鋸山ロープウェー
鋸山への観光ルートは私の知る限り4つありますが、今回は『鋸山ロープウェー』で向かいたいと思います。
浜金谷駅から徒歩10分少々。トンビの群れを見上げながらかけてゆっくり歩くとロープウェー乗り場はありました。
ロープウェーを利用して山麓駅から山頂駅に向かいますが、最初に運賃・営業時間などを記載します。
運賃・営業時間・問い合わせ
運賃
運賃は片道券で大人500円/小児250円・往復券は大人950円/小児450円です。大人は12才以上・小児は6才以上・6才未満は無料(25名上の団体は除く)です。
ペットも10kg以下であれば片道100円で同伴可能です。ゲージがある方は持参しましょう。
詳細はこちらをご覧ください。
営業時間
通常(2月6日~11月15日)は9時~17時まで、冬季(11月16日~2月15日)は9時~16時までの運行です。最終運行は山頂駅を基準としていますのでご注意ください。
詳細はこちらをご覧ください。
問い合わせ
鋸山ロープウェー株式会社
TEL:0439-69-2314
FAX:0439-29-7722
受付時間 :9時~17時
住所:〒299-1861 千葉県富津市金谷4052-1
ロープウェーからの車窓
山麓駅の窓口で往復切符を購入しロープウェー乗り場へ。やはり観光客が多かったので撮影は最低限に収めました。
山頂駅へ向かいます。ロープウェーは1台あたりの41名(車掌含む)乗車可能。
正直そこまで乗れるスペースではないように感じましたが、15分間隔の運転でぎゅうぎゅう詰めは免れました。混雑状況で5~10分間隔にもなるそうです。
山麓駅を出発して程なく下を見下ろすと駐車場が。無料で利用できる駐車場です。山頂駅へは約5分、空中散策を楽しみます。
山頂駅展望台
山頂駅へ到着。「撮影はご遠慮ください」との看板があったので撮影はせずに進みます。利用者どうしの事故防止のためでしょう。
山頂駅では清掃が行き届いたトイレ、ちょっとした売店があるので休憩ポイントとしても機能しています。そこから程なく歩けば展望台へ登れます。
展望台からの眺望は見事なものでした。湿気はありますが風通しもあったのでそこそこ快適に景色を楽しめます。天候がよければ三浦半島はもちろん、伊豆大島・富士山・横浜みなとみらい・東京スカイツリーも一望できます。
「地獄のぞき」へは山頂駅から「日本寺(にほんじ)」を目指します。ここから徒歩20分程度歩きます。
ロープウェー運賃
往復券950円(②)
鋸山 日本寺で地獄のぞき
昨日は天気がよくなかったのか地面がぬかるんでいます。観光客が多く服装もラフな格好から動きやすい格好の方まで様々。なかには登山装備を思わせる「ガチ」な方も。
個人的には動きやすい服装、特に靴は滑りにくいものを履いて観光することをお勧めしたいです。ゆっくり歩いたので15分近くかかったと思いますが、道なりに進むと『鋸山 日本寺』境内入口へたどり着きます。
日本寺(にほんじ)
山頂駅から道なりに歩くと石段を下る区間があるのですが、心配せずにそのまま進むと境内受付に着きます。
磨崖仏とは、石仏の一種で自然の岩壁や露岩(ろがん)、あるいは転石に造立された仏像だそうです。日本寺はその磨崖仏が日本一の大きさで、高さ31.05メートルを誇ります。
鋸山 日本寺の観光スポットは5つのエリアで構成されていますが、今回は時間の関係で「山頂エリアの地獄のぞき」のみとしました。
鋸山全体が日本寺の境内なので、地獄のぞきができるのももちろん日本寺の境内。つまり拝観料が発生します(笑)
日本寺についてはもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。歴史などに触れることもできます。
拝観料・参拝時間
正直に言います。「げーっ!金取るのかよ!!」って騒ぎました(笑)
拝観料
一般の拝観料は大人700円/小人400円です。日本寺では小人を4~12歳としています。
拝観時間
拝観時間は7時~17時となっています。冬季は16時30分前後で暗くなりますのでご注意ください。余談ですが鋸山で遭難者発生したというニュースも実際にあります。なんでも「裏ルート」があるとか…。
地獄のぞき
今回の旅のメインイベントです。境内で拝観料を支払いまた頑張って歩きます。
山頂駅から日本寺境内受付に向かう道のりと比較すると、こちらは舗装されている拝観路なのでいくらか楽に進むことができます。蒸し暑さはもちろん感じるのですが、山の木々に囲まれているせいか境内だからなのか…どこか清々しい気分になります。
途中分岐点に差し掛かりますが、お腹が空いたので当初の目的通り「地獄のぞき」方面へ。今思えば「百尺観音」方面へも立ち寄ればよかったと少し後悔しています。
なんだかんだでそれでも6月…汗はかきます。暑い。。10分ほど歩いてようやく到着。
ぜひ直接訪れて地獄のぞきを体感してきてください。高所恐怖症ではない限り大丈夫だと思います(笑)
私が一番見ごたえを感じたのはこの特徴的な断崖。落ちたら「滑り落ちる」のではなく「真っ逆さまに落ちる」のを予感させてくれました。写真撮影時に携帯とか落としてる人もいるだろうなぁ…。
拝観料
大人700円(③)
次のページでは金谷港で絶品定食を堪能、浦賀水道をフェリーで移動して久里浜へ向かいます。