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【鉄道乗車記】元町・中華街 始発の座席指定サービス「Qシート」 上り方面の一番列車に乗車してみた【東急東横線】

2025年7月23日

いつもご覧くださり、ありがとうございます。溝口将太です。

今回のブログ記事は鉄道乗車記。

東急線の座席指定サービス『Q SEAT(以降:Qシート)』が主役です。

『Qシート』の乗車記は以前のブログ記事でもお伝えしましたが、あれは下り方面(渋谷⇒元町・中華街 方面)でした。

(感想等はぜひ当該ブログ記事をご覧ください)

そして2025年7月22日(火)より、上り方面(元町・中華街⇒渋谷 方面)においても運行を開始しました。

私はたまたま時間が空いていたので、元町・中華街駅を出発する一番列車に乗車することができました。

乗車日及び乗車ダイヤ

2025年7月22日(火)

182号【元町・中華街】18:21発 ⇒【みなとみらい】18:26発 ⇒【横浜】18:30発 ⇒【渋谷】19:02着

元町・中華街⇒横浜は乗車専用区間(列車指定券が必要)

菊名⇒中目黒は乗降可能区間(列車指定券が必要)

渋谷は終点のため降車専用(折り返しのため4番線に到着)

筆者撮影機材

iPhone14 Pro Max

更新履歴

2025年7月23日:当ブログ記事公開

今回は乗車記として簡単にまとめているので、時刻表など詳しい概要については以下のブログ記事をご覧ください。

東横線Qシートはこんな感じ

平日の夜に運行(10両編成 急行の1車両を座席指定に)

自分へのちょっとしたご褒美に

スマホやタブレットなどの充電可能

乗車距離・時間に対して500円はちと高い印象

ドアカットすればなぁ(静粛性がキープできる)

【車内設備の紹介】ドリンクホルダー(一部の座席)・コンセント・Wi-Fi環境あり

シートはロングシート/クロスシートどちらにも対応できる「デュアルシート」

乗車記の前にざっと『Qシート』の車内設備のご紹介だけしておきましょう。

「東急5050系4000番台」と呼ばれる通勤型電車で運行されており、10両編成中の5号車のみが『座席指定車両:Qシート』となります。

4号車もQシート車両ですが、こちらはロングシートモードで運行。料金不要の“なんちゃって乗り得車両”です。

渋谷 寄りが1号車で横浜/元町・中華街 寄りが10号車です。

筆者撮影(下り方面に乗車時)

Qシートは「L/Cカー」と呼ばれる車両で、ロングシート/クロスシートどちらにも対応できる「デュアルシート」となっています。

そのためかリクライニングはできず、アームレストは外側のみと致し方ない部分はあります。

(京王ライナーではリクライニング可能なシートを導入しまたね…)

荷棚に座席番号が振られているので、指定した(指定された)シートに座りましょう。

筆者撮影(下り方面に乗車時)

足元のスペースはぼちぼち。身長172㎝の私は特に窮屈とは感じませんが、通路側に座った方が足を伸ばすことができます。

座席幅は460㎜を確保(車両端のシートは505㎜)。

ヘッドレストは程よいクッション性で快適でした。

シートは向かい合って座ることもできます。

充電は可能だがテーブルはない

筆者撮影(下り方面に乗車時)

最大40分少々のクロスシートモード。

リクライニングこそしないものの、ちょっとだけでも優雅に過ごしたい。

ドリンクホルダー・コンセント・Wi-Fi環境がその「ちょっとだけ」を演出します。

一部の座席に設けられたドリンクホルダーはしっかりとした造り。

コンセントがあるのでスマホやタブレットの充電も問題なし。

(試していませんがノートパソコンの充電あるいは給電も可能)

ただしテーブルは無いので、モバイルバッテリーは携帯した方がいいかもしれません。

ドリンクホルダーは一部の座席に設置

コンセントは全席設置

Wi-Fi環境あり

背面テーブルなどは無い

オススメのモバイルバッテリー

参考までに私が持ち歩いているモバイルバッテリーを掲載しておきます。

パススルー機能付きのモバイルバッテリーはあると便利です。

【MATECH】MagOn Watch Slim 5000

京都発祥のクリエイティブとテクノロジーの融合を掲げるプロダクトブランド「MATECH」。

私が購入したのは5000mAh(実際はもう少し低いと思われる)という最小限のモバイルバッテリー。

商品名は「MagOn Watch Slim 5000 ブラック」。ホワイトもあるそうです。

MagSafe/Qi2で15Wワイヤレス充電。Apple WatchやAirPodsも充電できます。

さらにUSB-Cポートで最大20W出力にも対応。

有線とワイヤレスで2台のデバイスを同時充電できます。

モバイルバッテリーを充電しながら同時にスマホ等を充電する「パススルー充電」も可能です。

スタンドが付随しているので、スマホの角度をある程度は調整できます。

サイズは高さ102㎜/幅69.2㎜/厚さ8.5㎜/重量約146g。

携帯性抜群で緊急用としては十分でしょう。

【乗車記】横浜エリアから平日夕方の時間帯に乗車する座席指定列車は新鮮な気分

お待たせしました。それでは乗車記をまとめたいと思います。

まず私が思う限りですが、平日の夕方に横浜エリアから座席指定列車(車両)が運行される例は他に知りません。

なのでとっても新鮮に感じると同時にとても貴重な列車(車両)が誕生したとも思っています。

元町・中華街駅にやってきた

筆者撮影

7月22日(火)の18時過ぎ。

上り方面の東横線『Qシート』に乗車するために私はみなとみらい線 元町・中華街駅前にやってきました。

東横線は横浜駅を境にみなとみらい線と相互直通運転を行っていますが、みなとみらい線の運行は東急電鉄に委託されているので、実質1社管理による運行がなされています。

そのため、基本的に横浜駅で乗務員交代を行う必要がないので、座席指定列車(車両)も一括管理が行える…ということだと思います。

結果的に『Qシート』は元町・中華街駅が始発・終点として設定されています。

筆者撮影

ホームに降りてきました。

案内表示板の「18時21分発 急行 渋谷 行き」が『Qシート』運行編成です。

座席指定の有無は特に表示されていませんでした。

『Qシート』車両付き編成が入線「急行 渋谷 行き」

筆者撮影

18時17分頃、折り返し運用の急行が2番線に入線。

この列車が「18時21分発 急行 渋谷 行き」かつ『上り方面Qシート一番列車』となります。

駅構内の案内放送では座席指定車両の存在をアナウンス。

数名がQシート車両にカメラを構えていました。

まぁ私もその1人ですね…。

渋谷 寄り一番前のドアから車内に乗り込みます。途中駅での降車も同様です。

終点の渋谷は両端ドアから降車可能。

筆者撮影

『Qシート』は5号車が座席指定車両。定員は45名。優先席扱いは休止されます。

下り方面のサービス開始時は4号車も座席指定車両でしたが、利用状況に合わせて1両のみに変更。

そのため、4号車はロングシートモードの“なんちゃって乗り得車両”になっています。

特に車両端のシートの使用感は、優先席扱いと車内混雑以外は全く同じですね。

一番列車の利用者数は合計19名 車内では“東急クオリティ”を垣間見た

筆者撮影

元町・中華街を定刻通りに発車。停車駅は急行と同じ。

道中は乗客による“誤乗車”を防ぐため、係員の方々が車内で待機しています。

東横線・みなとみらい線の急行は“隔駅停車”とか言われるほど停車駅が多いので大変だろうな…と思い始めていました。

『Qシート』の利用者は元町・中華街の時点で私を含め6名。馬車道3名・みなとみらい2名と続きます。

東横線に入る横浜では4名の乗車。時間帯の影響もあると思いますが、もう少し利用者がいてもいいのではと思いましたね。

このあたりで気づいたことがありました。

筆者撮影

それは係員の方々のホスピタリティの高さ。

停車してドアが開くときに一例/ドアが閉まる時に一例/発車する時に一例

ここまでやるのか…さすが東急だなと東横沿線民の1人として誇らしくかつ嬉しくなりました。


…横浜の次は菊名に停車。菊名では乗車1名。続いて綱島では0名。日吉では乗車1名/降車1名と続きます。

武蔵小杉では0名。もうここからは新規利用者はいないかなぁと思い始めました。

多摩川0名/降車1名。田園調布0名/降車1名。自由が丘0名/降車1名…と続きます。

ところで…5号車から4号車・6号車への移動は物理的には可能となってます。

自由が丘を発車した直後、4号車より移動して車内決済で『Qシート』を利用する例も見られました。

Qシートの車内決済

座席指定車両を受けていなくても車内決済による利用は可能

料金は500円

決済手段は交通系IC/タッチ決済型のクレジットカード

座席の指定はおそらくできない

以降は都立大学・学芸大学は乗降0名。中目黒で降車2名と続き、終点の渋谷へと向かいます。

筆者撮影

渋谷は終点なので全員降車ですが、Qシート運行編成は折り返し運用のため渋谷駅4番線に到着します。

渋谷より先、新宿三丁目・池袋 方面へは階段やエスカレーターを使って移動する必要があるので、渋谷より先に向かう方は中目黒で後続の列車に乗り換える方が便利です。

今のところ他社線との直通運用も考えていない運用であることもわかりました。

渋谷には19時02分に到着。わずか3分で折り返しになります。

下り方面の利用者はそれなりに多かったと思います。

上り方面『Qシート』利用者数

19名(筆者と途中4号車からの2名を含む)

サービス向上のため、ドアカットを望みたい

【アプリダウンロード】座席指定券の購入はアプリ決済(クレジットカード決済)が断然便利!

『Qシート』の指定券を購入する方法は2つ。窓口(一部の駅)で購入するかネットで購入(チケットレスサービス)するか。

私は断然「チケットレスサービス」をおすすめします。さらに言うとアプリで購入・決済がもっとも楽チンでしょう。

決済は会員登録時に設定したクレジットカードで行います。

アプリをダウンロード(以下にバッジあり)⇒会員登録・クレジットカード登録を行います。

東横線アプリ ダウンロード

Google Play で手に入れよう

Download on the App Store

ちなみに指定券の販売窓口は以下の駅に設けられています。

指定券販売駅の窓口

渋谷駅/中目黒駅/学芸大学駅/自由が丘駅/田園調布駅/多摩川駅/武蔵小杉駅/日吉駅/綱島駅/菊名駅/横浜駅

みなとみらい線の各駅では購入不可

まとめ

結び

いかがでしたでしょうか。

個人的には静粛性向上のためのドアカットが引き続きなされていないのが残念に感じました。

しかし、平日お夕方限定とはいえ、横浜 方面から東京(渋谷)方面への座席指定車両の運行は感慨深いものがあります。

今後は他社線とのコミュニケーションをより拡大して長距離・長時間の座席指定サービスの実現を望みます。

東横沿線民として引き続き『Qシート』を応援します。

このブログ記事がみなさんの快適な移動実現のきっかけになれば幸いです。

参考出典リンク集

東急電鉄:https://www.tokyu.co.jp/railway/

座席指定サービス『Qシート』:https://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/q_seat/

東横線Qシート:https://ty.q-seat.tokyu.co.jp/qseat/tq/top/

大井町線Qシート:https://om.q-seat.tokyu.co.jp/qseat/tq/top/

参考ブログ記事

  • この記事を書いた人

溝口将太(みぞしょー)@旅するモビリティサウナー

運転免許証が無くなると生活が破綻する人生崖っぷち男 道路を80万キロ以上走り続けているドライブ男がサウナの素晴らしさに目覚め、モビリティと共に愉しみながら生きている『モビリティサウナー』 サウナ・スパ 健康アドバイザー取得済み 愛車はスバル『レヴォーグ レイバック』とホンダ『GROM』。スバリストで在り続けるためにフードデリバリーで真剣にお小遣い稼ぎしてます(笑)。乗り鉄成分も少々 当ブログでは愛車・ドライブ・スバル車・鉄道乗車記・サ活記事などをマイペースで更新。なるべく実費も掲載しています モビリティとサウナでより良い人生をクリエイト。クルマ選び・移動手段・休日の参考になれば幸いです よろしければ各SNSへのフォローもお願いします

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