特急「リバティ」の車内設備
ビジネスユースと観光ユースどちらにも対応できる「万能選手」
筆者撮影/出典:東武鉄道
東武鉄道の500系「リバティ」は、100系「スペーシア」や200型(250型)「りょうもう」にはない魅力的な設備が備わっています。
「リバティ」のシートは座り心地が若干硬めな印象でシートピッチは1000㎜。
これは「りょうもう」の985㎜を上回り「スペーシア」の1100㎜には劣りますが、座席下まで足を伸ばせるの思ったよりも空間に余裕はあります。
筆者撮影
「リバティ」の利便性が光るのはビジネスユースに特化している点。
Wi-Fi・コンセント・背面テーブルがしっかり完備されています。
座席背面テーブルの他にアームレストに格納されているサイドテーブルも使用可能。
シートはもちろんリクライニングします。
特急「りょうもう」にはコンセントがない
特急「スペーシア」にはコンセント・背面テーブルがない
Wi-Fiは全特急列車に設置されています。
特急「リバティ」をまとめると…
フレキシブルに運用できる「万能選手」
コンセント・Wi-Fi環境も完備されたビジネスユースとしても最適な特急
持参すると便利なガジェットアイテムの紹介
参考までに私が車内で使用しているガジェット類をご紹介します。
これらがあれば充電に困ることはないというアイテムです。
【CIO】Novaport DUOII 67W
非常にコンパクトなUSB充電器。
Type-Cが2ポートで同時充電時は最高65W出力。単一充電は最高67W出力。
デバイスに応じて最適な電力を自動で振り分けてくれます。
【Anker】Anker Nano II 65W
1つはバッグに忍ばせおきたいもはや定番のUSB充電器。
程よい重さと手に馴染む質感はさすがの造り。
【CIO】スパイラルケーブル CtoC (Type-C/USB-C) 最大240W出力に対応
全体がマグネットになっている面白いケーブル。バンド要らずで綺麗に収納できます。
USB PD(USB Power Delivery)で最大240W出力に対応。
100W出力を超える高出力充電器とセットにどうぞ。
【Anker】PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 最大100W出力に対応
シリコン素材の絡みにくいケーブル。結束バンド付きなのでコンパクトにまとめられます。
USB PD(USB Power Delivery)で最大100W出力に対応。
下でご紹介しているコンパクトポーチとの相性も抜群です。
【KU XIU】Qi2認証済み ワイヤレス3in1充電器
最近購入した外出用の3in1ワイヤレス充電器。
iPhone・Apple Watch・AirPodsを同時充電できます。
「KU XIU」はオーストラリアのシドニーに拠点を置くメーカー。
「X40Q」はQi2認証済み。iPhoneやAndroidスマホを15W出力のワイヤレス充電が可能です。
素材はアルミ合金製でしっかりとした造り。
スタンドにもなるので手元が解放されたり、作業効率もアップしています。
【Anker】コンパクトポーチ ピカチュウモデル
上記でご紹介したアイテムをすべて収納して持ち歩いています。
ピカチュウモデルがお気に入り(笑)
〚CIO〛NovaPort TRIOⅡ 140W
もし、ノートPCやiPhone・スマホ等を1つのコンセントで同時充電したいのであればこちらを検討してみてください。
USB-C単ポート最大出力140Wを実現しています。
もちろんCIO製品なので、端末に自動で出力を調整して充電が可能な急速充電器となってます。
端末によってどのポートを使うか迷うことがないので、ストレスが大幅に軽減されます。
実際に私も購入しており、必要があれば持ち運びもしています。
MacBookをお使いの方にもオススメです。
〚CIO〛NovaPort DUOⅡ 120W
「NovaPort TRIOⅡ 140W」では重かったりオーバースペック…という方はこちら。
USB-Cは2ポートですが、合計120W出力を実現しています。
65WクラスのノートPCとスマホ等の同時充電で活躍。私の場合はノートPCと「X40Q」を使った同時充電ですね。
もちろんノートPCやスマホなどの端末に自動で出力を調整して充電してくれます。
60WクラスのノートPCを2台同時充電もOK。
単ポート利用はMAX100Wとなっています。重さは204gです。
特急「スペーシア」との快適性を比較
特急「スペーシア」の快適性
特急「スペーシアきぬがわ」運用の東武100系電車
筆者撮影
あくまで個人的な感想ですが、2017年に登場した「リバティ」も一部の機能を除いては「スペーシア」には勝てないと感じています。
筆者撮影
それはシートの快適性です。ヘッドレスト付きの大型シートは程よい柔らかさに1100㎜を誇るシートピッチ。
シート中央にアームレストが格納されているので左右でアームレスト付きということになります。
フットレストは特急「スペーシア」ならでは。靴を脱いで足を休ませることも可能です。
そして大きな窓による眺望は特別な移動をより実感できます。
筆者撮影
コンセントはありませんが東武伝統(?)の側壁折り畳みテーブルはノートパソコンとの相性は良好で快適に作業が捗りました。
たまに途切れますがWi-Fiは完備されています。
筆者撮影
シート端のアームレストにはサイドテーブルが格納されています。
特急「スペーシアX」のスタンダードシートに乗車
まとめ
結び
フレキシブルに活躍している500系「リバティ」は今後の東武特急の”縁の下の力持ち”としてさらなる活躍が期待されます。
一方でフラッグシップ特急の座は「スペーシアX」が担っています。
当ブログ記事は2025年3月15日(土)のダイヤ改正を反映させております。
参考出典リンク集
特急「リバティ」紹介:https://www.tobu.co.jp/railway/special_express/vehicle/revaty/