いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
クルマで海沿いを走りたい。峠道も走りたい。あるいは鉄道で気軽に向かいたい。
そして観光を満喫して温泉・サウナで締め括りたい。できれば美味しい食事も。
そんな欲張りに応えてくれるエリアが神奈川県の端っこにあります。
箱根
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
今回はサウナブログ。クルマでも鉄道でも気軽に日帰り温泉&サウナが堪能できる『箱根湯寮』さんをご紹介します。
実は9月にも訪れていたのですが、今回は11月に訪れた時を軸にご紹介したいと思います。
箱根湯寮のポイント
クルマ・鉄道どちらもアクセス利便性が高い
リーズナブルな価格で箱根の温泉とサウナを楽しめる
ロウリュウサービスは大型うちわで熱波をお届け
水風呂は沢の水そのままを使用
長時間過ごすことも可能。仮眠もできる
人気温泉地ランキング上位常連・箱根 「箱根湯寮」は箱根の玄関口に
「箱根」は東京・神奈川から気軽に日帰り観光が楽しめる
「箱根」は静岡県との県境に位置する神奈川県最終エリアの1つ。ご覧の通り行動範囲を広げると海あり山ありの素敵なエリア。
神奈川県民からは「近すぎてむしろあまり行かない」なんて声もしばしば(笑)
しかし全国規模の観光地・温泉地ランキングでは上位常連であり、東京方面からは「気軽に日帰り観光ができる」と認識されているようです。
新宿方面からは小田急線「特急ロマンスカー」が直通運転を行っています。
クルマとの相性もよく、すぐ近くに自動車専用道路が走っているので日帰り旅行プランが立てやすいのです。
観光地によくある”〇〇ICから数十キロ”、”〇〇駅からバスで数十分”というのがないのが魅力の1つです。
アクセス利便性は高い
高速道路(自動車専用道路)を降りたらすぐ箱根
箱根湯本駅を降りたらそこは箱根
そんな箱根の玄関口にある『箱根湯寮』
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
そんな箱根の玄関口、箱根湯本に『箱根湯寮』はあります(詳細は後述のアクセスをご覧ください)。
箱根湯寮は箱根湯本駅から無料送迎バス(所要時間は約3分)も運行中。鉄道(箱根登山鉄道/小田急ロマンスカー)との相性も抜群です。
出典:箱根湯寮
フロント「帳場」で受付・支払いを済ませると下足の鍵(下駄箱の鍵)を受け取ります。この鍵は退出時に返却するので忘れないでください。
筆者撮影(2023年9月)
いい雰囲気の庭園を横目に廊下を進み、大浴場(本殿 湯楽庵)へと向かいます。
なんとなく時間がゆったりと流れる感覚に陥ります。
筆者撮影(2023年9月)
途中に喫煙場所や腰を掛ける椅子が設置されています。
箱根湯寮で過ごすための基本料金
ここで箱根湯寮で過ごすための基本料金をお伝えします。
大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」
大人:平日1,600円/土休日1,900円
小人:900円
タオル類のレンタルはありません。持参か購入になります。
館内着になる浴衣はレンタルです。
備品
・フェイスタオル(購入):250円
・バスタオル(購入):450円
・浴衣(レンタル):300円
詳細は後述しますが、上記の金額だけで温泉・サウナを利用して過ごすことは可能です。
私は今回、平日2時間少々の滞在だったので雑費(飲み物代)と合わせても2,000円以内で温泉・サウナを満喫できました。
箱根湯寮のサ室「熱ノ室」は90度 フィンランドサウナロウリュウサービスも
出典:箱根湯寮/サウナイキタイ
それではさっそく温泉とサウナを堪能しましょう。
箱根湯寮ではサウナ室(サ室)を「熱ノ室」と表記されているので、今回のブログ記事でも「熱ノ室」と記します。
また、ロウリュについては「ロウリュウ」表記なので、今回のブログ記事でも「ロウリュウ」と記します。
サ室は露天エリアに設けられた「熱ノ室」 湿度が高めなフィンランド式サウナ
身体を清め温めてサウナを楽しみます。
今回、ちょっとビックリしたのが内湯にサウナ(サ室)が見当たりません。
出典:箱根湯寮
まさか…と思い、露天風呂に出てみると何やら小屋が。なんとサウナは露天にありました。
箱根湯寮ではサ室を「熱ノ室」と表現。いいですねー。旅をしている気分を盛り上げてくれます。
ドアは2段構成。外気が入りにくく温度が保たれるように工夫されています。
熱ノ室内の照明は明るい暖色系。音量は小さめですがテレビも設置。瞑想には向かない環境です。
ストーブはサウナストーンがぎっしり積まれたメトス「iki」。天井付近に設置されている温度計は92度程度をマーク。
湿度は(湿度計は見当たりませんが)控えめな印象。それでも10分程で汗だくになるいいサウナです。
ベンチはストレートタイプの3段式。1段につき6名程度が快適に利用できるスペースを確保。
サ室の体感温度は上段90度・中段80度・下段70度だそうです。
ロウリュウサービス 大型うちわで熱波をお届け
出典:箱根湯寮
箱根湯寮ではサウナーのみなさんお馴染みの「アウフグース」を「ロウリュウサービス」と題して提供しています。
ロウリュウサービス時は定員20名。
「ロウリュウマイスター」によるトークと大型のうちわによるパフォーマンスは満足度高し。
私が参戦した時のアロマ水はライムミントの香り。ikiストーブに積まれたサウナストーンにアロマ水をかけ水蒸気を発生。
大型うちわによる熱波が3段目に座っていた私を襲います(笑)
サウナハットタオルを肩にかけていた私はなんとか耐えましたが、3段目に座っていた他のサウナーはその熱さに離脱していきました。
ロウリュウサービス
大型のうちわで浴びる熱波は熱々
平日と土日祝日で実施時間が若干異なる
ロウリュウ実施時間
平日:11:30/14:30/16:30/18:30
土日祝日:11:30〜19:30(1時間ごと)
最高でした。
荷物置き場はかなり限定的 熱ノ室付近には眼鏡置き場のみ
持参した飲み物やサウナハットなどを置きたい…荷物置き場はかなり限定的です。
具体的には大浴場に入ってすぐ右側にある5人分の荷物置き場があるだけです。
熱ノ室の横には3人分の眼鏡置き場があるだけで、サウナハット掛けは設けられていませんでした。
サウナハット掛けは設置してほしい
水風呂は塔ノ沢の湧水である「沢水」 自然の水そのままを味わえる
出典:箱根湯寮/サウナイキタイ
水風呂は熱ノ室のすぐ隣。サウナハット掛けがないのは残念ですが、動線はほぼ理想的と言えるでしょう。
そして最大水深90㎝の水風呂は塔ノ沢の湧水を使用した「沢水」。水質は柔らかく山の水であることを実感。
3~4人が快適に利用できる広さです。
自然の水をそのまま活用しているのでチラーはなく、季節によって水温は変わるとのこと。
水温計は17度をマーク。直近での利用は2023年11月下旬で気温は10度以下だったこともあり体感もっと冷たく感じました。
水深90㎝・柔らかく冷たい水・冬の足音が聞こえる外気温…とっても気持ちよく入れました。
外気浴 スペースの関係上仕方がないが”ととのい難民”が現れる
木々と川(早川)のせせらぎに包まれた外気浴はとても素晴らしいのですが、露天エリアのスペースの関係でととのい椅子やベンチの数は少ないと感じます。
ととのいスポット
大型チェア:2脚
3~4人が座れるベンチ:3脚
これは2023年9月下旬に訪れた時ですが、ロウリュウサービス開始時の熱ノ室は満員状態。満員20名が熱ノ室に。
水風呂の順番待ちは致し方ないとしても、休憩スペース(ととのいスポット)の順番待ちはかなりキツイ。。
仕方なく露天風呂の適当なスペースに座るサウナーが続出でした。
出典:箱根湯寮
私は大型チェアが埋まっている時は、「見晴湯」に腰をかけて足湯。早川の瀬音に耳を傾けながら休憩しました。
木々のざわめきや早川の川音を聴きながらの外気浴は格別
今回のサ活と持参すると便利なアイテム
今回のサ活
サウナハット×サウナハットタオル×MOKUタオルでサ活。
2セット目はロウリュウサービスに参戦するため開始5分ほど前から熱ノ室にイン。
1セット目:フィンランド式サウナ10分×水風呂1分×休憩数分
2セット目:ロウリュウサービス参戦15分×水風呂2分×休憩10分以上
3セット目:フィンランド式サウナ10分×水風呂2分×休憩10分以上
ただただ大満足。横浜から来てよかったです。
持参すると便利なアイテム 館内着用の浴衣はレンタル可能
持参すると便利なアイテムを記載しておきます。
持参すると便利なアイテム
・サウナハット
・MOKUタオル
・サウナハットタオル
・歯ブラシセット
・頭皮ブラシ
・シェービングセット
・バスタオル
・館内着代わりのジャージ類
タオル類のレンタルはありません。受付で購入することになります。
館内着になる浴衣はレンタルです。
備品
・フェイスタオル(購入):250円
・バスタオル(購入):450円
・浴衣(レンタル):300円
サウナ目当ての方はここまでご覧いただければ基本的には大丈夫です。
次のページでは温泉のご紹介。サ飯や休憩スペースも記載します。
参考
料金・アクセス・無料送迎バスの紹介⇒3ページ目