『S-TRAIN』の座席指定券の購入はチケットレスサービス「Smooz」で
横浜駅ホームに設置されているS-TRAINの指定券券売機
筆者撮影
座席指定券の購入方法ですが、西武鉄道も他の鉄道会社と同じくチケットレスサービスを提供しています。
特急券や座席指定券は直接窓口や券売機で購入することも可能ですが、チケットレスサービス「Smooz」で予約・購入することをお勧めします。
①チケットレスサービス「Smooz」で予約・購入。窓口や車内改札を介さず利用
②直接窓口や券売機で購入
チケットレスサービス「Smooz」は座席の指定も可能
出典:西武鉄道
Smoozで予約・購入をすればシートマップ上で座席の指定も行えます。
ただしSmoozでは窓枠まではハッキリわからないので、S-TRAINの編成図・座席表をご覧ください。
しっかり照らし合わせれば「ハズレ席」を回避できるはずです。
指定席券を購入せずに利用してしまうと?
事前に指定席券を購入しないで乗車した場合は、料金表の発売額に200円を加算した金額を請求されます。
例えば横浜ー西武秩父で利用すると1,260円請求されます。
S-TRAINの座席指定料金
元町・中華街⇔西武秩父の座席指定料金は以下のページでご確認ください。
参考/大人料金
元町・中華街、みなとみらい、横浜、自由が丘⇔西武秩父:1,060円
渋谷、新宿三丁目⇔西武秩父:710円
西武秩父⇒副都心線 池袋:710円
2025年4月現在
『東急線西武線まるごときっぷ』でお得に移動
出典:東急電鉄
今回のブログで特にお伝えしたい内容の1つがこちら。『東急線西武線まるごときっぷ』の存在です。
このきっぷ、東急線の各駅(渋谷駅、世田谷線・こどもの国線各駅を除く)で購入することができる磁気きっぷですが、東急線から西武線方面へ利用する方にとってはかなりお得な商品です。
出典:東急電鉄
内容としては東急線各駅から渋谷までの往復+東京メトロ副都市線1日乗り降り自由+西武線全線1日乗り降り自由という破格なもの。
”東急線各駅”とあるので例えば田園都市線の駅でも購入・使用が可能です。
私は横浜で購入しています。横浜での購入額は1,850円。
(2025年4月現在は1,900円)
これで横浜⇔西武秩父の往復分の乗車券として使うことができます。しかもフリー区間付き。
仮に横浜から西武秩父まで素直にきっぷを購入すると運賃は片道1,290円・往復2,580円。最低でも730円はお得に移動できることがわかります。
(2025年4月現在は片道1,340円・往復2,680円)
まるごときっぷは乗車駅によって金額が異なります。
帰りはきっぷ購入駅より先で降車すると別途運賃が必要になり、手前で降車する場合は駅員さんに申し出れば改札を通してもらえます。
一例で言うと、私は帰路は日吉で下車しましたが何も問題ありませんでした。
参考/大人料金
東急線西武線まるごときっぷ(横浜駅):1,850円
2025年4月現在は1,900円
今後はMaaSに組み込めるような仕組みを実装してほしいですね。
まとめ
結び
元町・中華街ー西武秩父が1本につながる(S-TRAIN1号および4号)という面では素晴らしいと思いますが、2時間越えの乗車という面ではシートがあまりよろしくないというのが本音でした。
具体的には座面の座り心地は許容範囲ながらも今一歩なシートに硬い背もたれ…特にこの硬い背もたれは改善をお願いしたいレベルです。
リクライニングができればまた印象が変わったかもですが、それこそまた別ブログでお伝えしますが特急「ラビュー」が素晴らしかったのでこっちが来てくれないかなぁとも思ってしまいました。
空気輸送と名高い元町・中華街と西武秩父をつなぐS-TRAIN。
潜在的な魅力はとても光るものがありますが、シートの出来の悪さはちょっと足を引っ張ってしまうのではないかと実感しました。
とはいえ東急線西武線まるごときっぷは利用価値が高いと思うのでぜひ興味があったら使ってみてください。
今回の移動費(横浜起点)
東急線西武線まるごときっぷ:1,850円(往復利用)
2025年4月現在は1,900円
S-TRAIN:1,060円
参考出典リンク集
S-TRAIN:https://www.seiburailway.jp/railway/reservedtrain/s-train/
東急線西武線まるごときっぷ:https://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/value_ticket/marugoto_ticket.html
西武鉄道:https://www.seiburailway.jp/
東急電鉄:https://www.tokyu.co.jp/index.html