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【横浜・みなとみらい】YOKOHAMA AIR CABINの運賃1,000円は妥当か

2021年4月25日

いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

今回のブログは2021年4月22日(木)に運行を開始したロープウェイ『YOKOHAMA AIR CABIN』の運賃1,000円は妥当かということでお伝えしたいと思います。

運行開始前に運賃概要が公開されると、SNSなどで「1,000円は高い!」という声が挙がっていましたが、実際に利用してみてどうか…という部分をまとめてみました。

その昔、横浜にはロープウェイ(正確には「ゴンドラリフト」と呼ばれる)が存在していました。1989年(平成元年)に開催された横浜博覧会。来場者の移動手段の一つとして、横浜そごう2階(現在のペデストリアンデッキ)~ みなとみらい21地区を結んでいました。

幼少期なので記憶は若干曖昧なのですが、私は乗ったことがあります。そういう意味では横浜にロープウェイ(ゴンドラ)が「復活」したとも言えるかもしれません。

ロープウェイとゴンドラリフトには一応違いがあるのですが、乗り込む箱状のつりかごは「ゴンドラ」と呼ばれるので横浜エアキャビンもゴンドラという認識で間違いありません。

横浜市では「ロープウェイ」と紹介しているので私もロープウェイとしてご紹介します。

日本初の都市型循環ロープウェイ

出典:横浜市

横浜にまた「日本初」が誕生しました。

お伝えしている通り2021年4月22日(木)に都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(以下:横浜エアキャビン)」が運行開始されました。「日本初」というのは都市部を運行するロープウェイとしては日本初のようです。

出典:泉用興業株式会社

横浜エアキャビンは桜木町駅(桜木町駅前)と運河パーク駅(横浜ワールドポーターズ直結)を片道約630m(往復全長約1,260m)で結ぶロープウェイです。ほぼ汽車道に沿っている横浜エアキャビンは最大高さ約40mからのパノラマを楽しみながら移動できます。

運賃と営業時間

出典:横浜市

運賃は話題の通り片道1,000円(大人)ですが大観覧車とのセット券も販売されています。支払い方法は現金・各種クレジットカード(JCBは不可)・ 交通系ICなどが利用できます。往復券は少しだけお得です。その他20名上の団体割引・障がい者割引があります。

営業時間については以下のリンク先から随時ご確認ください。日程により若干異なります。

YOKOHAMA AIR CABIN 本日の営業時間

アトラクション並みの行列 桜木町駅から運河パークまでまずは歩いてみる

筆者撮影

こちらは横浜エアキャビンの桜木町駅です。一応「駅」と記載されているので駅としてご紹介します。

運行開始から間が経っていないからなのか土曜日(2021年4月24日)だからなのか…順番待ちの最後尾はなんと60分待ちでした。ディズニーランドでしょうか?

この時点で『630mを移動するのに60分並んで一人1,000円支払うってどうよ?』と思ってしまいました(笑)

とりあえず汽車道を歩いてみます。

筆者撮影

歩いている途中、横浜エアキャビンがみなとみらいの景色の1部として見事に調和されていることに気が付きました。以前からそこにあったかのような…この時、明確に横浜エアキャビンに対する意識が変わりました。

乗りたくなりましたねーww

筆者撮影

運河パーク駅まで歩いてきました。私の歩幅で桜木町駅からゆっくり歩いて約20分です。

独りロープウェイを堪能

筆者撮影

運河パーク駅=ワールドポーターズです。直結されているので荒天時に濡れることなく連絡できます。稼働ゴンドラ数は36台。行き交うゴンドラを『ゴンドラ…いいなぁ』と眺めていました。

筆者撮影

横浜ハンマーヘッド内のお店に横浜エアキャビンのチケットを持参するとキャンペーンの対象になるようです。高い運賃をコラボでカバーといったところでしょうか。もう少し大々的に宣伝してほしいですね。期間は今のところ2021年5月31日(月)までです。

筆者撮影

窓口で大人1枚…というなんとも言えない孤独感に駆られながらチケットを購入。窓口横には自動券売機もあります。

QRコードは自動改札機で読み込みますので、昼間に券を購入して夜に乗る・桜木町で購入して運河パークから乗ることも可能です。

運河パーク駅での待ち時間は約20分ほど。桜木町駅と比較して待ち時間は圧倒的に少ないです。並んでいる人は8割カップル、1.5割が家族・友人と。そして残りの0.5割が私のような変態でした。

筆者撮影

みなとみらいに相応しいデザインのゴンドラがやってきました。ゴンドラ1台につき最大8名の乗車が可能ですが、それぞれグループ毎に案内してくれます。つまりカップルでは2名でゴンドラ移動ができます。

もちろん私は独りゴンドラでした。

筆者撮影

ゴンドラはバリアフリー対応で冷暖房も完備です。シートは硬め(JR東日本の通勤型車両よりも硬い)ですが乗車時間は約5分なので問題ないでしょう。

ゴンドラ内からの風景は後ほどご紹介します。混雑状況によっては移動時間が短縮される=移動速度が上がるそうです。

パッと見ではすれ違うゴンドラ内は見えづらいと感じるのですが、よーく見るとゴンドラ内は見えます。あまり変なコトはしないようにしましょう。

ロープウェイからの景色はコチラ

ポイント

横浜エアキャビン

運賃

・片道券:大人1,000円/子ども500円

・往復券:大人1,800円/子ども900円

大観覧車セット券

・片道券:大人1,500円/子ども12,00円

・往復券:大人2,300円/子ども1,500円

営業時間

・10時~21時または22時 日程により異なるのでこちらを参照

 

次のページでは他の移動手段と運賃を比較してみます。

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溝口将太(みぞしょー)@旅するモビリティサウナー

溝口将太(みぞしょー)です。 道路を70万キロ以上走り続けている男がサウナの素晴らしさに目覚め、モビリティとサウナを愛するためにブログ運営を始めた『モビリティサウナー』。 具体的には愛車・鉄道乗車記・サ活記事などをマイペースで更新(実際にかかった費用を極力掲載)。GROMに跨りフードデリバリーも積極的に稼働中。 ご依頼を受けたり興味を持ったクルマのレビューや出来事も執筆・掲載。愛車はスバル「レヴォーグ レイバック」。最近「BRZ」とお別れしたので“BRZロス”に陥っている。運転免許証が無くなると生活が破綻するので運転免許絶対死守!

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