ここからは私の話になり恐縮ですが、自分なりに『ソルテラ』「トレイルシーカー」のことを調べだしているわけですが、「レイバック」乗りの私がソルテラかトレイルシーカーを購入するかというと…まだしばらくは様子見といったところですね。
レイバック・ソルテラ・トレイルシーカー
筆者撮影
本当は“人柱”になってみるのもアリかなぁと思っているのですが、レイバックが最適なファミリカーすぎて乗り換えるに値する決定打を見出せていません。
私の家には1台しか停められないし、約10キロ先の実家に置くわけにもいかないし…すごく悩みましたがもうしばらくレイバックを愛していくことになると思っています。
『ソルテラ(D型)』はモーター・バッテリースペックの大幅向上 さらに内装の質感向上とプライスダウンで商品力をアップ
昨年(2025年)11月に東京・恵比寿の「SUBARU STAR SQUARE」で展示されていたマイナーチェンジ後(D型)のソルテラを見ているのでご紹介します。
スバル:ソルテラ(D型|展示車両)
グレード:ET-HS(AWDのみ):税込6,050,000円
ボディカラー:ハーバーミストグレーパール(有料色:税込55,000円)
装着メーカーオプション(抱き合わせ:税込275,000円)
・20インチアルミホイール
・パノラマムーンルーフ
・ルーフレール
C型までと比較すると車両価格もプライスダウン。
値下げ額は約110万円。さらに国や自治体からの補助金(要確認)も活用でいるので、商品力を大幅に向上させたのは間違いありません。
【エクステリア】フロントフェイスをリニューアル
筆者撮影
| ソルテラのボディサイズ | |
| 全長(mm) | 4690 |
| 全幅(mm) | 1860 |
| 全高(mm) | 1650 |
| ホイールベース(mm) | 2850 |
| 車両重量(kg) | 2000 |
全体的なサイズ感は「フォレスター」が近いと言えますが、ホイールベースはソルテラが180mmほど上回ります。
BEVらしく車両重量は2000kgと重めですね。
| フロントオーバーハング | |
| ソルテラ(mm) | 915 |
| レイバック(mm) | 1015 |
スバル純正のエンジン車は水平対向エンジンを搭載していますが、縦置きであることと衝突安全の観点からフロントオーバーハングが長めです。
しかしソルテラはICE車でいうトランスミッション(CVTなど)がなく、eAxle(イーアクスル:駆動モーター/インバーター/トランスアクスルの一体化)によってより小型化されているのでオーバーハングが短くなっています。BEVのメリットの1つですね。
筆者撮影
デイタイムライトが6連になっているのが個人的には気に入っています。
ボディ下のアンダーパネルはほぼフラットに。空力を意識しているのでしょう。
筆者撮影
ソルテラの充電ポートは車両前方に設置されています。普通充電ポートは運転席側。急速充電ポートは助手席側で、急速充電規格はCHAdeMO(チャデモ)です。
筆者撮影
| 装着タイヤサイズ | 235/50R20 104V |
| 装着タイヤ銘柄 | ブリヂストン「ALENZA 001」 |
展示車はメーカーオプションの20インチアルミホイールを装着。
最近では国産車でも20インチが増えてきましたが、やはり迫力がありますね。
タイヤはブリヂストン「ALENZA 001」。プレミアムSUVモデルに特化したオンロードスポーツタイヤですね。
【インテリア】マイナーチェンジを経て質感を大幅にアップ
筆者撮影
ダッシュボードなど内装の質感が大幅に向上しています。
シートは本革(ナッパレザー)でフロントシートには吸い込みタイプのシートベンチレーションを採用(羨ましい…)。夏場の蒸れ対策はバッチリですね。
もちろんシートヒーターやステアリングヒーターも標準装備。カラーコディネートはブラック&ブルーを基調としています。
インフォテインメントシステムは14インチの横長ディスプレイにハーマンカードンサウンドシステムを標準装備。
ナビ機能やETC2.0も標準装備されています。
センターコンソールで“置くだけ充電”が可能ですが、「Qi(チー)認証」とあるので最大7.5W充電ですね。せめてQi2(15W充電)が欲しかったところ。
ステアリングの形が楕円形の「オーバルステアリング」を継続採用。アクセルペダルはオルガン式です。
筆者撮影
リアシートはリクライニング可能な6:4分割可倒式。正直に言うと4:2:4なら真剣に買い替えを考えました。
何度も何度も言いますが…スバルさん・トヨタさん。リアシートは全車4:2:4にしましょうよ。
少し話がズレますが、4:2:4を経験すると6:4に戻るのは難しいんですよ(笑)
長尺物を積んだ時も真ん中がラゲッジスペースとアクセスできるので、両サイドのシートに大人がちゃんと快適に座れるんですよね。
この利便性はワゴン好きとしては譲れないっす。。
まぁそれはともかく、、ソルテラはBEVのメリットが活かされており、ホイールベース2850㎜から得られるゆとりはSUVながらワゴン並みです。
エアコンのレジスターも設置されています。
驚いたのが「パノラマムーンルーフ」。C型まではルーフ中央付近にブレースがあったのですが、D型はブレースレスになっています。
本当にプラットフォームやボディを見直して作られたのだと実感した瞬間でした。
筆者撮影
ラゲッジスペースは荷室容量441L(ET-HS)を確保。リアシートを倒せばほぼフラットな広大なラゲッジスペースが実現します。
ただ…これトヨタ製だなと感じてしまうのが、ラゲッジスペース内にはリアシートを倒すレバーがありません。ここはスバルのSUVとしては残念ですね。
シートのショルダーレバーで倒します。
(スバル生産の「トレイルシーカー」には、ラゲッジスペースに可倒レバーが設置されています)
AC100V/1500Wのコンセントが用意されています。PCなどの給電に重宝しそうです。
ラゲッジアンダーにはサブトランクもあります。
【モータールーム】フロントボンネット内にユニットを集約 「フランク」はない
筆者撮影
従来で言うエンジンルームですが、BEVなのでエンジンはありません。
「モータールーム」と呼称するようですが、ソルテラのボンネットフードを開けてみるとeアクスルや補機バッテリーなどが詰め込まれています。
海外勢で定番の「フランク」はないということですね。
これは私の勝手な推測ですが、従来のICE車から乗り換えてもラゲッジルームの扱い方や運転の操作性に違和感を与えないようフロント側にユニットを集約させているのでしょう。
「フロントヘビー」ってやつですね。
フードの開閉が「つっかえ棒」なのは少し残念です。
【スペック】マイナーチェンジを経て大幅に向上 長距離旅行にも耐えうるBEVへ
| ソルテラ(ET-HS)のモータースペック | ||
| フロントモーター | 型式・種類 | 2XM・交流同期電動機 |
| 定格出力[kW] | 64 | |
| 最高出力[kW(PS)] | 167(227) | |
| 最大トルク[N・m(kgf・m)] | 268(27.3) | |
| リアモーター | 型式・種類 | 3XM・交流同期電動機 |
| 定格出力[kW] | 71.9 | |
| 最高出力[kW(PS)] | 88(120) | |
| 最大トルク[Nm(kgf・m)] | 169(17.3) | |
| システム最高出力[kW(PS)] | 252(約342) |
| システム最大トルク[Nm] | 437 |
| 駆動用バッテリー | |
| 種類 | リチウムイオン電池 |
| 総電圧[V] | 391 |
| 容量[kWh] | 74.7 |
| 航続距離[km] | 622(20インチアルミホール装着車) |
電池・充電性能では、リチウムイオンバッテリー容量の拡大や制御の改良でET-HSの航続距離はカタログ値687km(18インチアルミホール装着車)へと拡大。
これは東京駅~大阪駅の新東名ルート約500kmを大きく上回ることになり、“実際に達成できるのなら”長距離旅行にも十分対応できるBEVに進化したと言えるでしょう。
また、プレコンディショニング機能(急速充電に備えてバッテリー本体の温度を調節する機能)の搭載で、低温時におけて充電量10%から80%までの急速充電時間を約28分に短縮しています。
モータースペックも大きく向上。システム最高出力252kW(約342PS)・最大トルク437NmとWRXもビックリなスペックを獲得しています。
【セルフ見積り結果】ここから国や自治体の補助金を活用できる
ここまで述べた通り、C型までのソルテラと比較するとスペック・航続距離・内装の質感までを大幅に向上さつつプライスダウンまで実施させてきたわけですが、実際いくらくらいなの?ということでセルフ見積りを取ってみました。
出典:スバル
グレード:ET-HS:税込6,050,000円
ボディカラー:エモーショナルレッド2/アティチュードブラックマイカ(有料色:税込110,000円)
装着メーカーオプション(抱き合わせ:税込275,000円)
・20インチアルミホイール
・パノラマムーンルーフ
・ルーフレール
装着ディーラーオプション
・ドライブレコーダー(前方のみ:税込43,890円)
・フロアカーペット(税込46,750円)
合計
6,610,600円(税込)
ソルテラは選択できるボディカラーが豊富で、2トーンカラーも設定するなど意欲的ですね。トレイルシーカーは2トーンカラーの設定はありません。
ドライブレコーダーが前方のみなので、気になる方は前後録画タイプの社外品をお勧めします。
ナビ・ETC・スマートリアビューミラー・ナノイーX・フロントシートベンチレーション・ハーマンカードンサウンドシステムがデフォルトで装着されています。
運転支援システムは「SUBARU Safety Sense」を標準装備。アイサイト(アイサイトX)ではなくトヨタ製の運転支援システムです。
私ならとりあえずこうするという見積りを作製してみましたが、合計6,610,600円(税込)という価格になっています。
ここから国の補助金(2026年4月以降では129万円)と各自治体の補助金を活用することができます。
なお、補助金については都度最新の情報をご確認ください。
筆者撮影
フェンダーのホールアーチモールをボディ同色(11万円高)の設定もありますが、選べるボディカラーはかなり狭まります。
20インチアルミと抱き合わせの「ソーラールーフ(税込506,000円)」があるのですが、これは1年間で1800km走行分に当たる電力を得られるそうですが、ぶっちゃけコスパ悪いですよね(笑)
このソーラールーフで得られる電力は直接駆動用バッテリーに充電されるのではなく、ヘッドライトなど電装系へ使われるそうです。
補機バッテリー充電かな?
まとめ
結び
いかがでしたでしょうか。
『ソルテラ』単体として見ると、これまでよりも大幅に商品力をアップさせた“本気度”が伝わってきますが、他のBEVと比較するとどうでしょうか。
受け止め方は各々あると思います。
ソルテラは2グレード構成(駆動方式を含めれると3グレード構成)ですが、購入するなら充実装備が標準のトップグレード「ET-HS」だと思います。
ET-HSはAWDしかありません。
近い将来間違いなくBEVが主流になる時代は訪れると思いますが、一方で現在第一線で活躍しているICE車を“旧車”として愛でる時代もやってくるのでしょう。
私の理想はファミリーカーとスポーツカー(BRZみたいな)の2台持ち笑
ファミリーカーの方はBEVでもいいかなぁと思い始めています。
今回は久しぶりにBEVに焦点を絞ってお話ししてみましたが、何かの役に立てていれば幸いです。
参考出典リンク集
CEV補助金対象車一覧表(2026年4月1日~):https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf
スバル ソルテラ:https://www.subaru.jp/solterra/
スバル トレイルシーカー:https://www.subaru.jp/trailseeker/
株式会社e-Mobility Power(該当記事):https://www.e-mobipower.co.jp/news/6207/
TEPCO(自宅充電コンセント):https://evdays.tepco.co.jp/entry/2021/11/24/000024
