しているようで好きです。

トランク後端をダックテール形状にすることでリアの空力性能の追及にも抜かりありません。洗車場にある高圧洗浄機を使うとダックテールがしっかり機能していることがわかるので面白いですよ。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

テールランプは特に点灯時は飛行機の翼のようにもコの字のようにも見えます。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

リアフェンダーには「リアアーチフィン」が採用され、前方から後方に流れる空気をコントロールすることで車両挙動の安定化を図ります。

フューエルリッドはプッシュ式です。

インテリアの紹介

続いてインテリアを見てみます。

BRZの室内サイズ・ラゲッジスペース容量

室内寸法

室内長×室内幅×室内高(mm):1625×1480×1060

荷室容量(L):237(VDA法)

全幅1775㎜に対して室内幅は1480㎜。車幅に対して室内幅は相当狭く感じると思いますが、スポーツカーらしいコックピット感満載です。

ラゲッジスペースの荷室容量も優秀で、一体可倒式のリアシートを倒せばタイヤ4本や工具類なども積載可能です。

フロントインテリア インパネ・センターコンソール

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

フロントインテリアはドライバー第一優先で設計されている印象で、ダッシュボードの水平基調化はお見事です。

ダッシュボードはソフトパッドでさらにSグレードのメーターバイザーは「ブランノーブ」というスエード調の高級人工皮革を採用。ちょっと薄い気もしますが感触は上々です。

エアコンの吹き出し口などはハードプラで残念ながら質感は高くありません。ガタピシ音が発生するものなら真っ先に疑うでしょう(笑)

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

メーターは見やすいデジタル表記。変にうるさくないので視認性は高くわかりやすいのが好印象。

ステアリングホイールは適度に小径な円形タイプ。高感触本革巻きなので手によくなじみます。本当は乗降性も向上されるD字型だとよかったのですが…。

左右で温度調節が可能なフルオートエアコンは操作パメルの質感が大きく向上しています。ダイヤル式で操作性も高く赤色のデジタル表示もいいですね。

ナビは「アルパインナビ」を選択。7インチなので最新ナビと比較するとしょぼいですが、おまけ程度と割り切っています。

時間と資金に余裕がある方は社外品の検討をお勧めします。私はナビ・ドラレコ・リアカメラなどは純正品で揃えました。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

助手席のグローブボックス内にはETCユニット・ドラレコユニットが格納。左奥には12Vシガーソケットが装備されていますがボックス内なので利便性はイマイチ。

ナビに接続するUSBケーブルはボックスに挟めるタイプ。純正品の数少ないメリットの1つと言えるでしょう。別途HDMIコネクタを装着すれば映像も観れるようになるので注文予定です。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

センターコンソールはリッド付きで数少ない収納スペースとして最大限活用したいもの。

USB(タイプA)電源が設置されていますが充電性能が10W程度なので最新のスマホに対してはちょっと頼りないですね。

十分な急速充電を求めるのならば、グローブボックス内のシガーソケットを活用することになるでしょう。

私はコレを車内に常備させてあります。ノートPCに対しては給電程度だと思ってください。

フロントシートと乗降性 デート中は多少の気遣いが必要か

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

Sグレードのシートはウルトラスエードと本革の組み合わせ。レッドステッチとアクセントが走る意欲を高めてくれます。

座り心地は固すぎず柔らか過ぎず。今のところ蒸れる感じもありません。サイドサポートのホールド性も良好で高速・一般道などを常識的に走らせる範囲では困らないでしょう。シートヒーターも備わっています。

…ただ、あくまで個人的な感想ですが女の子にはタイトだと思います。クルマも良くできた足回りでその反面乗り心地の硬さは感じてしまうかも。デートで走らせるのならばこまめに休憩を取ってあげるといいでしょう。

手動式ですが運転席のシートはリクライニング機能のほかにリフター機能(助手席はリクライニングのみ)も。さらにショルダーレバーでリクライニングを操作(助手席側はスライド機能も)することで後席へのアクセスも向上。荷物を置くだけでも便利な機能です。

で囲まれているところがソフト素材

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

最低地上高130㎜のBRZ。乗り降りに苦労しないと言えば嘘になりますが、上記画像ので囲まれている部分が若干ソフト素材で造り分けされています。ここに掌を置きながら多少は楽に降りることができます。

ドアトリム

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

ドアヒンジはプレス成型です。鋳造の方がドア剛性もより確保できたのでは…とも思いますがそもそも十分な剛性を得られており重量アップの懸念もあるのかもしれません。一番はコストでしょうが…。

ドアトリムは上部のショルダーパッドがブランノーブ(Sグレード)で触り心地は上々。中央部は合成皮革(Sグレード)とハードプラで構成。下部はハードプラで乗降性に考慮された形状になっています。

アームレストは合成皮革で厚さが少し不足している印象で、グリップはキーなどの小物置きとしても活用できます。

スイッチ類にはメッキ加飾が施されています(GR86はグロスブラック加飾で差別化)。

リアインテリア 地味にスピーカーが2つ設置されている

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

リアシートも意外としっかりとした造り。緊急用として割り切れば後席に2名乗車することは可能です。スピーカーも左右に備わっています。

シートバックは左右一体型。ラゲッジスペースを拡大する時は必然的に2シーターになってしまいます。

ラゲッジスペース

ラゲッジスペースを見てます。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

開口部はそれほど広くないですが2名で長距離旅行をする程度なら十分な容量(237L)を確保しています。これはトランクダンパーを外側に取りけるなどの工夫がなされているからです。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

左右ギリギリまでスペースを煮詰めているので長尺物も収納可能です。

スバルはワゴン・SUV造りに長けているメーカーです。そのノウハウはスポーツカーにも反映され(逆も然り)、ラゲッジスペースの効率化にも表れているようです。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

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溝口将太(みぞしょー)

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