いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
地元・横浜から東名高速・新東名高速を走って静岡県へドライブ。目的は”サウナの聖地”として名高い『サウナしきじ』さん。
特に水風呂は「水風呂目当てでも訪れる価値がある」と言われるほど有名で、ミネラル(カルシウムやマグネシウム)が豊富な極上の地下天然水は”飲める水風呂”とも。
横浜からの距離も程よく、近場にはドライブを堪能できるスポットもあるので「ドライブ×サウナ」をテーマの1つに捉えている当ブログにとっても無視できない存在。
もちろん水風呂だけでなく天然水を使用したお風呂や2種類のサウナも素晴らしい。さらに価格もリーズナブル。
みなさんのドライブやツーリング、サ活の参考になれば幸いです。
しきじの素晴らしきポイント
・駿河の美しい自然の中で育まれた天然の湧水(を使用しているお風呂&水風呂)
・湿度が程よい高温フィンランド式サウナと熱々の薬草スチームサウナ(ボナサウナ)
・リーズナブルな価格設定 手ぶらでもほぼ問題ないアメニティの充実度
この3つを押さえながら掘り下げていきましょう。
ラストにおまけとして割と近場にある❝走り屋の聖地❞もご紹介します。。
更新履歴
2023年8月2日:当ブログ記事ブラッシュアップ
2024年3月11日:写真ギャラリー刷新
サウナの聖地『サウナしきじ』 男女完全別行動/サウナハットの持ち込みは禁止
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
とあるドライブスポット(最後にご紹介)を経由して「サウナしきじ」へ到着。
トータル3回目の利用でBRZでは2回目の訪問。訪問日時は2023年8月30日(日)18時頃。
レトロな雰囲気が漂う正面玄関から入店。
入口付近には地元民と思われる若者たちがサウナ談議に華を咲かせています。
館内に入ると著名な方々のサインがずらり。
受付で入浴料を支払いますが、メンズサービスタイムということで900円(料金の詳細は後述)。バスタオル1枚と館内着のセットを受け取り更衣室へ向かいます。
ここで注意ポイント…受付以降、男女は完全に別行動になります。2階に休憩所がありますがそこでも男女別々で過ごすことになります。
カップルや夫婦で来られる方は要注意です。お風呂・サウナがメインなら受付を済ませる前に集合時間を決めておくといいでしょう。
更衣室で準備をして浴室へ。入口手前にフェイスタオルが積まれています。つまりフェイスタオルは使い放題ということですが節度は守りましょう。
やはり人は多い…さすがに今回は数えませんでしたが40名はいましたね(笑)
浴室全体はそれほど広くないですが、回転率をキープするためにスペースを効率よく有効活用するか考え抜かれているような気がします。
そしてサウナしきじではサウナハットの持ち込みが禁止されているのでご注意ください。
なんでかなぁと考えてみましたが、そもそもサウナハットを立て掛けるスペースが無いこと、動作が増えることにより人の流れが悪くなることを懸念しているのかなと感じました。
注意ポイント
男女は完全に別行動(休憩所・食事など含む)
サウナハットの持ち込みは禁止
おっと駐車場のことを忘れていました。
駐車場は第二駐車場まで備えた十分な台数が駐車可能ですが、それでもかなりの台数が埋まっていました。
「きっと浴室も凄いだろうな…」と初めて訪れた時は浴室に50名いた(ガチで数えました)ことを思い出しながらクルマを空きスペースに駐車。
地元の方がメインなのか静岡ナンバーが目立っていますが、関東圏から”遠征”している人も多いのか「横浜」「湘南」「世田谷」「品川」ナンバーは確認。
2種類のお風呂 天然の地下水を利用した「ジャグジー風呂」と「漢方薬草風呂」
浴室に入ると水風呂に打たれる”滝”、そしてほんのりと薬草の香りを感じさせます。いきなり目・耳・鼻を楽しませてくれるのがサウナしきじの浴室。
横浜から来ているので「来たぞー!」という気分にさせてくれます。
まずは身体を清めます。
洗い場にはシャンプー、リンス、ボディソープ、シェービングクリームや使い捨ての歯ブラシと歯磨き粉チューブが用意されています。
カミソリもありますが愛用品を持参することをお勧めします。できれば歯磨きセットも自分で持ってきた方がいいかな。
洗顔料はないので持参してください。
ジャグジー風呂 豊富ミネラルを豊富含んだ天然水ジャグジーとジェット噴流
出典:サウナしきじ
「サウナしきじ」には2種類のお風呂がありますが、1つは「ジャグジー風呂」。
駿河の美しい自然の中で育まれた天然の湧水はミネラルを豊富に含んでいます。
その天然水を使用したジャグジーとジェット噴流は全身のツボをマッサージ。血行が良くなるとしています。
実際に浸かると本当に気持ちいい。
温度は約40度。滑らかな水が勢いよく流れ全身のツボを程よく刺激。ドライブの疲れを癒してくれます。
漢方薬草風呂 10種類以上の薬草成分を独自にブレンド
もう1つが「漢方薬草風呂」。お湯は檜皮色で独特の匂いがありますがこの香りが心地良い…。
成分は鉱泉の成分とマツフジ、オオバコ、ドクダミなど10種類以上をブレンド。韓国の”韓方”を取り入れたこだわりの薬草風呂だそうです。
お湯の温度は約40度。香りも相まって長時間浸かりたくなるお風呂でした。
胃腸、リュウマチ、腰痛、肩こり等、美容などに効果的だそうですが、冷え性にも効きそうです。
フィンランド式サウナと薬草サウナ 薬草サウナはボナサウナでもありスチームサウナでもある
身体を十分に温めて天然水を補給(出入口に冷水器があります/薬草風呂近くでペットボトルなどに注水することも可能)、身体をよく拭いてサウナ室(以降:サ室)へ。
フィンランド式サウナ 程よい湿度に十分以上のサ室温度
最初は「フィンランド式サウナ」へ。サウナマットはサ室内奥に積まれているので必ず利用しましょう。
10人は同時に利用できる広さ。この日は湿度が程よく感じるほどありじっくり汗をかくことができました。
もちろん基本的な熱さも私にとっては十分以上。
サウナハットが使えないので持参したMOKUタオルで顔を覆って熱から守ります。
照明は明るくテレビもあり音も出ます。番組鑑賞をしながらサウナを楽しむことができますが、逆に言えば瞑想には不向きです。
この後に最高の水風呂が待ってます(笑)
韓国式薬草サウナ 激熱薬草サウナの実態はオートロウリュ的なスチームサウナ
出典:サウナしきじ/サウナイキタイ
サウナしきじの「薬草サウナ」は韓国から取り寄せた薬草を使用している「韓国式薬草サウナ」。ヒーターがベンチなどに格納されるボナサウナです。
温度だけで見るとフィンランド式サウナの方が熱いですが、やばいサウナはむしろこちら…床から蒸気が発するのです。
そしてサ室内には薬草の入った袋がぶら下がっているのでその実態は「薬草スチームサウナ」です。
サ室温度は72度とありますがとんでもない!湿度が70%前後あるのです!!
蒸気を発生させるものなら体感温度は100度を軽く超えます。
しかも床から蒸気が発するので下半身から熱いのです。
実はジャグジー風呂に浸かりながら様子を見ていたのですが、薬草サウナから出てくるサウナーの姿はまさに”茹蛸”。
「あーアレやばいな…」と初めから思っていました。。
実質的にこのスチームがオートロウリュみたいなものです(笑)
サ室内は足元からして熱いです。歩くのがちょっと速足になるくらい熱いです。
ガラス越しに隣のフィンランド式サウナのテレビを観ることはできますが、私にはテレビを楽しむ余裕などありませんでした。
しかし薬草の香りがリラックス効果を高めます。
熱さで限界な身体を薬草の香りが「まだここにいたい…」という相反する気持ちを駆り立ててきます。ぜひ体感してみてください。
私は茹蛸になりながら水風呂へ向かいました。
急ぎ足でサ室から出てくる人も多いので入室時は気をつけてください。
噂に名高い水風呂は極上の地下天然水 飲料水として持ち帰ることも可能
この水風呂を求めてやってくるサウナーも多いことでしょう。
極上の天然水を水風呂として楽しめる贅沢 潜水もOK
出典:サウナしきじ/サウナイキタイ
「サウナしきじ」最大の特徴が極上の天然水を使用した水風呂。この天然水は「駿河の美しい自然の中で育まれた天然の湧水」です。
長い歳月をかけて地下深層部でろ過された極上の天然水。吐水口から注がれる水は飲むことができます(別にペットボトルなどへ給水できる吐水口があります)。
水風呂の水温は18度前後と決して冷たい部類ではありませんが、これは「少しでも長く天然水の水風呂を堪能してほしいから」ということで設定された水温。
潜水もOK。
そして「滝」も特徴の一つ。滝で使用されている水は循環式なので飲むことはできませんが、水風呂に浸かりながら滝に打たれることができるのもサウナしきじならでは。
入ればすぐにわかるその優しさ&滑らかさ…駿河の湧水はダテではないようです。
茹蛸になった身体を優しく冷ましてくれます。これはずーっと浸かっていたい水風呂です。
浴室内には持参した水筒用の吐水口が 天然水はお持ち帰り可能
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)
この天然水は水筒などを持参すれば持ち帰ることができます。
漢方薬草風呂の近くに天然水の吐水口がありますが「お好きなだけどうぞ」ということでしょう。
実際に天然水の成分表を見てみると中程度の軟水(中硬水)。
スーパーでミネラルウォーターを買うのがバカバカしくなりますね(笑)
飲むことにより血流の流れが良くなり、体内の新陳代謝が向上。老廃物を輩出するデトックス効果も期待できるとしています。
ととのいスポットは浴室内ど真ん中 風通しがよく薬草の香りが心地いい
浴室中央がととのいスポット。
ととのいイスが9脚と4人ほど座れるベンチが2脚。頑張れば同時に20人弱が休憩できるスペースです。
混雑時は譲り合って利用しましょう。
意外と風通しがよく、薬草の香りも相まってリラックス効果はかなり高いですね。
熱々サウナ⇒極上水風呂⇒リラックス効果が高いととのいスポット…サ活の王道のような気がします。
イオンウォーターは受付で購入することができます。
今回のサ活 東名高速・横浜青葉ICからの高速代も記載
とある日のサ活
1セット目:フィンランド式サウナ5分×水風呂3分×休憩数分
2セット目:薬草サウナ5分×水風呂3分×休憩数分
3セット目:フィンランド式サウナ6分×水風呂3分×休憩数分
4セット目:薬草サウナ6分×水風呂3分×休憩数分
所要時間は2時間弱。サウナハットの利用が禁止されているので回数を増やしてこまめに。
MOKUタオルで顔部分を覆っていました。
どちらのサ室も高温に設定(薬草サウナはスチーム効果)されていたのか回転はよかったと思います。
ととのい椅子の数も決して多いわけではありませんが、順番待ちはほとんど発生しませんでした。
今回のサ活費用
横浜青葉ICー日本平久能山SIC:2,930円(ETC・休日利用)
愛鷹SICー横浜青葉IC:2,160円(ETC・休日利用)
ガソリン代:6,000円
サウナしきじ:900円(タイムサービス入浴料)
雑費:2,000円
合計:13,990円
以下のサイトで高速料金・ルートを検索できます。休日割引などを上手に活用してください。
高速料金・ルート検索(ドラぷら)
総走行距離は約350キロ。帰りは国道1号バイパスを有効活用して下道で帰りました(笑)
入浴料については後述。
アメニティ パウダーコーナーは休憩所と同じ2階に
筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)/出典:サウナイキタイ
「サウナしきじ」はアメニティも充実しています。
ただしパウダールームは2階にあります。身体を拭きとって館内着に着替えてからパウダールームへ向かいましょう。
入浴料には館内着も含まれるのでほぼ手ぶらで問題なし
あえて個人的に思う持参すると便利なアイテムをまとめると、、、
持参すると便利なアイテム
MOKUタオル
頭皮ブラシ
洗顔料
シェービングセット
歯磨きセット
水筒(天然地下水持ち帰り用)
サウナ・水風呂目当ての方はここまでお読みいただければ十分です。長時間滞在を考えている方は次のページもご覧ください。
次のページでは2階休憩所のご紹介。営業時間・料金などもまとめます。
最後におまけで近場のドライブスポットも紹介しています。