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いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

2021年3月13日(土)はJR東日本のダイヤ改正により東海道線特急の在り方が大きく変わりました。新時代に突入したとも言えるでしょう。

前回の185系に関するブログでも述べましたが、大きな注目点としては特急列車の自由席特急券が事実上廃止されたことです。これにより東海道線内の特急料金もシンプルでわかりやすい案内が可能になりました(サフィール踊り子・成田エクスプレス・寝台特急サンライズなどは別物です)。

全体的に見ると従来の自由席特急料金と比較すると値上げに見えてしまうのですが、本当にそう言い切れるものなのでしょうか。

今回は実際に東京発・特急「湘南」1号に乗車して考察してみました。東京始発の特急「湘南」1番列車になります。

今回の乗車区間は東京~大船、乗車車両・料金考察は普通車です。

E257系特急「湘南」

特急「湘南」は2021年3月13日(土)のダイヤ改正を機に3月15日(月)から運用を開始した新たな特急列車です。「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」を引き継ぐ形(というか特急化)で登場しました。

運用車両は全てE257系。中央線特急などのお下がりという声もありますが、外装・内装をリニューアルした車両です。特急「サーフィール踊り子」を除くすべての特急「踊り子」にも充当されています。

実際に乗車してみて

デッキには防犯カメラが設置されています。車内の天井は高めで照明も特急列車らしい佇まいです。

座席はリクライニング・座面スライド機構付き

東京駅・品川駅からの乗車率は80%程でした。鉄道ファンの方が多いかなぁと予想していましたが、意外にもサラリーマンの方が多く目立ちました。特急「湘南」1号は18時に発車なので後発の列車はもう少し乗車率が上がるかもしれません。

座席は特急型車両なので進行方向を向いているクロスシートです。

座り心地は可もなく不可もなくJR特急の普通車としては標準だと思います。シートピッチは185系よりも断然広く、リクライニングの角度も深い(後席の乗客への気遣いは必要)ので快適です。

面白いのは座面にスライド機能が備わっているところです。

肘掛にあるボタン(青色の枠)を押せばリクライニング、レバー(赤色の枠)を引けば座面がスライドします。座面をスライドさせれば太ももの裏側までシートに収まります。長時間乗車の際は活用するべきですね。

しかしまぁ…リニューアルとしてはちょっと残念な部分が顔を出していますね(苦笑)

コンセントは1つ。Wi-Fiは未整備

私が確認した限りではコンセントは窓側に1つ。つまり2席で1つの割合になりますのでこれはいただけないと思いました。特急「湘南」としての運用ならまだ許容範囲かもしれませんが、特急「踊り子」としての運用だと長時間乗車になるでしょうからここは改善してほしいです。

テーブルを利用しての作業風景はこのような感じ。

Wi-Fiは未整備です。横須賀・総武快速線のE235系にはバッチリWi-Fi環境が整っていましたので、185系引退後も支持を得たいのならばWi-Fi環境の設置を希望したいところです。

特急「湘南」は川崎・横浜を通過

特急「湘南」1号、品川の次は大船に止まるのですが「湘南ライナー」1号は東海道貨物線を経由していたので大船には停車しませんでした。細かい変更はあるものの特急「湘南」は「湘南ライナー」を受け継いでいると言っても過言ではありません。

「湘南ライナー」は川崎・横浜を通過(あるいは経由しない)をしていたので特急「湘南」も同様に通過します。私の乗車時では川崎では速度を落としての通過、横浜ではなんと東神奈川を過ぎてから加速して高速で通過しました。ポイントの通過音には迫力がありましたね。

これは遠近分離の運用思想をそのまま引き継いでいると言えます。特急「湘南」は平日のみの運行ですのでメインターゲットは当然通勤客になるわけですね。

「湘南ライナー」は大船から先が快速列車扱いとなるので乗車券のみで利用できました(つまり乗り得列車に化ける)。しかし特急「湘南」は特急列車なので、今後は大船以降から乗車する際も乗車券のほかに特急券が必要になります。大船以降から小田原方面へ乗車していた方にとっては利便性が大きく悪化してしまったと言えます。

ちなみに特急「湘南」の下り列車の多くが辻堂に停車するのですが、快速アクティー・特別快速は終日通過しています。辻堂ではちょっと面白い逆転現象が発生していますね。

 

次ページでは気になる特急料金をご紹介します。お得なサービスも?

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