2023年7月15日(土)
「今日はお金を使うからお小遣い稼ぎをしておこう」
危機感0の私は午前中「Uber Eats」を稼働。早々に目標金額を達成したので帰ってシャワーを浴びて仮眠…寝坊。
どう考えても電車じゃ間に合わない。賭けでBRZに乗り込み横浜某所・都内某所・首都高を爆〇。
コインパーキングを探す時間がない。運転中にスマホで探せない(ナビの音声機能?よくわかりませんw)。
仕方なく墨田区某所に路駐をかまして計算上ギリギリ間に合わせるところからスタートでした。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
まさに「なんちゃってパーク&ライド」。
自己責任ですが、ここは駐車禁止の標識がない某所。
放置駐車(数日間に渡り路駐あるいは繰り返し路駐)はアウトですが理屈上は駐車可能な場所。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
そして某駅付近の踏切で乗車予定の特急「スペーシアX」を見送り、後発の電車で浅草へ向かいました。
ギリギリセーフ。
更新履歴
2023年7月17日:当ブログ記事公開
2024年3月6日:写真ギャラリーを刷新
2024年3月16日:ダイヤ改正を反映
2024年8月4日:タイトルを修正
2024年9月11日:臨時列車のリンク先を追記
2023年7月15日 特急『スペーシアX』の運行がスタート!
いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
東武鉄道の新型車両&新型特急でもある特急『スペーシアX』の運行が2023年7月15日(土)からスタートしました。
東武「N100系」電車がデビューすること、愛称が「スペーシアX」であることが発表されて1年…個人的には早かったなと感じていますがみなさんはいかがでしょうか。
寝坊というミスをやらかしましたが、なんとか13時50分過ぎに浅草駅へ到着。改札を入りなおして特急列車乗り場ホームへ向かいます。
当たり前でしたがとにかく人が多い…それほど注目度が高いのでしょう。入場券のみで特急ホームに入ることを規制されていました。
私が乗車したのは浅草14時発の『特急「スペーシアX 」7号 鬼怒川温泉 行き』でした。
4号車のスタンダードシートに座ります。これが鬼怒川温泉へ向かうスペーシアXの一番列車でした。
参考
今回のブログでは「スタンダードシート」に焦点を絞ってお伝えしますが、快適に移動できるかに加えてPC作業環境も重要視して利用しました。
そしてスタンダードシートは特急「スペーシアX」を最も安く利用できるシートですが、結論からお伝えすると十分すぎるクオリティです。
コンセントの配置が見直されている
背面テーブルはアルミ切削品でノートPCを置いてもブレない
シートは適度な硬さをキープ=疲れにくいシート
PC作業環境は東武特急ナンバー1
以上を前提にまとめてみました。
それでは特急「スペーシアX」を簡単にご紹介します。
混雑が激しくあまり写真に収めることができなかった点はお許しください。
以下のリンク先から特急券の予約・購入ができますが、スペーシアXの座席の種類選択・指定もこちらから行えます。
お急ぎの方は下記リンク先からどうぞ。
スペーシアXの外観 真っ白なボディと特徴的な窓枠が目を引く
まずは外観から。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
真っ白なボディが目を引きますね。他の東武特急よりも一体感を強く感じます。
クルマで例えるのもアレですが、スバル車の「セラミックホワイト」に近い印象を受けました。
特徴的な窓ガラスは1号車と6号車に見られるものでした。2~5号車は一般的な四角い窓枠です。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
行き先表示は「LCDディスプレイ」を採用。多彩な映像表現が可能になりました。
スタンダードシートに乗車 観光・ビジネスどちらにも適したインテリア。
それでは特急「スペーシアX」に乗り込んでみましょう。
まずは車内をざっくりと見てみる
以下の画像は私が利用したシートおよび空席になったシートを撮影したものです。
特急「スペーシアX」には数種類の座席が提供されていますが、この「スタンダードシート」が最も安く移動できます。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
スタンダードシートは多くの特急車両で見かける2+2の4列シート。
特段豪華な雰囲気は感じませんが、上品で観光・ビジネスどちらにも適したインテリアと言えそうです。
シートと窓枠の位置関係もバッチリ。「ハズレ席」はないでしょう。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
天井に浮かび上がるような優しい照明です。荷棚の質感・容量も十分で私のノースフェイスバッグもしっかり収まります。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
デッキには荷物置き場が設置。セキュリティ面も充実しており、ケーブル錠が手持ちの交通系ICカードで賄えるのも新型特急らしくていいですね。
スタンダードシートに着席・機能を紹介
お持たせしました。それではスタンダードシートに座ってみましょう。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
座り心地の第一印象は「適度な硬さをキープさせている柔らかさ」でした。
収まりが良く2時間前後の乗車にはちょうどいい印象でしたが、リクライニングをするともう少し柔らかい寄りでもいいのかなとも感じます。
特急「スペーシア」のような大型ヘッドレストやフットレストはありません。
もちろんリクライニングもします。シートの間にもアームレストも装備されています。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
シートリクライニングは赤枠の黒いボタンを押せば調節可能。外側のアームレスト内にはサイドテーブルが格納されています。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
足元の広さ…これは凄いですね。シートピッチがスペーシアと同じ1100mmを確保していますが、フットレストを省いている効果で断然広くなっています。
ドリンクホルダーは前席背面に装備。しっかりした造りです。
シートバックポケットも用意されています。背面テーブルはアルミ合金っぽくて剛性感が高いです。
これならば食事やPC作業が振動で気になることもないでしょう。
コンセントの位置も前席背面に設置・改善されています。特急「リバティ」では使いづらかったですからね。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
窓枠には傘などを掛けられるフックを設置。サンシェードは自由調節が可能なスライド式です。
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
端のシートにも背面テーブルと同等の機能を持たせたテーブルが設置されています。
もちろんコンセントもあります。
シートは回転させることができ、下のレバーを踏みながら回転させてグループで向かい合って利用できます。
PC作業環境はナンバー1 コンセントの配置見直しとノートPCが余裕な背面テーブル
見やすい車内表示器はPC作業中も次の停車駅を容易に確認できる
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
車内表示器もとても見やすく全てのシートからの視認性に配慮されています。
たまに先頭車両からの走行場面を映してくれるのもいいですね。個人的には速度表記も欲しかったですが…(笑)
ただ…初日だからか案内放送がいつもより多かったですね。
アレが今後のデフォルトだと眠りたい人は落ち着かないかもしれません。
スタンダードシートのPC作業環境
特急「スペーシアX」スタンダードシートでのPC作業環境はどうでしょう。
特急「スペーシアX」のスタンダードシートは低反発のクッションにシートピッチ1100㎜。快適性は高いと感じました。
新型特急車両らしく振動が抑えられていて快適性は高い
沿線の方々みんな手を振ってくれていました。日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね。
ではPC作業環境についてもまとめます。
車内Wi-Fiの速度
筆者によるWi-Fi速度の測定結果
Wi-Fi通信の速度を調べました。こちらは通信速度を計測した結果ですが、快適に動画視聴や作業ができる環境と言えそうです。
他の特急車両とほぼ同じ水準ですね。
Wi-Fiを利用するためには車内で登録が必要ですが2分あれば完了します。
コンセントの位置が改善 テーブルもアルミ合金らしく使い勝手は抜群
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
特急「リバティ」ではコンセントの位置が使いづらいという声がありましたが、スペーシアXは前席背面に設置されているので体に干渉することなく作業が行えます。
テーブルもアルミ製っぽくて丈夫(アルミ切削品だそうです)。振動が気になることもなく快適に移動しながら作業できます。
特急「スペーシアX」スタンダードシートの料金(運賃+特急料金)と総評
浅草ー鬼怒川温泉
運賃 1,590円+スタンダードシート特急料金 1,940円=3,530円
PC作業など、スタンダードシートでもいいから一番利用したい東武特急
次のページでは特急「スペーシア」と比較してみます。特急料金にも違いがあります。
最新の時刻表リンク先も掲載しています。