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【横浜・みなとみらい】YOKOHAMA AIR CABINの運賃1,000円は妥当か

2021年4月25日

他の移動手段との運賃比較

ここで「1,000円」という運賃を軸にしてみなとみらいエリアにおける他の移動手段と比較してみます。

※以降で記載されている運賃はすべて大人運賃です。

JR線 起点場所:桜木町駅

まずはJR線。上記画像は桜木町駅の運賃表です。「桜木町から1,000円でどこまで行けるか」という話なのですが、例えば千葉県の津田沼、松戸、新習志野などに行けることがわかります。

みなとみらい線 起点場所:みなとみらい駅

出典:横浜高速鉄道

みなとみらい駅にはみなとみらい線が運行されています。1,000円あれば例えば西武線直通で所沢まで行くことが出来ます。

横浜市営バス

出典:横浜市

続いて路線バスです。桜木町駅には横浜市営バスが運行されていますがほとんどの場合運賃は220円です(観光周遊バス「あかいくつ」も220円)。

降車するバス停によっては600m未満で下車する可能性もありますが、基本的には600m以上乗車することがほとんどでしょう。

シーバス

出典:株式会社 ポートサービス

運河パーク駅の近くにはシーバス乗り場「ピア赤レンガ」があります。運賃は山下公園まで360円・横浜駅東口までが600円です。

タクシー 起点場所:桜木町駅

出典:神奈川県タクシー協会

さらにタクシーです。桜木町駅からワールドポーターズまでの利用では運転手さんに怒られてしまうかもしれません(笑)

1,000円あれば事故・渋滞など余程のことがない限りは到達できるでしょう。しかもタクシーなので1人ではなく1台ということになります。つまり複数人利用でも1,000円以内ということになります。

そして横浜エアキャビン…繰り返しになりますが約630mという移動距離で運賃が1,000円です。乗車時間約5分・移動距離約630mで運賃1,000円というのは移動単価として見た場合、世界的に見ても超高額移動手段に分類されるのではないでしょうか。

運賃1,000円がぼったくり運賃かどうか…少し目線を変えてみる必要がありそうです。

移動手段としてではなく「移動ができるアトラクション」として

では移動手段としてではなく、「移動ができるアトラクション」として見るとどうでしょう。

画像出典:泉用興業株式会社

横浜市の観光情報を見ると「事業主体」が明記されていますが、『泉陽興業株式会社(よこはまコスモワールド 運営会社)』とあります。

資料出典:横浜市

大阪の会社のようですが、「よこはまコスモワールド」と同じ運営会社であることを思うと、横浜エアキャビンもコスモワールドのようなアトラクションの仲間として捉えるのもアリだと思いました。

よこはまコスモワールドはみなとみらいエリアにある遊園地・テーマパークです。

ですので、私が思う横浜エアキャビンの在り方は移動ができるアトラクションです。

不思議なことにアトラクションとして見ると『ついでに移動もできるから運賃1,000円というもの悪くないのでは…』と思うようになりました。ちなみに大観覧車は900円です。

ポイント

横浜エアキャビン

運賃

・片道券:大人1,000円/子ども500円

・往復券:大人1,800円/子ども900円

大観覧車セット券

・片道券:大人1,500円/子ども12,00円

・往復券:大人2,300円/子ども1,500円

営業時間

・10時~21時または22時 日程により異なるのでこちらを参照

 

次のページではゴンドラからの風景をご紹介します。

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溝口将太(みぞしょー)

当ブログがみなさんの暇つぶしになれば幸いです。 道路を60万キロ以上走り続けている男がサウナの素晴らしさに目覚め、『モビリティとスパ&サウナがあれば幸せ』という理由で雑記ブログを運営(マイペース更新)。 主な内容は愛車BRZ・鉄道乗車記・サ活記事。記事内容は実際にかかった費用を極力掲載。 愛車GROMでフードデリバリー稼働中。お小遣い稼ぎも試行錯誤の連続。 ご依頼を受けたり興味を持ったクルマのレビューや出来事も執筆・掲載。最近はコスパに優れた「パーク&ライド」を見つけることに情熱を注ぐ。 モビリティ×サウナで素敵な思い出を!

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