いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
仕事とドライブ・リハビリ(首筋を負傷してまして…)を兼ねて北陸方面へ出かけてきました。
長野経由なのでかなり時間がかかりましたが、闇の中の国道8号線を走り抜け、宿泊すると決め込んでいたサウナ施設に行ってきました。
『スパ・アルプス』さん。
やっと来ることができました…横浜在住の私にとっては「サウナしきじ(静岡)」や「なにわ健康ランド 湯~トピア(大阪)」に向かうのと同じような気持ち…つまりワクワクしながら向かったのでした。
今回は所要ありで長野経由となってしまい、下道も絡めたのでそれなりに大変ではあったのですが(笑)
『スパ・アルプス』はこんな感じ
【男湯を前提】
サ室…ロッキーサウナ/オートロウリュあり(しかもアロマ水)
アウフグースイベントあり
2つの水風呂は北アルプス系の飲める天然水!
お風呂も天然水
外気浴あり
全体的に昭和を感じる施設。どこか懐かしくとっても落ち着く
サ飯も美味しい!(今回食べれたのは朝食だけだけど…)
クルマが断然便利だけど、鉄道・バスでもアクセス可能
支払い方法は現金orクレジットカード(電子マネー利用不可)
北陸サウナの聖地
訪問日時
2024年4月6日(土)~ 7日(日)
22時30分頃~翌11時頃
天候:晴れ
筆者撮影機材
iPhone14 Pro Max
GoPro HERO11 Black Mini
撮影には安全を最優先しております
更新履歴
2024年5月5日:当ブログ記事公開
2024年5月8日:誤字の修正
今回はそんな『スパ・アルプス』でのサ活をお届けします。
スパ・アルプスでは「ロウリュ」表記(HP上)なので、当ブログ記事でも「ロウリュ」と表記します。
それでは「入山」しましょう!
【その前に…】残り123㎞をベタで走っていたら誘惑に負けて❝家系ラーメン❞を食してしまう…
長野で所要を済ませ、ついでに「The Sauna」を横目に(あわよくば立ち寄ろうとしましたが予約でいっぱい…)、スパ・アルプスへ向かうには相当遠回りをしている自覚はありましたが、とにかく国道8号線方面へ向かいました。
長野県内から新潟県へ向かう途中に素敵な道もドライブできましたが、それはまた別の機会にお伝えするとして、ようやく国道8号にたどり着く少し前に「スパ・アルプス」までの距離を確認してみました。
出典:Googleマップ
123㎞
横浜駅~新富士駅くらいまでの距離ですね。。
この時点で時刻は19時頃。「もう北陸道乗っちゃうべ!」とも思いましたが、国道8号をBRZで走りたい…という気持ちが勝り、残り123㎞という距離を引き続き❝ベタ❞で走ることに。
正直、地方だから自分が思う123㎞よりも早く走れるだろうとも思いました。
そして…
スパ・アルプスまで残り30㎞を切った頃でしょうか。私の目の前に、、、、
お客様は我が味の師なり
う、ウソでしょ!?
筆者撮影
まさかの家系ラーメン…もちろん「吉村家」直系。「こりゃあ食うしかねぇ!!」と大興奮しながら駐車場にイン。
地元の方と思われるグループから「うわぁ…横浜から来てるよ」って聴こえたのは内緒ww
お店は21時30分を過ぎた頃でもそこそこの行列。食券を購入して台帳に名前を記入します。でもすぐに呼ばれました。
「麺の硬さ・味の濃さ・油の量」を聞かれた時はワクワクしながら「固め・濃いめ・普通」を注文。
昔は油も多めでしたが…年を重ねています。。
筆者撮影
ああ間違いない…家系ラーメンだ。いただきます。
かなり疲れていたのか食欲が一気に溢れたことを記憶しています。
麺はもちろん酒井製麺の太麺。もし私が諸事情で富山県に永住していたら…この地元を感じる味に涙を流していたでしょう(笑)
私がよく行く「吉村家」「環2家」とはチャーシューの印象が少し異なります。もちろん燻製チャーシューですが「吉村家」「環2家」と比較すると若干マイルド。もちろん美味しいです。
あぁ…やっちまいました。スパ・アルプスさんごめんなさい。サウナ後にサ飯を食すつもりでしたが、誘惑に負けてしまいました。。
(真っすぐ着いても、サウナを楽しんでいたらラストオーダーに間に合わない可能性大でした)
周りのお客さんも美味しそうに食べていました。いいですね。
富山のみなさん!「はじめ家」さんも最高ですが、ぜひ横浜に家系総本山を食べに来てください!!
あ、価格忘れました。すみません。チャーシューメン 1,000円/万能ねぎ 100円だったかな。
ごちそうさまでした。
ラーメン はじめ家
住所:〒937-004 富山県魚津市吉島67-1(Googleマップ)
電話番号:0765-23-1789
【入山】レトロな雰囲気がたまらない…実家のような安心感
筆者撮影
お待たせしました。満足感に満たされ背徳感に駆られながらスパ・アルプスに到着です。クルマを停めて「入山」しましょう!!
ほぼ満車状態の駐車場になんとか空きを見つけて駐車(この時、サウナが激混みであることを覚悟しましたが、意外と空いていました)。
正面から漂うレトロな雰囲気…実家のような安心感がそこにはありました。
スパ・アルプスと言えば北アルプス系の天然水。持ち帰りができるよう出入り口近くに天然水の吐水口が設置されています。
料金については後半に記載 筆者撮影
リストバンドに書かれた番号は食堂で利用します。
受付を済ませてこれまたレトロ感漂う、あるいは昔懐かしい旅館のロビーのような雰囲気を味わいながら浴室へ向かいます。
おっとここで大事なことを。
受付を済ませると男女は別行動になります。2階の食堂で合流して食事を楽しむことは可能ですが、その他は完全に別行動となります。
男性用の出入口から入るとロッカーが並んだ更衣スペースに。
ロッカー内にはフェイスタオルが1枚置いてありますが、同じものが浴室手前に山積みになっています。
館内着も浴室手前に用意されています。
館内着・タオル類
タオル類は実質使い放題(「2枚程度を目途に」と記載あり)
大きさはフェイスタオルサイズでバスタオルはなし
館内着も実質使い放題(節度は守りましょう)
館内着はフリーサイズと特大(XL)サイズあり
【サウナ】オートロウリュありのロッキーサウナは高温多湿で過ごしやすい
それでは素っ裸になって浴室へ入ります。
浴室に入るとすべてのお風呂が見渡せるようになっており、何やらお風呂と水風呂にはそれぞれ打たせ湯(打たせ水)が。
ワクワクする気持ちを抑えながら身体を清め、天然水のお風呂で身体を温め…ながらの打たせ湯でした(笑)
浴室内の真ん中付近に大型テレビが設置。どこにいても音量が聴こえるようになっています。
カラン(洗い場)は全部で16か所
シャワーブースは2か所
シャンプー・コンディショナー・ボディシャンプー・フェイスソープが用意されている
浴室の入口直後に荷棚設置
冷水器は浴室前に設置
訪問時はカランやシャワーは1か所ずつ故障中。これもレトロ感あって個人的には微笑ましいものでした。
サ室はオートロウリュありの「ロッキーサウナ」
出典:スパ・アルプス/サウナイキタイ
サウナハット掛けは浴室手前に4つ、サ室横に8つ設置されています。
サ室に入るとベンチとベンチの間、サウナストーンが山積みされたストーブが鎮座。ロッキー山脈が由来とされる「ロッキーサウナ」ですね。オートロウリュ用の注水口もあります。
ベンチはサウナストーブで2つに区切られていて、それぞれ3段ベンチタイプ。8名+11名(1か所故障中でしたが…)が快適に利用できます。奥行きのあるサ室な印象です。
サウナマットは敷かれていますが個別用の備え付けはありません。気になる方は自前のサウナマットを持ち込むといいでしょう。
1セット目に入った時はオートロウリュ直後だったようで、サ室内にはハワイアンチックな香りが充満。スパ・アルプスに出迎えてもらった感がしてすごく心地よかったです。
そうです。スパ・アルプスのオートロウリュはアロマ水なのです。
照明は薄暗く奥には12分計とテレビが設置。音量がそこそこある(個人的な感想)ので気になる方は瞑想には不向きかも。テレビのチャンネルは浴室と同じになっています。
サ室温度は天井付近の温度計で約90度。ベンチでは80度台だと思いますが、フィンランド式サウナらしく湿度が高めなので長時間楽しめる環境と言えそうです。
2セット目と3セット目はオートロウリュのタイミング。かなりの水量がサウナストーンに直撃。ブオォォォンっと風を送り込ませながらサ室全体にアロマ熱波を満たしてくれます。体感温度は100度弱でした。
スパ・アルプスのサ室
広い
中温~高温、湿度が高めで過ごしやすい
音量が若干大きい(個人的な感想)テレビが設置(浴室と同じチャンネル)
照明は薄暗い暖色系
15分毎のオートロウリュはアロマ水を注水してくれる
横浜から富山へのルートを振り返りながら過ごしていました。
アウフグースイベントも実施
2023年10月にX(旧Twitter)への投稿が物議を醸すまでに発展・謝罪されたことを覚えてるサウナーは多いでしょう。
しかし利用者に心から楽しんでほしいという気持ちに偽りはなく、定期的・あるいはゲリラ的にアウフグースイベントを実施しているそうです。
サウナイキタイには「男性サウナは毎日、17時と20時に実施」と記載あり。
ただ、私が訪問した時はアウフグースの実施タイミングが1日1回、実施しない曜日もあったので、アウフグースありきで向かう際は問い合わせをしてからがいいと思います。
実際HPには「本格ロウリュ実施店(時間はお問い合わせください)」とあります。
スパ・アルプス電話番号:076-491-5510
次はアウフグースありきで行こうと思います。
【水風呂】2つの水風呂は飲める天然水かけ流し!! ❝バイブラ水風呂❞か❝打たせ水の水風呂❞お好きな方をどうぞ
自慢の「北アルプス系のおいしい天然水」かけ流しはもちろん飲める!!
出典:スパ・アルプス/サウナイキタイ
スパ・アルプスには水風呂が2つあります。「バイブラ水風呂」と天井からの「打たせ水がある水風呂」。
サ室からの導線も良好で、特にバイブラ水風呂はサ室の隣にあります。。
バイブラ水風呂は2~3名が快適に利用できる広さ。打たせ水の水風呂は10名程度が快適に利用できる広さです。
どちらも北アルプス系の天然水かけ流し。吐水口や打たせ水として注がれる水は飲めます。
温度は約17度。少しでも冷たく感じたいのなら水流があるバイブラ水風呂です。
天然水に包まれながらふと考えてみた…
この天然水…ミネラルが豊富な硬度高めの軟水ですが、上記の成分表を見比べてみてください。
スーパーなどで売られている名だたるミネラルウォーターよりもミネラルが豊富なのです。これに全身が包まれている幸福感、滑らかなのど越し…たまりません。しかもかけ流し。
コレを自宅のお風呂…ミネラルウォーターを購入して浴槽に溜めるといくらするのだろう?
実は「サウナしきじ」に出かけた時も同じようなことを思い、「普通はこんなバカなことを思わないよな…」と即考えるのをやめたわけですが、今回は考えてみました(笑)
近所の某スーパーで売られているミネラルウォーター(2L)が約100円。私の自宅の浴槽に溜めると200L程度必要だとして…約10,000円。
ミネラルウォーター以上のミネラルが豊富な天然水が常時かけ流しの水風呂。なんて贅沢なのだろう…自然の恵みに深く感謝した瞬間でした。
天然水は持ち帰りも可能
筆者撮影
この「アルプスの天然水」は持ち帰りOKです。正面玄関横の吐水口から自由に注水できます。私も帰りにペットボトルに入れてドライブのお供にしました。
スパ・アルプスの水風呂
バイブラ水風呂
打たせ水の水風呂
ミネラルが豊富な飲める天然水かけ流し
スパ・アルプスの主役かも!?
【休憩】外気浴で気持ちよくととのう
外気浴できます。水風呂からの導線もバッチリです。
ただし限られたスペースを有効活用している感があるので、それほど広くもなく見上げる空の開放感もそこそこ。
外気浴スペースには水道が1口設けられているのでととのい椅子は常に清潔を保てます。
休憩スペース
内湯:椅子2席
露天風呂:椅子6席
ロッカールーム:椅子3席
【参考】今回のサ活と持参すると便利なアイテム
今回のサ活
夜の部
サウナハット・MOKUタオル・サウナハットタオル持参
1セット目(オートロウリュ直後):10分×水風呂1分×休憩数分
2セット目:10分×水風呂2分×休憩数分
3セット目(オートロウリュあり):10分×水風呂2分×休憩数分
朝の部
サウナハット・MOKUタオル・サウナハットタオル持参
1セット目(オートロウリュあり):10分×水風呂2分×休憩数分
2セット目(オートロウリュあり):10分×水風呂2分×休憩数分
3セット目(オートロウリュあり):10分×水風呂2分×休憩数分
私が好きなサ室環境に天然水の水風呂と外気浴…ととのわないわけがありません。
サウナも素晴らしいですが主役はおそらく水風呂…かけ流しの美味しい天然水を飲みながらのサ活は最高でした。
持参すると便利なアイテム
基本的には手ぶらでも問題ありませんが、カミソリがよくある簡易的なものなので、肌が弱い人は自前のカミソリを持参した方がいいと思います。
持参すると便利なアイテム
カミソリ
頭皮ブラシ
サウナハット
MOKUタオル
サウナハットタオル
サウナマット
参考にしてください。
タオル類や館内着代わりは持参しなくても大丈夫
館内着・タオル類
タオル類は実質使い放題(「2枚程度を目途に」と記載あり)
大きさはフェイスタオルサイズでバスタオルはなし
館内着も実質使い放題(節度は守りましょう)
館内着はフリーサイズと特大(XL)サイズあり
ここまでが『スパ・アルプス』のサウナのご紹介です。
次のページではお風呂・サ飯・休憩室などをご紹介。冒頭でフロアマップも掲載しています。
料金表もまとめてありますが、その気になれば最大31時間滞在可能です。本当にその気になればですが。