いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
2020年9月26日(土)に知人の仕事のお手伝いも兼ね、オッサン3人(他の2名は私より年上)で東京~京都を18時間程度で往復してくるという超弾丸スケジュールでドライブをしてきました。
特に観光名所を巡ったわけでもありませんが、出会った食事はみなさんにお伝えできるものだろうと判断できる素晴らしいドライブでしたのでご紹介したいと思います。
秋の行楽シーズンの参考にしてもらえれば幸いです。
なお、普段は『今回の相棒』ということで乗車車両の紹介も行いたいところですが、『20万キロ以上走行している外装ボロボロの20系プリウス』『原型をほぼ留めていない超ハードセッティングの足回り』『ドライバーズシートはレカロ』『その他弄りまくり』という一般の方にはまったく参考にならない車両なので控えさせていただきます(笑)
ただ、持ち主がリアルになんでもできるなんでも屋さんなので、昔のプリウスでもエンジンや足回りをしっかりメンテ・チューニングを施せばここまで走るのかと驚いたものでした。
上下集約型のSAで絶品『肉うどん』を堪能!
東京を出発後、東名高速・大井松田IC~足柄SAの間で事故渋滞は発生しましたが、それ以外はほぼ順調に新東名・伊勢湾岸道・新名神へ。
朝ごはんは東京寄りで済ませましたがそれ以降は何も食べておらず、ガソリンの給油も兼ねて新名神高速 土山SAへ立ち寄ることに。私も立ち寄るのが初めてのSAでした。
ここまでは私の運転でした。
上下集約型で一般道からの利用も可能な土山SA
土山SAは上下集約型という上り線と下り線が同じ施設を共有する形態で運営されています。
名古屋方面へ向かう人と京都方面へ向かう人が一堂に会するわけですね。
画像出典:土山ハイウェイサービス株式会社
近江鉄道グループが運営している土山SAは一般道からも利用できるようです。
詳細はこちらからどうぞ。
安くておいしい『肉うどん』
上下集約型SAらしくフードコートやレストラン、専門店が構えるなど食事の選択肢はかなり幅広く展開されています。
画像出典:土山ハイウェイサービス株式会社
施設内での食事はフードコートかレストランということになりますが、『近江スエヒロダイニング The Beef』も気になりますねー。
画像出典:土山ハイウェイサービス株式会社
専門店はお持ち帰りスタイル。車内で食べられるので時間がない方にも嬉しいですね。
今回はフードコートで『肉うどん』を食べたのですが…これがとても美味しかった!
恥ずかしながら夢中で食べてしまい写真を撮り忘れてしまいました(笑)
関西の方はうどん文化という話を聞いていた上で気になったのでチョイス。程よい肉の味付けにさっぱりとしていますがしっかりとした味があるダシとの相性は抜群!うどんはコシもあり食べ応えは十分でした。お値段は570円です。
このあと調子に乗った私は続いて専門店で『えびマヨ棒』を食してしまいました。。
『まる天』さんにはたこ棒・じゃがバター天など小腹やドライブにはもってこいなメニューが揃っています。
運転を仲間に代わってもらい京都を目指します。
京都南ICで降りる頃は「本当に久しぶりにクルマで京都に来たな…」と浸っていたのですが、滞在時間はそれほど長くもなく、あくまで仕事の手伝いなのですぐに頭を切り替えました。
…仕事も終わりプリウスオーナーから「帰りは15年通い続けているホルモン焼きを紹介するよ」ということで夜ご飯はホルモン焼きを食べに行くことに。
とりあえず名神高速で名古屋方面へ向かいます。
見事な景色をSAで堪能!
トイレ休憩ということで京都南ICから比較的短時間で最初の休憩スポット、名神高速 大津SAへ。
それほど京都から離れていないので京都から東京方面へ戻る方はあまり立ち寄る機会も少ないSAではないでしょうか?
しかしここは見事な景色が楽しめるSAでした。
画像はインターネットより拝借
私が訪れたのはもう日が暮れていましたが、日中は大津の街並みと日本最大の湖として有名な『琵琶湖』を望むことができます。これでも琵琶湖の端っこなのでそのスケールには驚かされます。
2階のスナックコーナーでは琵琶湖の眺望を眼下に望みながら、近江牛や近江米、ゆば八のゆばなど、地元の食材を使ったこだわりメニューが楽しめるそうです。
『恋人の聖地』にも認定されていてハート形のモニュメントがあります。かわいいですね。
私が直接、大津の街並みと琵琶湖を望んだ時はこのような感じでした。
スッキリしてホルモン焼きへ向かうのですが、その道中はいろんな意味でとんでもないルートでした。
信楽の街では『たぬき』を堪能?
目的地へのルート検索をするとGoogle先生は「甲南ICを降りてうんたらかんたら…」と発するのですが、知人は「信楽ICから行こう」と言うので新名神高速・信楽ICで降りて向かうことに。
信楽は「しがらき」と読みます。
『たぬき』だらけの通り
まだ19時過ぎですが道中は真っ暗。「東京が明るすぎるんだよ」という言葉が印象的でしたが順調に目的地方向へ。
そして「たぬきだらけの道がある」ということで目的地のホルモン焼きまでの通り道でもある信楽を経由することにしました。
信楽ICを降りたあとのルートはご覧の通り。ほぼ平坦な道のりで緩いカーブこそあるものの決して難しい道のりではありません。
ああ…『たぬき』がいました。実際の通過時間は夜だったので写真には収めていませんが、本当に信楽の街の通りに『たぬきの陶器』が並んでいました。
ここにもたくさん…いたるところにたぬきの陶器が。。実はこれ、日本六古窯(にほんろっこよう)と呼ばれる『信楽焼』の一種で、たぬきは縁起物としてとても大切にされているそうです。
たぬき陶器を作ることもできるそうなので一つ紹介しておきましょう。
(株)信楽陶苑 たぬき村
住所:滋賀県甲賀市信楽町牧1293-2
電話番号:0748-83-0126
営業時間:9:00~17:00
URL:http://www.tanukimura.com/top.html
E-Mail:mail@tanukimura.com
料金などの詳細はこちらをご覧ください。家族やカップルでも楽しめる体験スポットだと思います。
まぁ不器用な僕は買ってお持ち帰りでしょうね。
ガチガチな足回りはよく曲がる!でもよく跳ねる!!
たぬき街道を抜けた私たちを待つのが真っ暗な山道でした。今度は明るい時間にスポーツカーで走りたいですね!
ルートはご覧の通り。 ちょっとわかりづらいかもしれませんが『たぬき街道』と合わせると信楽ICから名阪上野ドライブインまでのルートとすることができます。
基本的には片側1車線ですが、途中急に狭くなる箇所もありますのでスポーツ走行はほどほどに。
こんなカーブも足回りがガチガチなプリウスは余裕で曲がりました(めっちゃ跳ねるけど)。
「これ、プリウスじゃねーなぁ」
開けた場所へ出てくれば目的地は目と鼻の先!
名阪国道で絶品『ホルモン』を堪能!
目的地は名阪国道・大内ICに面している道の駅です。
昭和感満載な名阪上野ドライブインに目当てのお店はありました。
昭和感満載なレトロな雰囲気
お店名前は『おすみ』さん。これまたレトロな雰囲気ですが即ファンになることに。
店内の雰囲気もレトロ感溢れて最高。「誰でもおいで!」って言ってくれているような安心感がここにはありました。
絶品ホルモン定食&どて焼き!
左の料理が『ホルモン焼き』右の料理が『どて焼き』
えっと…これは実際に食べてみてください!(笑)
…まずは『ホルモン焼き』ですが、(たぶん)秘伝のタレが絡むキャベツが食欲をそそりホルモンの優しい歯ごたえが口の中に広がります。
いやーこれは長距離ドライバーはリピーターになりますわ。
『どて焼き』は牛のスジ肉を味噌やみりんでじっくり煮込だ料理。口に放り込んだ瞬間にとろけ濃厚な味わいが楽しめます。濃厚なのにしつこくなく間違いなくビールに合いますww
ビール飲めないけど。
ここで「東京までは俺がずっと運転しよう」と決心し、仲間二人に「ビール飲めば?(笑)」と勧めていました。知人は幸せそうな笑顔でしたね。きっと私も幸せそうな笑顔だったことでしょう。
定食だとこのようになります。『あさりのお吸い物』はさっぱりしていて間違いなく影の功労者です。ご飯大盛は無料でございます。沢庵も美味しい!
そして〆はタレをご飯にかけて…あ、また食べたくなってきた。。
気になるお値段は定食で980円!メニュー表も記載しておきますのでドライブ予算の参考にどうぞ。
会計直後のお客さんからの「ありがとー!」がなんとも聞き心地のいいものでした。また来たいです。
名阪上野ドライブイン おすみ
住所:〒518-0034 三重県伊賀市大内2017
電話番号:0595-23-1119
営業時間:8:00~21:00
名阪国道・大内IC下車すぐ
大阪方面からは大内IC下車でそのまま左手に名阪上野ドライブインがあります。
名古屋方面からは大内IC下車すぐに名阪国道をくぐりながらUターンができます。Uターン後すぐに入構可能です。
名阪上野ドライブイン利用後は名阪国道を再利用できます。
ちなみに『上野』とありますが、実は三重県の上野と東京都の上野には歴史的なつながりがあります。興味がある方は調べてみてください。さらに他の地名とのつながりも見えてくるはずです。
最後にやっちまったルートミス
運転は再び私に交代。
昔から道路名は知っていた『名阪国道』。関東の人間には聞き慣れない道路名ですがいつかは走ってみたいと思っていました。
余談ですが鉄道も関東では『〇〇線』と言いますが関西では『〇〇電車』という言い方をしますね。
制限速度が70km/h区間(亀山に近づくと60㎞/h)の2車線道路です。
バイパス機能を有しているのでトラックも多く路面は決して整っているわけではありませんでした。ガチガチ足回りのプリウスはよく跳ねます(笑)
しかし名阪国道のカーブをほぼ減速無しで曲がり切る様はストレスなく走ってくれました。そのまま東名阪自動車道へ入ります。
ここも初めて通りますが、気を使って起きていてくれた仲間と話しながら軽快に飛ばします。寝かせましたがww
そしてこのまま四日市JCTから伊勢湾岸道経由で新東名に向かう…のですが、まさかのうっかりミス!そのまま東名阪自動車道を進んでしまいました。。
「名古屋高速ルートだと余計にお金がかかるなぁ」と思い次の桑名ICで折り返すことに。
このようにルートを間違えてしまった場合、係員の方に声をかければ『なかったこと』にしてくれます。
具体的には他の交通の妨げにならないように一般レーンに止まり、事情を説明すれば対処してくれます。
料金所の手前でUターンが可能であれば安全を確認した上でUターンをしても構いません。『セルフなかったこと』ができます。
Uターン後は間違わないように本来のルートへ修正します。その後は無事に東京へ戻りました。
走行距離約1,000キロ、所要時間約18時間の日帰り超超ロングドライブでした。
結び
食事は人を笑顔にする…そんなことを改めて学んだドライブでした。いやぁ18時間ぶっ通し…昔はへっちゃらだったのに今では1日かけて疲れが抜けていくような感じになってしまいました。。。
ぜひ無理のない範囲で家族や仲間と食や文化に触れに出かけてみてほしいと思います。
私個人としても訪れた地域の食事や文化に深く触れてみたいという感情が芽生えてきました。
でも…
年には勝てないなぁ。。