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【試乗記】カレコでレヴォーグをレンタルして12時間連続試乗

2021年9月23日

いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

友人から「レヴォーグの購入を考えていて、試乗ついでに運転を教えてほしい」と言われたのでカーシェアリングサービス『careco(以下:カレコ)』さんを利用して長距離ドライブを愉しみました。

ちなみにこの友人は女性なのですが、レヴォーグの購入を考えるとはなかなか羨ましいというかカッコイイというか…尊敬します(笑)

「(コロナで地元に帰れていないから)2年くらい運転していない」というこの友人。まぁそのくらいなら大丈夫だろうとカレコにも運転者IDを登録して運転をさせたのですが…うん。教習所で練習した方がいいですね(笑)

今回は(一応)プロドライバーである私の目線と女性目線でのレヴォーグの感想などをお届けしたいと思います。何かの参考になれば幸いです。

レヴォーグのグレード・スペック

内装はスバル最新のデザインと機能を併せ持つ 筆者撮影

カレコで提供されているレヴォーグは「GT EX」というグレード。これはベースグレードにアイサイトXが付いているものです。簡単にスペックをご紹介しましょう。

スバル:レヴォーグ(GT EX)

・ボディサイズ(㎜):4755×1795×1500

・車両重量(kg):1550

・定員:5人乗り

・動力源:1.8L水平対向エンジン 直噴ターボ

・トランスミッション:リニアトロニック

・最高出力[ kW(PS)/rpm]:130(177)/5200-5600

・最大トルク N・m(kgf・m)/rpm]:300(30.6)/1600-3600

・タイヤ銘柄・サイズ:ヨコハマタイヤ「BluEarth-GT AE51」 215/50R17 91V

・駆動方式:アクティブトルクスプリットAWD

・燃料:レギュラーガソリン

・燃費:13.7㎞/L/実燃費は12.39㎞/L

・車両価格:3,487,000円(税込)

アイサイトXが標準装備なのでセンターインフォメーションディスプレイとフル液晶メーターはセットで付随します。

装着タイヤはヨコハマタイヤ「BluEarth-GT AE51」 筆者撮影

走行性能で言えば最もレベルが低いグレードとういうことになりますが、「これでいいじゃん」と思わせるには十分な内容でした。もちろん求めてしまうとSTIスポーツには及びませんが…。

走行インプレッション

それでは走行インプレッションをまとめてみたいと思います。

結論としてはいいクルマです。市街地メインでの使い方ならこのグレードで十分だと感じさせてくれました。

筆者撮影

ただシートは気になります。シルバーステッチが施されたトリコットシートですが、これはSTIスポーツの本革シートを知っているので感じてしまいましたが、座り心地・サポート性はやはり劣ります。

慣れてしまえばどうということはありませんが、後述の件も含めてシートの出来は気になってしまいました。

横浜市街

最初は市街地を走りました。主な区間は横浜駅西口~狩場ICまで。視界性能に優れているので交通量が多い区間も安心してドライブできます。

ステアリングの握り心地がいいです。ベースグレードでもさすが本革巻き。

駐車場を出る時にトルクの豊かさを実感。昔、3代目インプレッサ(GH/1.5L)に乗っていた私からしたら低速域のスムーズさが驚愕レベル(笑)

エンジンの出力特性を変化させる「SIドライブ」はS/Iの2モード。横浜では常時Iモードで運転。このグレード(GT)ならば市街地ではIモードで十分でしょう。

パドルシフトが付いていますが市街地走行ではほとんど使用しませんでした。個人的にはこのリニアトロニックの設定で十分だと感じます。確かに以前試乗したSTIスポーツの方が足回りが引き締まっているのは実感できますが、街中メインならこれでいいかもしれませんね。

保土ヶ谷バイパス

本当は静岡までバイパスを含めた下道で向かおうと思ったのですが、我慢できずに高速を使いました。SIドライブは常時Sモードで愉しみます。

最初は保土ヶ谷バイパス(制限速度80㎞/hの自動車専用道路)。平日24時間の交通量が日本屈指という道路としても有名です。狩場ICから東名・横浜町田ICまで走ります。

狩場ICから保土ヶ谷バイパス本線に入るまで上り坂と合流が続きます。しかし中速域でもトルクが充実しているのでSモードでは必要十分以上の加速。後方視界も良好なので安全に合流できます。

今回のドライブは基本的に制限速度を遵守して走っていますが、保土ヶ谷バイパス走行中に感じたのがシートとステアリング特性のアンマッチ。

このレヴォーグの特徴というか長所でもあるのですが、ベースグレードでもステアリング応答性は素晴らしいです。程よい重さでほんの少しステアを切るだけでクルマが向きを変え始めます。

逆に言えば、応答性がちょっと鈍いクルマでゆったり走りたい人や他のシートに座っている人から見たら慌ただしく感じてしまうかもしれません。しかし私はこちらが好き(笑)

アンマッチというのはシートのホールド性。ステアリング操作を正確に行わないとクルマが妙な挙動を起こすように見えてしまうので、正しい姿勢をキープしなければなりません。その正しい姿勢のキープがちょっと難ありなシート…滑りやすいのかな。トータルではむしろ疲れてしまいそうな感じでした。

まぁアイサイトを駆使すれば解消できる悩みですがちょっと残念な点です。ドライブ好きでレヴォーグを検討されている方はここはよく確かめてもらいたいです。

東名高速・新東名高速

東名高速は時速90㎞/h以上で走ります。SIドライブはもちろん常時Sモード。東名高速に流入する時点でシートには慣れました。

まずは保土ヶ谷バイパスから横浜町田ICへ。ここは一般道との合流&下り坂でかつR=35という急カーブ。初見だと保土ヶ谷バイパスからのスピード感覚もあって怖い場面。

ここをレヴォーグは修正舵を必要とすることなくスムーズに曲がってくれます。これは気持ちいいですね。

そしてさすがワゴンボディ。走行中にクルマの動きが乱れたりというのがほとんど感じません。高速域でもしっかり再加速してくれるので、もちろん暴力的な速さとは無縁ですが、少なくとも140㎞/h程度までは自然な加速をキープしてくれると思います。

新東名高速で制限速度120㎞/h区間に突入。100㎞/hからの加速も難なくこなします。

沼津駿河湾SA ドッグランもある絶景SA

筆者撮影

夜の高速道路は最高ですが夜のSA・PAもワクワクするスポット。今回は新東名の『駿河湾沼津SA』で小休憩。

駿河湾沼津SAにて 筆者撮影

灯火類の点灯個所はなんとかしてほしいなぁと思いつつ撮影(笑)

ドッグランは遅い時間も利用できる 筆者撮影

日中は駿河湾が一望できることで特に上り線側が人気のスポットとして有名ですが下り線も負けてはいません。

ドッグランがあるのでワンコにも嬉しいSAです。夜間も使えます。

駿河湾沼津SAはコチラ

サウナしきじ サウナーの聖地として大人気

筆者撮影

東名高速は「日本平久能山SIC」で降りて『サウナしきじ』で一休み。やっぱりドライブとサウナの組み合わせは最高でした!

ついでに読む

https://mizosho.com/2021/09/saunashikiji/

日本平パークウェイ~日本平 夢テラス~清水日本平パークウェイ

サウナしきじを後にして真夜中という時間帯。ワインディングでの走行性能を試そうと『日本平』へやってきました。

日本平は「日本平パークウェイ」「日本平さくら通り」「清水日本平パークウェイ」の3つのコースがありますが、今回は日本平パークウェイと清水日本平パークウェイを走行。

さらに日本平パークウェイの走行場面を試しに撮影してみました。制限速度40㎞/hを極力守っていますが、低速ながらワインディングでもレヴォーグの良さを味わうことができました。

日本平 夢テラス

出典:日本平夢テラス

休館日は月に1日ほど設けられていますが、施設入場料は無料です。様々なイベント会場としても活用されているそうです。

筆者撮影

夜間帯は駐車スペースが限られていますが、自販機の販売種類も豊富で展望台もありドライブの小休止にはもってこいです。

日本平夢テラスの詳細はコチラ

展望台には24時間365日稼働のライブカメラを設置。富士山の様々な表情を常に発信しています。

 

次のページではアイサイト/アイサイトXの実力を試します。

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  • この記事を書いた人

溝口将太(みぞしょー)@旅するモビリティサウナー

道路を70万キロ以上走り続けている男がサウナの素晴らしさに目覚め、モビリティとサウナを愛するためにブログ運営を始めた『モビリティサウナー』。 当ブログでは愛車・鉄道乗車記・サ活記事などをマイペースで更新しています(実際にかかった費用も極力掲載)。ご依頼を受けたり興味を持ったクルマのレビューや出来事も執筆・掲載しています。 みなさんのクルマ選び・移動手段・休日の過ごし方の参考になれば幸いです。 副業はGROMで工夫しながらフードデリバリーを真剣に稼働中。マイペースで楽しく稼いでいます。 愛車はスバル「レヴォーグ レイバック」。それまでの相棒「BRZ」と一時お別れ。BRZの特別仕様車が出ることを願い購入を企んでいます(笑) 運転免許証が無くなると生活が破綻するので絶対死守! よろしければ各SNSへのフォローもお願いします。

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