天然温泉と極上のサ活環境で猛烈にととのう ただし常連客の集いは強烈(笑)
のぼり雲は地域の方々に愛されているのがよくわかる施設です。とにかく常連客のコミュニケーションが強烈(笑)。年配の方々の「〇〇さん、もう何日も経たない間に逝ってしまうかもなぁ」と話しながらサウナで会話しているのがちょっとシュール。
個人的にはもう少し静かにサ活を楽しみたいところですが、地域の憩いの場は絶対必要なのであまり否定的にならずに素直に自分のサ活に集中します。
内風呂 循環式ながらほぼ源泉かけ流しの天然温泉
のぼり雲の温泉は地下800mから湧き出る天然温泉。泉質はナトリウムー塩化物泉の弱アルカリ性でほんのりと湯の香りが楽しめます。滑らかで保湿効果があり湯上り後も身体がポカポカ暖かいのが特徴ですね。
源泉の温度が31度なので循環により42~43度に昇温していますが、源泉の補給率は源泉かけながしとほぼ相違ないそうです。なのでほぼ源泉かけ流しの温泉を楽しめると言えるでしょう。
浴室に入るとすぐ荷物棚があるので持参アイテムはこちらに。洗い場は10か所以上なので”洗い場難民”になることはないでしょう。天井が高く解放感も抜群です。
露天風呂 秋の風を感じながら天然温泉を堪能 全国でも珍しい温泉歩行湯もあり
内風呂も素敵ですが目玉はやはり露天風呂。
出典:のぼり雲
露天風呂にある岩風呂は観賞用の石で造られているこだわりのお風呂。ホームページによれば「大きい石が丹沢の川石、平石は群馬の三波石、白筋のはいった石は佐渡の赤石(天然記念物)」だそうです。
風に揺られる木々の音や鳥の鳴き声、ほのかな湯の香りを感じながら石を鑑賞する露天風呂…風情が感じられます。
さらに全国規模で見ても珍しい「温泉歩行湯」が造られています。お湯の中を歩くことでストレッチ運動と温泉との往生効果が期待できます。ジャグジー機能も備わっている高齢者の方々に人気のお風呂です。
二重扉の高温サウナは白レンガ造りの明るいサ室 女湯も充実のサ活環境
高温サウナ
出典:のぼり雲/サウナイキタイ
のぼり雲のサ室は2つ。高温サウナと岩塩低温サウナ(男湯のみ)です。今回は高温サウナを堪能したのでこちらのレビュー。身体をしっかり綺麗にして露天風呂でゆっくり身体を温めて水気を切ってからサウナを楽しみます。
露天風呂の奥にある隠れ家チックな高温サウナは湿度が適度に保たれている二重扉のサ室。サ室温度をほぼ一定に保つことができるので気が散ることなくサ活を楽しめます。ガラス窓があるのもユニーク。
サ室内は暖色系の照明でテレビが無く壁も厚い(防音壁のような壁)です。高い静粛性を感じる中で流れるどこかクラシックなBGMも相まって心穏やかな時間を過ごせます。
スペースは広く2段ベンチ式で9人が快適に楽しめる空間です。私が見た限り室温は94度。サウナマットは2時間毎に交換されているようです。
94度の高温サウナは適度な湿度もキープされている私が好きなサ室環境。
汗が出るまで数分を要しますが気が付けば1セット10分以上過ごしていました。なんでしょう…いつの間にか時間が経過しているような感覚で、常連客のことを気にせず(は言い過ぎかもですが)集中できる環境が整っています。
サ室の近くには荷物棚がありません。その代わり(?)サ室の目の前にベンチが置かれているので邪魔にならない範囲でペットボトルなどを置いておくことはできます。外の窓枠に置くことも一応可能です。
冷水機はサ室のすぐ近くに設置されています。
岩盤低温サウナ(男湯)
岩塩低温サウナの室温はこのような感じ。浴室入口手前に独立して設けられたサウナである意味で穴場かもしれません。高温が苦手でじっくりゆっくり楽しみたい方には相性がいいでしょう。
ちなみに脱衣所と浴室の間には自販機やデッキが設けられているのでこちらでも休憩は可能です。
女湯は高温サウナと低温サウナの釜風呂を使い分け 岩盤浴は別料金
出典:のぼり雲/サウナイキタイ
女湯も充実なサ活環境が提供されています。90度越えの高温サウナに加え48~50度の釜風呂(低温サウナ)と岩盤浴があるそうです。
42~43度の岩盤浴は女湯のみ。利用には別途450円が必要で岩盤浴着・大判タオルがセットになっています。
これなら夫婦やカップルでサ活を楽しめます。
水風呂は露天にあるのでより冷たく感じる
水風呂は2人がそこそこ快適に利用できる程度の広さですが、この水風呂の素晴らしきはその水温。露天にあるのでより冷たく感じ水風呂を出た瞬間が外気浴のスタートです。
サ室からは徒歩数歩と目の前にあるわけではないですが気になるほどでもないでしょう。
木々に囲まれた露天ととのいスポットは最高の環境
休憩スペース(ととのいスポット)はととのいイスこそ少ないですが、露天エリアで腰を掛けたり横になったり各々が工夫して休憩しています。
私も岩風呂の近くで座ったり横になったりして秋の風を感じていました。少し冷えてきたと思ったら温泉に足を浸かりゆっくり腰をかける…露天水風呂からの木々に囲まれた外気浴は最高ですね。
持参すると便利なアイテムと今回のサ活
基本的には手ぶらでも構わないのですが、あったら便利なアイテムもあるのでまとめておきます。
備え付けアメニティと持参すると便利なアイテム
備え付けのアメニティ
シャンプーとコンディショナーはそれぞれ用意されていまう。パウダーコーナーにはフェイス&ハンドソープ兼用タイプが置かれていますが、洗顔フォームは持参した方がいいでしょう。
持参すると便利なアイテム
以下に私が思う持参すると便利なアイテムを記載しておきます。
自分で用意すると便利なアイテム
・歯ブラシセット
・洗顔フォーム
・シェービングセット
・乳液
・ボディタオル
・頭皮ブラシ
・サウナハット
・サウナマット(備え付けは2時間に一度交換)
今回のサ活 サウナハットあり
・1セット目:高温サウナ11分×水風呂40秒×休憩数分
・2セット目:高温サウナ12分×水風呂1分×休憩数分
・3セット目:高温サウナ12分×水風呂1分30秒×休憩数分
合計3セット
次に紹介するサ飯と合わせてばっちりととのいました。
美味しいと評判 食事処「海山十題」は納得の味と価格
2階の湯処から1階の食事処へ降ります。
のぼり雲館内には「海山十題(うみやまじゅうだい)」という食事処があります。今回はこちらでサ飯をいただきます。三浦半島エリアの新鮮な海の幸・地野菜などをお手頃価格で楽しめます。
筆者撮影
テーブル席とお座敷を用意。お座敷には大きな窓もあり開放的な雰囲気。コンセントなどは特に見当たりません。
横須賀といえば「海軍カレー」。のぼり雲でも海軍カレーは提供されているのですが、生姜焼き定食好きな私が名に入ったのが「湘南ポークバラ肉の生姜焼き」。定食1280円/単品980円ということでこちらの定食を注文。
(海軍カレーにしようかと最後まで悩みましたが、もし思った以上に辛いと食べれない私にとっては大きな悩みなのですww)
味がしっかりしみ込んだ湘南ポークは食べ応えはしっかり!もちろんとても美味しいです。煮物もさっぱりとしながらも味に深みがあってとても美味しかったです。ご飯も私にとってはやや多めで満足できるものでした。
今回のサ飯代は税込1,280円
新鮮な食材・美味しい料理を納得の価格で食べられるのは郊外エリアの魅力ですね。メニューも豊富なのでぜひ訪れてみてください。
まとめ
結び
横須賀は横浜からはもちろん東京からでもそれほど遠い場所ではありません。三浦半島を含めても十分日帰りで満喫できるエリアです。
最近ご紹介しているサウナは「観光・ビジネスの拠点」といった移動の拠点的な位置づけでしたが、のぼり雲は観光やビジネスを終えた1日の〆や休日の過ごし方の1つとしての利用が適していると言えます。
私なら横須賀・三浦・三崎エリアを観光して〆にのぼり雲でサ活を楽しむ…そんな過ごし方を計画すると思います。ただしクルマやバイクで向かうならサ活後のコンディションはしっかり整えてくださいね。
こだわりの露天岩風呂・温泉歩行湯・サウナ環境…ちょっと行きづらい面もありますが穴場スポット感ありの『のぼり雲』でのサ活。いいと思います。
今回のサ活費用は入浴料1,100円+交通費1,820円+雑費2,000円(サ飯・フェイスタオル・バスタオルなど)
合計:4,920円
月に1度メンテナンスによる休館日が発生します。向かう前に営業の問い合わせはした方が無難でしょう。
参考出典リンク集
佐野天然温泉 湯処 のぼり雲:http://www.noborigumo.jp/wp/
サウナイキタイ:https://sauna-ikitai.com/saunas/2416
問い合わせ先・アクセス
問い合わせ先
〒238-0052 神奈川県横須賀市佐野町4-5
電話番号:046-851-2617
公式ホームページ:http://www.noborigumo.jp/wp/
アクセス
京急バス「佐野四丁目」バス停下車・徒歩1分
京急バス「須1」系統 横須賀駅 行き:衣笠駅発ダイヤ
京急バス「須1」系統 衣笠駅 行き:横須賀中央駅発ダイヤ
横浜横須賀道路「衣笠IC」よりクルマで約10分
無料駐車場完備