いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
やっと…やっと京急の新型車両、新1000形1890番台で運行れるウィング号「モーニング・ウィング3号」に乗車できました。
レア過ぎる運用なので半ば諦めていたのですが、スカイスパYOKOHAMAでサ活をしている時に「朝方、横浜から横須賀中央に行けば乗れるんじゃね?」と気が付いて翌朝に実行してきました(笑)
なお、今回は乗客が多かったこと、朝の通勤時間帯であることを考慮して撮影は最低限に留めています。
モーニング・ウィング号とは
平日の朝に運行される上り線用の座席指定列車です。運行開始日は2015年12月7日。京急線内で最も停車駅数が少ない種別として活躍中です。一応「快特」の一種だそうです。
運行本数は1日3本、それぞれ1号・3号・5号として運行中。1号は横須賀中央ー品川、3号は三浦海岸ー品川、5号は三浦海岸ー品川・泉岳寺を結び、全列車が上大岡ー品川の間をノンストップで運行しています。横浜も通過です。
座席指定料金の種類は当日1回使い切りの300円(Wing Ticket)と、5,500円で購入できる1か月券(Wing Pass)があります。以下で簡単にご紹介しましょう。
京急の回し者ではありませんが、ウィング号を利用する方は京急線のアプリをダウンロードしておくことをお勧めします。
今回は「モーニング・ウィング3号」の乗車記になります。
Wing Ticket
指定した列車の1乗車に限り有効な「Wing Ticket」。300円で利用可能な都度払いの座席指定券です。今回私が利用したのもこのWing Ticketです。前日にネット決済を利用しました。
券売機での購入も可能ですが、希望する座席を選択できるネット決済の「KQuick」が便利です。
Wing Pass
指定した列車の乗車月の1日~月末日まで有効の1か月券で、モーニング・ウィング号の定期券のようなものです。勘違いされやすいのですが、「今日は1号、明日は3号で」のような使い方はできません。購入対象が1号ならば購入月は1号のみ有効です。
ネット決済が始まる前、まだ窓口販売を行っていた時は購入目的で深夜帯に並ぶ人がいたとかいないとか…。
モーニング・ウィング3号に使用される1890番台とは
モーニング・ウィング3号は8両編成の1号・5号とは異なり金沢文庫より先は私鉄最長の12両編成での運行です。金沢文庫は2100形車両の始発として、三浦海岸・横須賀中央では新1000形1890番台4両編成が運行されています。
4両編成の座席指定列車…なかなか面白い運行手段だと思います。定期列車としては少なくとも神奈川県内では他に存在しないと思います。
金沢文庫でお互いがドッキングして12両編成となるわけですが、この新1000形1890番台について簡単にご紹介しましょう。
出典:京急電鉄/一部別日程で筆者撮影
京急新1000形1890番台(以下1890番台)は新1000形20次車あたる新型車両。ロングシート・クロスシートの切り替えが可能な「デュアルシート(L/Cカー)」、トイレ付き車両、オールステンレスブランド「sustina(サスティナ)」を採用した意欲的な新型車両です。
営業列車としては2021年5月6日にデビューしましたが、デビュー=モーニング・ウィング3号としての運行でした。SNS等で品川折り返しの特急や日中のエアポート急行としての運行が確認されており、私も実際に乗車をしていますが、上り線つまり品川方面へのクロスシートモードでの運行は未だに「モーニング・ウィング3号」のみなのです。
詳細は後述しますが、上り線の1890番台クロスシートモードで乗車できるのは、平日の三浦海岸6時09分発と横須賀中央6時27分発の2駅のみというわけです。わけがわかりませんね(笑)
1890番台に興味がある方は以下のブログもどうぞ。
次のページではモーニング・ウィング3号の乗車記です。頑張って早起きして横須賀中央に行って来ました(笑)