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Hyundaiが日本再上陸!BEV『IONIQ 5』は素直に凄い!! 実車レビュー編

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いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

とんでもないBEVが日本にやってきました…Hyundai(ヒュンダイ改めヒョンデ)の『IONIQ 5』です。ヒョンデは2022年2月19日(土)に「Hyundai House Harajyuku」をオープン。場所は東京・渋谷(原宿)の商業施設「Jing」にてポップアップストア形式でオープン。

同年5月28日までの期間限定ですが純粋な電気自動車「IONIQ 5」と水素を燃料とする燃料電池車「NEXO」の実車に触れることができます。

Hyundaiは2009年に乗用車市場より撤退し、約12年ぶりに再参入を果たしたことになります。様々な国民感情などあるとは思いますが、今回はBEV「IONIQ 5」をメインにお伝えできればと思います。

このタイミングで再参入・車種を投入したHyundai(以下:ヒョンデ)の自信を改めて感じることができました。日本車ファンとしては「悔しい!」と感じること多々ありでした。

IONIQ 5 Lounge AWDのスペック IONIQ5全グレードが国・自治体の補助金交付対象車

出典:Hyundai

最初にヒョンデ「IONIQ 5」の主なスペックを掲載します。以下にスペック表をまとているのでよろしければご参照ください。今回のレビューのIONIQ 5は「IONIQ 5 Lounge AWD」という最上級グレードが中心となります。

車両概要

車両概要
車名 IONIQ 5
グレード Lounge AWD
動力 BEV
電池種類 リチウムイオンバッテリー
駆動方式 AWD(後輪駆動ベースのオンデマンド型AWD)
トランスミッション なし
車両価格(税込) 5,890,000円
オンラインオーダー開始時期 2022年5月頃を予定
納車開始時期 2022年7月頃からを予定

AWDは2モーター式になりますが、これはフロント・リアにそれぞれモーターを搭載していることになります。

価格についてですが、IONIQ 5は国(経済産業省)からの補助金「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」の対象車です。「車載コンセントから給電機能を有する」「”V2H”により電力を取り出すことができる車両」といった条件を満たしているので上限80万円の補助金が交付されます。

さらに各自治体での補助金も活用できるので合算すれば補助金の合計交付額は100万円を超える可能性もあるでしょう。この点はお住まいの地域によりますね。

他のグレードに「IONIQ 5」「IONIQ 5 Voyage」「IONIQ 5 Lounge」がありますが、駆動方式は全てRR(リアモーター・後輪駆動)です。

車両サイズなど IONIQ 5 Lounge AWD

車両寸法
全長×全幅×全高(mm) 4635×1890×1645
室内長×室内幅×室内高(mm) 2013×1631×1209
ホイールベース(mm) 3000
トレッド[前/後](mm) 1628 / 1637
最低地上高(mm) 160
最小回転半径(m) 5.99
車両重量(kg 2100
乗車定員(名) 5
車両総重量(kg 記載なし
タイヤ・ホイールサイズ 255/45R20 105W
タイヤ銘柄 ミシュラン「PILOT SRORT EV」

カタログなどで見るとSUVに見えるのですが、最低地上高が160㎜なのでSUVというよりは5ドアハッチバックに近いスタイルと言えます。

カタログ内では「CUV」という表現が使われていますが、CUVとは”クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル”の略。SUV専用プラットフォームではなく乗用車として造られていることが伺えます。

タイヤはミシュランのPILOT SRORT EVが装着されていますが、ミシュランのHPには該当するサイズが見当たらないので価格は不明です。カタログには「ミシュランの技術協力により、IONIQ 5の性能を余すことなく引き出す(中略)専用タイヤです」とあるので専用設計タイヤですね。

バッテリー性能 IONIQ 5 Lounge AWD

出典:Hyundai

IONIQ 5は専用プラットプラットフォーム「E-GMP」が採用されています。見る限りバッテリーはボディ下部に配置され低重心化にも効果がありそうです。

バッテリー性能
電池種類 リチウムイオンバッテリー
総電圧(V) 653
総電力量(kWh) 72.6

バッテリーの総電圧はソルテラ(bZ4X)・アリアといった日本勢の約350Vを大きく上回りますが、これは今後の急速充電の発達も視野に入れていると思われます。

400Vシステムにはもちろん対応しており、さらにカタログ内にはポルシェ・タイカンと同等の800Vシステムにも対応しているかのような記述が見られます。

モーター性能 IONIQ5 Lounge AWD

モーター性能
モーター種類 交流同期電動機
システム最高出力[ kW(PS)/rpm] 225(305)/  2800~8600
システム最大トルク[ N・m(kgf・m)/rpm] 605(61.7)/  0~4000
フロントモーター最高出力(kW) 型式:EM07 70
リアモーター最高出力(kW) 型式:EM17 155

スペックから後輪駆動ベースのAWDであることがわかります。

BEVらしく発進時に即最大トルクを発揮します。60キロ(リアのみ駆動時は約35キロ程度)というトルクは車重約2100kgという車体をスムーズに動かしてくれそうです。最高出力も300馬力を超えているので動力性能だけで見るとスポーツカーのようなスペックですね。

充電装置・性能 IONIQ 5 Lounge AWD

充電装置・性能
普通充電 AC充電器 AC 200V
急速充電 DC充電器 CHAdeMO 90kWを想定か

急速充電のスペックはカタログ内で「90kWでの急速充電を行う場合、32分で10%から80%まで充電が可能」とあります。ただし「標準グレード」という記述もあるのでここでは参考程度といったところでしょう。

航続距離 IONIQ 5 Lounge AWD

航続距離(カタログ記載値)
航続距離(WLTCモード) 577

実際にどの程度走れるのかはわかりませんが、500を超える航続距離は余裕に繋がりますね。

IONIQ 5のデザイン エクステリア

それではエクステリアから見ていきましょう。IONIQ 5のデザインテーマは「ピクセル」だそうです。

フロントエクステリア

筆者撮影

正直に言います。私はIONIQ 5の前情報がほとんどない状態で実車を見ましたが、一目見た瞬間に欧州車の雰囲気をものすごく感じました。丁寧に案内してくださったスタッフさんとも話しましたが、IONIQ 5はジョルジェット・ジウジアーロ氏がデザインしたヒョンデ・ポニーのデザインをオマージュしているそうです。

筆者撮影

デザインテーマは「ピクセル」とお伝えしましたが、最も色濃く表現されている個所の1つにヘッドライトが挙げられます。ヘッドライトには美しいピクセル形状のLEDランプが使用されています。

出典:Hyundai

カタログから抜粋すると点灯パターンはこのような感じに。

筆者撮影

こちらは他のグレード(駆動方式はRR)ですがライトの点灯パターンは全グレード共通です。

サイドエクステリア ホイールベース3000㎜はアウディ Q7とほぼ同数値

筆者撮影

サイドエクステリアも強烈な印象を残します。「Z」を思わせるエッジが存在感を際立たせているのと、全長4635㎜に対してホイールベース3000㎜というスタイル。参考までにホイールベース3000㎜という数値はアウディ Q7とほぼ同数値。しかしあちらは全長5m超え。

ポイントはやはりフロントオーバーハングでしょうか。エンジンが搭載されていないのでフロントオーバーハングがかなり切り詰められています。

これによってホイールベース3000㎜を実現させながらも全長4635㎜というサイズに落とし込み、実際はかなり大きく見えますが欧州車のゴルフを思わせるスタイリッシュなハッチバックモデルに見えます。

リアエクステリア

筆者撮影

リアも一体感を際立たせるスタイル。テールランプにもピクセルをモチーフとして点灯パターンを採用させています。LEDなので少し離れた後方からでも存在感は抜群に高そうです。

BEVなのでマフラーはありません。ボディ下の空力性能はどこまで追求しているのかはわかりませんが、ディフューザー処理のようなものは小規模ながら確認できます。

筆者撮影

斜めリアから見るとサイドエッジがより際立っていることがわかります。個人的にはボディのデザインはポリゴンチックなように感じます。高度なデジタル化を表現しているのでしょうか。

筆者撮影

反射板が埋め込まれています。

サイドミラー・ドアハンドル

筆者撮影

サイドミラーですが、外側がエッジを利かせた処理が施されています。あくまで想像ですが、空力性能と風切り音に効果的なのかもしれません。

筆者撮影

こちらはドアハンドル。内蔵タイプでサイドエクステリアをよりスッキリさせる効果と、テスラ車を連想させそうなこの独特なドアハンドルは乗車の度に所有満足度を刺激してくれそうです。

筆者撮影

ドアヒンジはプレス製ヒンジでした。

充電口 給電システムは室外V2L対応でアウトドアにも V2Hにも対応

筆者撮影

充電口は右リアに設置。普通充電・急速充電どちらも同じリッド内に設けられています。急速充電は「CHAdeMO」規格です。

展示車に設置されているコネクターは給電コネクターです。

給電コネクター

筆者撮影

給電コネクターにはコンセントがあり「室外V2L(Vehicle to Load)」が実装されています。最大1.6kWの消費電力の提供が可能で大抵の家電製品は稼働できます。

その気になれば外で電子レンジや音響装置に電力を供給して実際に使用することが可能です。ちなみにショールームでは無印良品の1500Wドライヤーがセットされています。もちろん問題なく稼働します。

充電ケーブル

出典:Hyundai/筆者撮影

IONIQ 5には充電ケーブルが付属しますが100V 12A充電ケーブルとなっています。一般的な家庭でBEV用の充電コンセントを設置する場合は200V 16Aだと思いますが、カタログには「非常時に100Vプラグに接続して使用可能な充電ケーブル」とあることから旅行宿泊先などでも使用することが前提かもしれません。

V2H対応 家庭用充電ポートのデモ機も

筆者撮影

充電された電力を家庭に供給できる「V2H(Vehicle to Home)」にも対応しています。ショールームには家庭用充電ポートのデモ機もあります。

タイヤ・ホイール

タイヤ・ホイールサイズは255/45R20 105Wでタイヤ銘柄はダンロップ「PILOT SRORT EV」が装着されています。ホイールのデザインはフェンダーモールとの連続性を現しているのでしょか。こちらも斬新なデザインです。

フロントボンネット AWDとRRではフロントトランクの容量が異なる

気になるフロントボンネットを開けてみましょう。IONIQ 5にはフロントにトランクが設けられており「フランク」と呼ばれているそうです。

筆者撮影

ボンネットは嬉しいダンパー式で高級感を実感できます。”EV”と表示されたカバーがありますが、カバーを外すと…。

筆者撮影

AWDモデルである「Lounge AWD」はフロントモーターが搭載されています。何も置けないというわけではありませんが、フランクとしては実用性は低いです。対してRRモデルはモーターがないのでフランクとしての機能をそれなりに有しています。AWDとRRモデルにおいて実際に目で見れる数少ない相違点ですね。

参考までにフランク容量はカタログ値でAWDが24L、RRは57Lです。

筆者撮影

左上にはブレーキフルード・リザーバータンクが2つ(2色に分けられている)・ウォッシャータンクが設けられています。フロントバンパーからラジエーターも確認できるのでIONIQ 5は水冷式であることがわかります。

リザーバータンクが2つ設置されているのは、ピンクのLLCがバッテリー用で青のLLCがそれ以外を冷却するために分けられているとのことです。

 

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