京急新1000形1890番台に乗車してみた

2021年6月15日

いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

知人と羽田空港へ出かけた帰り…京急線の羽田空港第1・第2ターミナル駅ホームにて偶然にも『京急新1000形1890番台』と遭遇しました。

そこで時間もあったので、「できる限り1890番台を体験してみよう」ということで乗り込んでみました。個人的にはトータル性能では最強クラスじゃないかと感じます。

ちょっとマニアックかもしれませんが、移動の合間にでもぜひご覧ください。

京急新1000形1890番台の紹介と運用

車両紹介

まずは簡単に車両のご紹介をしましょう。

いきなりマニアックですが、京急新1000形1890番台(以下1890番台)は新1000形20次車あたる新型車両です。営業列車としては2021年5月6日にデビューしました。

乗車したのは1890番台1891編成 筆者撮影

車両は総合車両製作所製で、京急としては初めてオールステンレスブランド「sustina(サスティナ)」が採用されています。なのでJR東日本E235系を思わせる部分は感じると思います。

sustinaは直通先の都営浅草線5500形で採用されているので京急線内をすでに走行しています。

新1000形15次車の1800番台 画像出典:京急電鉄

1890番台は新1000形1800番台(新1000形15次車)と同様に正面中央貫通構造ですが、1800番台はフィルムラッピングに対し1890番台は17次車以降同様の全面塗装という変態っぷりです(笑)

もっとも大きな特徴は京急としては初めてクロスシートとロングシートを切り替え可能なデュアルシート(L/Cカー)とトイレを採用したことでしょう。

報道公開時の車両の設備・仕様については以前のブログ『京急に新型車両が登場 まさかの〇〇〇付き!!』をご覧ください。



実際の運用

次に現時点での実際の運用をご紹介します。

モーニング・ウィング3号として

画像出典:京急電鉄

1890番台の営業列車デビューはなんと平日の通勤時間帯に運行される座席指定列車「モーニング・ウィング号」でした。

基本は2100形8両編成の「ウィング号」ですが、「モーニング・ウィング3号」は金沢文庫から12両編成としての運行で、1890番台は三浦海岸ー金沢文庫を4両編成で運行するところからのスタートです。

2100形は金沢文庫で8両増結車両としての扱いです。

モーニング・ウィング3号は三浦海岸駅を6時09分に発車します。詳細は「座席指定ウィングサービス」をご覧ください。

地元民以外がコレに乗るためには前日にクルマなどで「現地入り」をする必要がありますね(笑)

特急の増結車両として

モーニング・ウィング3号は品川から引き上げ線(通称:新品川)に入り折り返し運用に就きます。1890番台は品川7時34分発「特急」三崎口行きの増結車両・京急川崎行きとして運行されます。

変則的かもしれませんが、座席指定列車を除く1890番台クロスシートモード初運用は特急ということになります。

折り返し時間の関係かクロスシートのままで増結されますので、進行方向とは逆の向きで座ることになります。他の乗客の迷惑にならないよう転換させれば進行方向を向いたクロスシートに座ることが可能です(後方の前面展望席を除く)。

モーニング・ウィング3号としても特急としても…いずれにしてもレア運用過ぎるので私は当分乗れないだろと思っていました。

しかし…?

エアポート急行として 目撃情報の行路表も

思わぬところで情報が飛び交い始めました。

主にTwitterに情報が寄せられていましたが、羽田空港ー逗子・葉山を運行する「エアポート急行」としての運用が確認されています。私が初めて遭遇できたのもこのエアポート急行でした。

エアポート急行はロングシートでしたので、ロングシートモード初運用はエアポート急行ということになります。

最も目撃情報が多いのが「平日の99行路」。車両交換が発生する日もあるそうですが、現状では一番狙える列車行路ではないでしょうか。

読み方については、例えば「新町1028→1108逗子」は「神奈川新町を10時28分発、逗子・葉山に11時08分着」と読みます。

 

次ページでは1890番台に乗車します。やってきた車両は『京急新1000形1890番台1891編成』でした。