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【クルマ紹介】ありそうでなかったスバルの”都会派全振りSUV”新型『レヴォーグ レイバック』を展示車でご紹介 SUV兄弟との比較も

2023年11月15日

それでは前ページの内容を踏まえて「レイバック」を深堀りしてみましょう。

エクステリア ディーラーオプションで樹脂パーツをボディ同色にすることも

それではレイバックのエクステリアを見てみましょう。

フロントエクステリア

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

”ガンダムチック”と言われるスバル車の中では比較的プレーンな印象。個人的には3代目インプレッサ(GH型)を思い出しました。

フロントグリルにはレヴォーグよりも太いガーニッシュをヘッドライトまで繋げています。

グリルそのものも大きく実際に見ると存在感はかなりありますが、ヘキサゴングリルの形状が少しわかりづらいのは残念です。

サイドエクステリア

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

基本的にはレヴォーグの最低地上高アップ版という見方ですね。

インプレッサに対するクロストレックと似たような関係ですが、クロストレックのブリスターフェンダーにあったエアアウトレットはレイバックにはありません。

リアエクステリア

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

落ち着いたプレーンな印象を受けますが、2本だしマフラーがスポーティーさを演出しています。ダミーパーツではありません。

左右のバンパーエンドを覗いてみると、ほんの少しですが「スリット(隙間)」があります。リアホイールハウスからなのかボディ下からなのかわかりませんが、なんらかの整流効果を狙っていると思います。

装着タイヤ・ホイール

前ページの繰り返しですがこちらでも記載しておきます。

装着タイヤ

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

タイヤはクロストレックと同じファルケン「ZIEX ZE001A A/S」が採用されています。

オールシーズンタイヤです。「スノーフレークマーク」がないので冬用タイヤ規制(スタッドレスタイヤやスノータイヤを装着する規制)の道路は走れません。

都市部で雪が降った時の保険程度だと思っておくといいでしょう。

タイヤサイズ

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

ホイールサイズは225/55R18。

レヴォーグは225/45R18なので、比較するとレイバックの方が扁平率が10%高いです。

乗り心地重視にセッティングされていることは間違いないでしょう。

フロントホイールハウスには「隙間」がある

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

少しわかりづらいと思いますが、フロントのホイールハウス内には「スリット(隙間)」があります。

エンジンルーム内で温められた空気を逃がす効果を狙っています。

クラッディングをボディ同色にできる

(スバルのSUVは特にそう思われるかもしれませんが)ボディ周りの樹脂パーツ…ちょっと微妙に見えてしまうこともありますよね。

しかし都会派全振りのレイバックには面白い試みがありまして…。

出典:スバル

お金さえ出せば樹脂パーツをボディ同色にすることができます。

プレミアムアーバンパッケージ

・フロントバンパースカート

・サイドアンダースカート

・リアバンパースカート

・ホイールアーチトリム

以上の樹脂パーツをボディ同色に

価格は355,740円

アクティブアーバンパッケージ

・フロントグリル

・ホイールアーチトリム

以上の樹脂パーツをボディ同色に

価格は174,020円

プレミアムアーバンパッケージとアクティブアーバンパッケージの同時選択はできないようです。

それにしても…高すぎですね。。

インテリア

フロントインテリア

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

展示車両はメーカーオプションの本革シート(132,000円~)を装着しています。

インテリアの基本的な形状はレヴォーグと同じですが、都会派をイメージしているのか色合いはブラックとアッシュの2トーン。

所々にカッパーステッチがあります。遊び心とアクティブなイメージも込められていそうです。

実際に見てみると落ち着いた雰囲気でした。

フロントシートの座り心地は若干マイルド。ホールド性はありますが快適性をより重視しているのではないでしょうか。

少なくともレヴォーグ STI Sportよりは全然柔らかく、レイバックが都会派SUVとして開発されていることが伺える場面でもあります。

ゆったり気持ちよく走りたい方に向いているセッティングです。

ドアトリム

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

配色こそレイバック専用で大人な雰囲気を醸し出していますが、造形はレヴォーグと同じ。新鮮さは薄いかもしれませんが使いやすく質感も悪くはありません。

サウンドは「ハーマンカードンサウンドシステム」が標準装備なので、スピーカーにはロゴが刻印されています。

ドアヒンジはプレス成形でした。

ウィンカーが従来の「ロック式」に

ちょっとウィンカーに注目してみましょう。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

私のBRZのウィンカーは最近流行り(?)のワンタッチ式ウィンカー(操作してもデフォルトポジションに戻る)ですが、レイバックのウィンカーは従来のロック式ウィンカーです。

BRZを運転していると時々やっちまうのですが、例えば右ウィンカーを消そうとするとデフォルトを通り越して左ウィンカーを点灯させてしまうことがあります。

これでは危険で周囲に迷惑をかけてしまいますね。。。

私の運転技術が未熟と言われればそれまでですが、未だにワンタッチ式には慣れないところがあります。

ところがレイバック(D型レヴォーグ含む)はロック式に戻っています。

こちらの方が操作性が良く、何より周囲に迷惑をかけずに済むので羨ましい限りです。

リアインテリア

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

展示車両はメーカーオプションの本革シート(132,000円~)を装着しています。

フロント同様落ち着いた雰囲気です。

身長172㎝の私が適切なドライビングポジションに設定した状態で後席に座ってみます。前席との間隔は握りこぶし3.5個分。十分な広さで快適な移動時間を堪能できるでしょう。

エアコンの吹き出し口周りはちょっと安っぽい印象ですが、シートヒーターとUSB電源(Type-A/Type-C)が備わっています。

リアシートは4:2:4分割可倒式 スバルのSUVではレイバックのみ

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

現行のスバル車ラインアップでは、レヴォーグのみリアシートの4:2:4分割可倒式が採用されています。

そのレヴォーグをベースにしているレイバックのリアシートも4:2:4分割可倒式です。

これはスバルのSUVとして、レイバックのみが4:2:4分割可倒式のリアシートを備えていることになっています。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

リクライニング機能も備わっています。

ラゲッジスペース

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

ワゴンボディのレヴォーグベースなのでラゲッジスペースの容量はたっぷり。

ご覧の通りゴルフバックも3つしっかり詰めています。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

サブトランクもしっかり機能。両サイドには小さいポケット(リヤクォーターポケット)もあります。

ラゲッジスペースの容量はVDA法で561L(カーゴフロアボード上部:492L、サブトランク:69L)です。

 

エンジンとスペック

エンジンルームとエンジンスペック

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

型式・種類 CB18 水平対向4気筒直噴ターボ
内径×行程(㎜) 80.6
総排気量(㏄) 1795
圧縮比 10.4
最高出力[kW(PS)/rpm] 130(177)/5200-5600
最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] 300(30.6)/1600-3600
燃料供給装置 直噴
燃料タンク容量(L) 63
燃料種類 無鉛レギュラー
燃費(WLTCモード) 13.6km/L

※機種・ブラウザによっては見づらいかもしれません。申し訳ありません。

レイバックはレヴォーグのエンジンと同一かつ同スペックです。

燃費は誤差の範囲ですがレイバックが上回っています。ガソリンがレギュラー仕様なのも嬉しいですね。

リニアトロニックの設定

トランスミッション リニアトロニック
変速機形式 前進無段(マニュアルモード付) 後退1速
変速比(1速~8速) 4.065~0.502(マニュアルモード時 1速4.065 / 2速2.600 / 3速1.827 /4速1.377 /
5速1.061 / 6速0.836 / 7速0.667 / 8速0.559)
変速比(後退) 4.378
減速比 3.900
総合減速比 1速15.853 / 2速10.140 / 3速7.125 / 4速5.370 / 5速4.137 / 6速3.260 / 7速2.601 / 8速2.180 /後退17.074

※機種・ブラウザによっては見づらいかもしれません。申し訳ありません。

リニアトロニックの設定もレヴォーグと同じです。

レイバックの乗り出し価格は?

2023年10月25日の発売を機にオンライン見積り対応になったので作成してみました。

出典:スバル

装備は必要最低限に抑えたつもりですがそれでも450万円を超えてきました。

以下は今回の見積りで選択したオプションです。

メーカーオプション

・スマートリアビューミラー

・本革シート[ブラック/アッシュ(カッパーステッチ)]

合計:187,000円

ディーラーオプション

・ETC2.0車載器 (ナビ連動用):32,780円

・ETCビルトインカバー:6,820円

・フロアカーペット:36,740円

・ドライブレコーダー:62,260円

・リヤドライブレコーダー:39,160円

・リヤビューカメラブロワー:21,780円

・キーレスアクセスアップグレード:27,720円

合計:227,260円

キーレスアクセスアップグレードは遠隔でエンジンを始動させ、オートエアコン/デフロスターを作動させるシステムです。

もし費用を抑えるのであればドラレコなどは他で探す…くらいでしょうか。

出典:スバル

樹脂パーツをボディ同色にできるオプションもありますが、高すぎるので選択していません。プレミアムアーバンパッケージは355,740円/アクティブアーバンパッケージが174,020円です。

 

次のページではレイバック/クロストレック/アウトバックの価格・装備などを比較してみました。

個人的に不満と感じてしまうのは”アレ”が未搭載…。

レイバックとレヴォーグの比較⇒1ページ目

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溝口将太(みぞしょー)

道路を60万キロ以上走り続けている男がサウナの素晴らしさに目覚め、『モビリティとスパ&サウナがあれば幸せ』という理由で雑記ブログを運営(マイペース更新)。 主な内容は愛車・鉄道乗車記・サ活記事。記事内容は実際にかかった費用を極力掲載。GROMに跨りフードデリバリー稼働中。 ご依頼を受けたり興味を持ったクルマのレビューや出来事も執筆・掲載。最近はコスパに優れた「パーク&ライド」を見つけることに情熱を注ぐ。 モビリティ×サウナで素敵な思い出を!(Xでもいろいろポストしてます)

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