特急「リバティ」の車内設備
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)/出典:東武鉄道
東武鉄道の500系「リバティ」は、100系「スペーシア」や200型(250型)「りょうもう」にはない魅力的な設備が備わっています。
「リバティ」のシートは座り心地が若干硬めな印象でシートピッチは1000㎜。これは「りょうもう」の985㎜を上回り「スペーシア」の1100㎜には劣りますが、座席下まで足を伸ばせるの思ったよりも空間に余裕はあります。
筆者撮影(撮影機材:OPPO Reno5 A)
「リバティ」の利便性が光るのはビジネスユースに特化している点。
Wi-Fi・コンセント・背面テーブルがしっかり完備されています。
座席背面テーブルの他にアームレストに格納されているサイドテーブルも使用可能。シートはもちろんリクライニングします。
特急「りょうもう」にはコンセントがない
特急「スペーシア」にはコンセント・背面テーブルがない
Wi-Fiは全特急列車に設置されています。
特急「リバティ」をまとめると…
フレキシブルに運用できる「万能選手」
コンセント・Wi-Fi環境も完備されたビジネスユースとしても最適な特急
おまけ 特急「スペーシア」との快適性を比較
特急「スペーシア」の快適性
特急「スペーシアきぬがわ」運用の東武100系電車
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
あくまで個人的な感想ですが、2017年に登場した「リバティ」も一部の機能を除いては「スペーシア」には勝てないと感じています。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max/OPPO Reno5 A)
それはシートの快適性です。ヘッドレスト付きの大型シートは程よい柔らかさに1100㎜を誇るシートピッチ。
シート中央にアームレストが格納されているので左右でアームレスト付きということになります。
フットレストは特急「スペーシア」ならでは。靴を脱いで足を休ませることも可能です。
そして大きな窓による眺望は特別な移動をより実感できます。
筆者撮影(撮影機材:OPPO Reno5 A)
コンセントはありませんが東武伝統(?)の側壁折り畳みテーブルはノートパソコンとの相性は良好で快適に作業が捗りました。たまに途切れますがWi-Fiは完備されています。
筆者撮影(撮影機材:OPPO Reno5 A)
シート端のアームレストにはサイドテーブルが格納されています。
特急「スペーシアX」デビュー 実際にスタンダードシートに乗車
まとめ
結び
フレキシブルに活躍している500系「リバティ」は今後の東武特急の”縁の下の力持ち”としてさらなる活躍が期待されます。一方でフラッグシップ特急の座は「スペーシアX」が担うことになります。
こちらのブログは2023年3月18日(土)のダイヤ改正を反映させております。
参考出典リンク集
特急「リバティ」紹介:https://www.tobu.co.jp/railway/special_express/vehicle/revaty/