本ブログ記事には広告が含まれています 試乗記

【試乗記】カレコでハリアーを借りて一般道と首都高を連続ドライブ 正直言うとちょっとガッカリ?

2022年1月6日

2020年にフルモデルチェンジを果たしたハリアー Sグレードのスペック・価格

出典:カレコ/筆者撮影

最初にスペックなどのまとめを掲載します。カレコで提供されているハリアーはエントリーモデルになるので、記載されているスペックはエントリーモデルの「S(FF)」となります。

車両概要

車両概要
車名 ハリアー
グレード名 S
エンジン 直列4気筒2.0L直噴NAエンジン「ダイナミックフォースエンジン」
駆動方式 2WD(前輪駆動)
トランスミッション Direct Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機+10速シーケンシャルシフトマチック)
車両価格(税込) 2,999,000円

車両サイズなど

車両寸法
全長×全幅×全高(mm) 4740×1855×1660
室内長×室内幅×室内高(mm) 1880×1520×1215
ホイールベース(mm) 2690
トレッド[前/後](mm) 1605/1625
最低地上高(mm) 195
最小回転半径(m) 5.5
車両重量(kg 1530
乗車定員(名) 5
車両総重量(kg 1805
タイヤ・ホイールサイズ 225/65R17 102H
タイヤ銘柄 ブリヂストン「ALENZA 001」

参考までに先代(60系)ハリアーのボディサイズは全長4735×全幅1845×全高1670㎜なのでほぼ同サイズをキープしています。車両重量はベースグレード比較で約70kgの軽量化を果たしています。TNGAの効果でしょうか。

1530kgはSUVというカテゴリーで見ると軽いですよね。キビキビ走れそうです。

タイヤはブリヂストンがSUV専用設計かつプレミアムSUV用としている「ALENZA 001」が装着されていますが、実はハリアーはグレードによって装着タイヤが異なります。

グレードによる装着タイヤの違い

S系:ブリヂストン「ALENZA 001」/タイヤ・ホイールサイズは225/65R17 102H

G系:ダンロップ「GRANDTREK PT30」/タイヤ・ホイールサイズは225/60R18 100H

Z系:トーヨータイヤ「PROXES R46 A」/タイヤ・ホイールサイズは225/55R19 99V

私が試乗したグレードは「S」なので後述のような走行感覚でしたが、上級グレードになるとまたその感覚は変わると思います。

エンジン性能 直列4気筒2.0L直噴自然吸気エンジン

2.0Lダイナミックフォースエンジン

出典:トヨタ自動車

エンジン
型式・種類 M20A-FKS
直列4気筒直噴自然吸気エンジン
DOHC16バルブ”ダイナミックフォースエンジン”
内径×行程(mm) 80.5×97.6
総排気量(cc) 1986
圧縮比 13.0
最高出力[ネット][ kW(PS)/rpm] 126(171)/6600
最大トルク[ネット][ N・m(kgf・m)/rpm] 207(21.1)/4800
燃料供給装置 筒内直接+ポート燃料噴射装置(D-4S)
燃料タンク容量(L) 55
燃料種類 無鉛レギュラーガソリン

先代60系にはターボモデルがありましたが、80系は2.0LNAエンジンと2.5LNAエンジン+モーターのハイブリッドという構成です。

カレコで提供されているモデルはSグレードなので2.0LNAエンジンです。

このエンジンは「ダイナミックフォースエンジン」と呼ばれ、最大熱効率は世界トップレベルの40%に到達したレスポンスと環境性能を高次元で両立させているエンジンです。

2.0Lダイナミックフォースエンジン(M20A-FKS)と以下のDirect Shift-CVTの組み合わせは2022年1月現在、RAV4・カローラツーリング(特別仕様車「2000 Limited」)・レクサスUXに搭載されています。

トランスミッション Direct Shift-CVT

出典:YouTube/トヨタ自動車

トランスミッション
変速機形式 Direct Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機+10速シーケンシャルシフトマチック)
変速比(ギヤ機構部) 前進3.377/後退3.136
変速比(無段変速部) 2.236~0.447
変速比幅(レシオカバレッジ) 7.554
減速比 4.262
総合減速比 ギア 1速14.392 / 無段変速部 2速9.529 ~ 10速1.905 / ギア 後退13.621

従来のCVTに発進用のギアを追加したことで「ベルト効率を悪化させることなく変速比幅を15%拡大」としています。

さらに他社のDCTと「同等以上の変速性能を実現」としていることからもその自信が伺えます。実際に走った時に感じたのは変速時のダイレクト感よりもCVT特有の”ラバーバンドフィール”が相当抑え込まれているという印象でした。

燃費性能

燃費(WLTCモード)
燃費(WLTCモード) 15.4km/L
 市街地モード(WLTC-L) 11.3km/L
 郊外モード(WLTC-M) 15.7km/L
 高速道路モード(WLTC-H) 18.0km/L

実際に約130キロ走った実燃費は13.2㎞/Lでした。走行ルートの7割は首都高であったものの燃費走行は意識しなかったので優秀な数字だと思います。

プラットフォームはTNGAに基づく「GA-Kプラットフォーム」を採用

80系ハリアーはプラットフォームが刷新されています。TNGAに基づく"GA-Kプラットフォーム"が採用されています。RAV4やカムリ、レクサス・ESや新型NXなどと共通のプラットフォームですね、

ハリアーのページ内でも「走行中にも自然な会話が楽しめるプライベート空間」とあるようにロードノイズはよく抑えられていると思います。上質な移動空間の提供を目指すハリアーに相応しいプラットフォームではないでしょうか。

主要スペックまとめ

トヨタ:ハリアー(S)

・ボディサイズ(㎜):4740×1855×1660

・定員:5人乗り

・動力源:2.0L直列4気筒直噴自然吸気エンジン

・駆動方式:FF(前輪駆動)

・燃料:レギュラー

・燃費:実燃費は13.2㎞/L

・車両価格:2,999,000円(税込)

ハリアーの公式スペック表

 

次のページではカレコの利用料金・ハリアーをカレコでシェアするのはアリかナシかを評価します。

次のページへ >

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

溝口将太(みぞしょー)@旅するモビリティサウナー

溝口将太(みぞしょー)です。 道路を70万キロ以上走り続けている男がサウナの素晴らしさに目覚め、モビリティとサウナを愛するためにブログ運営を始めた『モビリティサウナー』。 具体的には愛車・鉄道乗車記・サ活記事などをマイペースで更新(実際にかかった費用を極力掲載)。GROMに跨りフードデリバリーも積極的に稼働中。 ご依頼を受けたり興味を持ったクルマのレビューや出来事も執筆・掲載。愛車はスバル「レヴォーグ レイバック」。最近「BRZ」とお別れしたので“BRZロス”に陥っている。運転免許証が無くなると生活が破綻するので運転免許絶対死守!

-試乗記
-, ,