いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
京急が「観光型MaaS」の実証実験を実施しているのをご存知でしょうか?
MaaSを扱う以上はスマホ・アプリはかかせないツールですが、そのアプリ名が『みうらよこすかMaaS』。三浦半島の観光需要を盛り上げるための実証実験だと思いますが、どんなアプリなのか…さっそく中身を見てみましょう。
『京急MaaSブログ2部作』として今回は第一部をお届けします。この『みうらよこすかMaaS』アプリ…けっこうすごいかもしれません。
横須賀・三浦エリアで「観光型MaaS」の実証実験を実施中
京急グループとNTTドコモのタッグで行う観光型MaaSの実証実験。
京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)、京浜急行バス株式会社(以下、京急バス)、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、横須賀・三浦エリアにおける混雑・密を避けた新しい旅行体験の提供を目的として、京急電鉄が発売する企画乗車券「みさきまぐろきっぷ」のデジタル化をはじめとした「観光型MaaS」の実証実験を、2021年6月22日(火)~7月21日(水)まで実施いたします。
引用:京急電鉄
近年では横須賀・三浦半島の観光客が横ばい状態が続き(ついでに人口も減少傾向)、地域の魅力を発信する必要性が求めらていること、コロナ禍による混雑・密を回避した上で旅行を楽しんでいただく仕組みづくりとして…2つの目的をデジタル化を通じて実証実験を行っています。
私の勝手な想像ですが、NTTドコモは京急線「YRP野比」駅付近の横須賀リサーチパーク「NTTドコモR&Dセンタ」にて自動運転の実証実験を実施したこともあるので、企業連携が図りやすかった、あるいはすでに企業関係が構築されていると推測しています。
こちらが『みうらよこすかMaaS』の利用イメージですが、仕組みそのものはMaaSのそれと言えます。
もちろん実証実験の段階なのでやれることは限られ、課題は浮き彫りになると思いますが、ようやく神奈川県でも身近になりそうな観光型MaaSのリリースが期待できそうです。
ではこの『みうらよこすかMaaS』をダウンロードするとして、具体的に何ができるのか…横須賀・三浦をより快適に観光するためのアプリからの提案・行程の作成、そして『みさきまぐろきっぷ』のデジタル化でした。
次のページでは『みうらよこすかMaaS』をダウンロードしてみます。なかなかユニークですごい機能が実装されています。