金谷食堂
鋸山を後にして金谷港へ向かいます。ロープウェー乗り場からゆっくり歩いて徒歩20分程度です。
今回のメインイベント2つ目は食事!(笑)
美味しい地魚料理が食べられるということで『金谷食堂』さんへ。金谷といえばアジフライ…金谷で釣れるアジは「黄金アジ」と呼ばれ一般的なアジよりも大ぶりで脂が多く味が濃いのが特徴だそうです。
アジフライになるために生まれてきたのでしょう。とにかくお腹が空いたのでさっそく注文しちゃいます。
絶品アジフライ定食&新鮮なお刺身!
私が注文したのはアジフライ3品にお勧めのフライが1品追加されている「房総フライ定食」でお値段1,360円!(税抜き)これは安いと思います。
アジフライは名物に恥じずサクサクの衣に中の白身がフワフワで味も濃厚。ソースは少量で十分ですね。これにまたキャベツ・ご飯・お味噌汁・お新香がよく合いまして…お見事でした。
調子に乗ってお刺身も注文。「イカの刺身」680円(税抜き)・「地タコの刺身」600円(税抜き)…最高に美味しかったです。これはまた食べに行きたい!!
金谷食堂についての詳細はこちらをご覧ください。
食事代
房総フライ定食1,360円+イカの刺身680円+地タコの刺身600円
税込み2,904円(④)
美味しいそうなお酒も提供しています(笑)私は下戸ですが、みなさんはぜひ利益に貢献してあげてください。
東京湾フェリー
金谷食堂からすぐ目の前が『東京湾フェリー』乗り場です。ここまで来ると旅も終盤。滅多に乗らないフェリーで東京湾の移動を楽しみます。
東京湾フェリーは神奈川県・久里浜港と千葉県・金谷港を約40分で東京湾を横断する「貨客フェリー」です。
「貨客」という言葉通り、東京湾フェリーでは旅客輸送と貨物輸送の双方を行う船舶ですが、代表的な一例としては自動車なども同時に積載できるという点でしょう。
つまり神奈川・東京から房総半島へ向かうには主に3つのルート(千葉市経由・アクアライン経由・東京湾経由)が挙げられます。
「きっぷうりば」という看板があるので中に入って切符を購入します。
そのまま案内通りに進めば改札がありますので係りの方に切符を切ってもらいます。するとフェリーに乗り込めます。
旅客運賃・運航ダイヤなど
それでは旅客運賃と運行ダイヤなどをお伝えします。
旅客運賃・料金
東京湾フェリーの旅客運賃は大人片道800円/小人片道400円です。東京湾フェリーでは中学生以上を大人としています。往復利用の場合は大人1,450円/小人720円です。障がい者割引もあります。
東京湾フェリーでは自動車・バイク・自転車などを積載することができます。もちろん料金は別途発生します。
運賃・料金についての詳細はこちらをご覧ください。グリーン室もあるそうです。
運航ダイヤ
運航ダイヤは2パターンあります。概ね1時間1本と考えておけば間違いないと思いますが、それほど遅い時間まで運航しているわけではないので要注意です。
自動車ではない場合、最終便を逃すと浜金谷からJR線ということになってしまいます(笑)
ダイヤの詳細はこちらをご覧ください。
室内客室
一般の室内客室の座席は2種類ありました。鉄道のクロスシートのような座席とソファータイプの座席です。
シートの見た目こそJRのグリーン車に似ていますがリクライニング機能はありません。格納式アームレストはあります。座り心地はソファータイプの方がよかったです。
船上デッキ
風にあたりたい時は船上デッキで過ごすといいでしょう。ただし急に肌寒くなるので風邪を引かないように注意です。時々他の客船・貨物船らしき船も見られるので退屈はしないと思います。
デッキ動画
わずかな時間ですがデッキ上で動画を撮影してみました。乗船した船は「かなや丸」。他に「しらはま丸」が就いており現在は2隻体制で運航されています。
久里浜港から京急久里浜駅へ
約40分の船旅を終えて神奈川県は久里浜へ到着。ここから久里浜駅(京急久里浜駅)に向かいますが、久里浜港から京急久里浜駅・JR久里浜駅へは徒歩25分~30分程度かかります。
私は歩いてしまいましたが、フェリー運航時間に合わせて『路線バス(京急バス)』があります。まぁ素直にバスを利用されることをお勧めします。京急バスの運賃は200円(交通系ICカードで199円)です。
京急久里浜から横浜まで『京急線』を利用して帰りました。運賃は乗車券で430円です。
フェリー旅客運賃
片道800円(⑤)
京急線
乗車券430円(⑥)
次のページではちょっと真面目な話…「観光型MaaS」に期待したいことを述べてみます。