いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。最近は個人的な用事(主な原因はウーバーイーツや作業部屋の改造などですが…)でブログ更新が滞っています。申し訳ありません。
今回は友人を介してお譲りいただいたホンダ・グロムに『ハンドルブレース』を取り付けてみたので簡単なレビューをお届けします。近年ではスマホホルダーやドレスアップパーツとしても支持を得ているパーツですが、その本質はハンドル剛性を高めるパーツです。
価格帯を考えるとコストパフォーマンスは非常に高いパーツと言えるのではないでしょうか。
目次
ハンドルブレースとは ハンドル剛性を上げつつドレスアップ効果も
最初にハンドルブレースについて簡単にご説明します。
そもそも「ブレース」とは”筋交い(すじかい)”という意味で建築用語の1つとして使用される言葉です。建築の変形を防ぐため、構造材を柱と柱の間斜めに入れて補強するための部材です。
転じてハンドルブレースとは、左右のハンドルバーを1本のブレースで結び走行中のブレを抑制する効果のあるカスタムパーツです。クルマで言うタワーバーとほぼ同じような効果が得られます。
最近ではドレスアップパーツやスマホマウントパーツとしても注目度が高いアイテムですが、元々はオフロードバイクのハンドル剛性を上げたり、ジャンプ着地時に顎を保護するためのスポンジを巻くために活用されたのが始まりだとされています。
カエディア製のハンドルブレース(アジャストブレース)をAmazonで購入 取付もカンタン
私が購入したのはカエディア製のハンドルブレース。元々スマホホルダーもカエディア製品を使っているので自然と目が向いただけでしたが、調べて見るとカエディアは横浜(しかもほぼ地元)のメーカーであることがわかったので地域貢献の意味も含めて購入に至りました。
価格は4,000円弱。Amazonで思い切って購入してみました。
効果は抜群! しかしリアとのバランスが気になることに…
取付作業はブッキーな私でも15分程度で完了。さっそくテストを行うとすぐにその効果を実感できます。
具体的には前輪が拾う振動が明らかに抑えられています。ちょっとした轍へ進入しても振動の収まりが良くなっていることがわかります。つまり前輪の剛性が増して一体感が強くなったような気がするのですが、右左折を行う時は以前よりも入力がほんの少しだけ強くなりました。クルマでいうとステアリングがほんの僅か重くなるような感覚です。
しかし曲がり始めてしまえばクイックかつシャープに曲がります。元々私のグロムは曲がりにくいのでその差も実感できました。
走行中のハンドルのブレが抑えられた直進安定性の向上が気持ちいいですね。しかしこれも宿命ですが、フロントが良くなるとリアの振動などが気になってしまうのもまた事実。
このグロムは決して安定性が高いとは言えない(個人的には…です)ので、むしろ”それ”を無理矢理楽しんでいた部分もあったのですが、フロントの安定性が増したためリアの挙動のズレがむしろ気になるようになってしまいました。これが「沼」への第一歩でしょうか。
ちなみに横断歩道などを押して歩く時は今までよりも気持ち楽に押せるようになりました。余計なブレが軽減されているからでしょう。
スマホホルダーをブレースに装着
筆者撮影(撮影機材:OPPO Reno5 A)
振動が抑えられるということは、もちろん疲労低減の効果も期待できますが、スマホホルダーにマウントされているスマホが落下するリスクも大幅に軽減されます。ツーリングやUber Eatsなどで活動するライダーにとってもメリットは大きいと言えるでしょう。
今はハンドルブレースにスマホホルダーを装着しています。装着箇所は3M両面テープで補強してありますが、従来のハンドルバーに装着していた頃よりも画面が見やすくなりました。
ちなみに、スマホホルダーもカエディア製品を使用しています。
まとめ
結び
クルマもそうですがバイクも弄りだすと次から次へと気になるところが顔を出します。ほどほどにしておかないとキリがないと思うのである程度は自制しようと思います。
…次はリアサスペンションの交換を検討することになるかなぁ(笑)
参考出典リンク集
カエディア:https://www.kaedear.com/
カエディア ハンドルブレース:https://amzn.asia/d/gcNGeuy
Amazonで購入することも可能です。