特急「スペーシア」と比較してみて
では特急「スペーシア」つまり東武100系電車と比較するとどうでしょうか。比較してみたいと思います。
特急「スペーシアX」と特急「スペーシア」
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max・OPPO Reno5 A)
正直に感じたこと記載します。
特急「スペーシア」のシート
筆者撮影(撮影機材:OPPO Reno5 A)
特急「スペーシア」のシートはこのヘッドレストとフットレストの快適性が素晴らしいのが最大の特徴です。
確かに車両自体は古いので細かい振動が気になることもありますが、今でもトップレベルの快適性を提供しているのは間違いないでしょう。
車両は古くてもシートのデキが”化け物レベル”なので座り心地はこちらが上
特にシートの包まれ感は圧倒的
特急「スペーシア」のシート自体がJR特急のグリーン車並み(あるいはそれ以上)なので、スペーシアXと比較するならプレミアムシートでしょう。
特急急料金にかなり差がありますが…。
逆に言えば無理してスペーシアXを狙わなくても、快適に移動できるスペーシアでもいいんじゃない?となります。
なので私が思うスペーシアX(スタンダードシート)とスペーシアの比較結果は以下の通りです。
ノートPC作業をしながらの移動ならスペーシアX(スタンダードシート)
単純に座り心地重視ならスペーシア
となります。
ちなみに特急「スペーシア」と特急「リバティ」は少しだけ安く移動できます。
浅草ー鬼怒川温泉
運賃 1,590円+特急料金 1,650円=3,240円
ちなみに…プレミアムシートはバックシェルタイプでシートピッチが1200㎜!
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
プレミアムシートの2号車に立ち寄ってみました。
こちらは2+1の3列シートでシートピッチは1200mm。利用してみたいですねぇ。
浅草ー鬼怒川温泉
運賃 1,590円+プレミアムシート特急料金 2,520円=4,110円
カフェは1号車以外の方も利用は可能 でも運用課題はありそう
出典:東武鉄道
私がスペーシアXで気になっていたのは「1号車以外の乗客もカフェを利用できるのかどうか」でした。
結論を申し上げるとカフェで購入はできるようです。
ただし基本は1号車に乗車されているお客様が優先で、優先販売終了後にオンラインにて時間毎の整理券の受付を開始するそうです。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
私の座席にも「オンライン整理券」の案内パンフレットがありました。
当日は残念ながらオンライン機能に不具合が生じて利用できませんでした。運用方法は今後いろいろ改善されると思います。
車内販売と呼ばれるものはありません
飲み物や食事はあらかじめ準備しておきましょう
【2024年9月11日現在】運賃・特急料金・時刻表
最後に改めて特急「スペーシアX」をスタンダードシートで利用した場合の運賃・特急料金を記載します。
少しでもいいからスペーシアXに乗りたい!
特急「スペーシアX」はしばらく満席状態が続くと思われます。
しかし北千住では満席だったのが春日部で降りる方が多く空席が生じたのも事実で、さらに栃木から乗車する方が多かったのも印象に残りました。
つまり浅草ー鬼怒川温泉の間で1つの座席に2人(以上)が乗車したことになります。
まぁ参考程度ですが…浅草・北千住などでは満席でも、春日部や栃木などから乗車できる可能性はあるということです。
始発駅では満席でも、途中駅から乗車できる可能性はある
個人的には「先に降りた人がシートなどを汚して」しまっていたら、あるいは「寝過ごしていたら」どうするのだろう…とは思いますが、あくまで参考程度に記載しておきます。
特急券の空席照会・購入・予約
以下のリンク先から特急券の予約・購入ができますが、スペーシアXの座席の種類選択・指定もこちらから行えます。
運賃・特急料金 浅草ー鬼怒川温泉の場合
スペーシアX 特急料金
スタンダードシート:1,940円
浅草ー鬼怒川温泉の運賃
1,590円
スペーシアX利用の合計金額
3,530円
特急「スペーシアX」の時刻表と東武特急全体の時刻表
2024年3月16日(土)改正
特急「スペーシアX」7号が鬼怒川温泉駅に14時32分着(浅草14時発)になりました。これならば宿泊先のチェックインにも間に合いますね!
そしてそれまでの鬼怒川温泉16時03分着は特急「スペーシアX」9号として運転されます。
また、臨時の特急「スペーシアX」についても確認できます。
参考
【浅草・JR新宿~東武日光・鬼怒川温泉・会津田島】
東武特急の時刻表一覧:https://www.tobu.co.jp/railway/special_express/timetable/
まとめ
結び
いかがでしょうか。私は1年間楽しみに待っていましたが、まだまだ特急「スペーシアX」の魅力のほんの一欠けらに触れたに過ぎないと思っています。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
鬼怒川温泉駅前では記念イベントが実施されるなど、東武鉄道だけでなく沿線地域全体で盛り上げていこうという意気込みが伝わりました。
廃墟が立ち並ぶことでも有名な鬼怒川温泉エリアですが、これを機にさらに多くの観光客が訪れることを期待しています。
よく訪れていますが本当にいいところなんですよ。
クルマで行けとは言いません。ぜひ東武鉄道の特急「スペーシアX」でお気軽に出かけてみてはいかがでしょうか。
特急「スペーシアX」
PC作業など、トータルで考えればスタンダードシートでも一番利用したい東武特急
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
帰りは鬼怒川観光ホテルで日帰り温泉・サウナに立ち寄り、特急「リバティきぬ」に乗車して帰りました。
弾丸日帰り温泉サウナプラン…以下の参考ブログからご覧ください。
東武特急を絡めればそれなりに弾丸日帰り温泉を堪能できます(笑)
参考出典リンク集
スペーシアXの特設サイト:https://www.tobu.co.jp/spaciax/
東武特急の空席照会・購入:https://www.tobu-ticket.jp/guest/
参考ブログ
参考