本サイトにはPR・広告(アフィリエイトリンク)が含まれています。予めご了承ください。 クルマの紹介

【クルマ紹介・短試乗】6代目となる新型『フォレスター(SL型)』デビュー!「Premium S:HEV EX」を中心に中身を紹介【スバル】

2025年4月20日

このページでは『SL型フォレスター Premium S:HEV EX』の簡単な試乗記をお届けしています。

【試乗記】短距離・短時間の試乗ながらも動的質感は高級車の領域だと実感

筆者撮影

私の「レイバック」の1年点検のついでに『SL型フォレスター Premium S:HEV EX』の試乗をさせていただきました。

レイバックとの比較にもなるので参考になれば幸いです。

短時間・短距離ですが、それでもこのフォレスターの素性の良さ…動的質感の高さは実感できましたね。

試乗車

【車名・グレード】

スバル『フォレスター Premium S:HEV EX』

【型式/アプライド】

SL型/B型

【ボディカラー】

クリスタルブラック・シリカ/リバーロック・パール

【内装色】

ブラウン/ブラック(ブラウン&シルバーステッチ)

筆者撮影

レイバックの最低地上高は200㎜に対してフォレスターは220㎜。乗り込んだ最初の印象は、この20㎜の差が意外に大きく感じました。

視点が高く、視界も良好なので女性にも運転しやすいでしょう。

座り込んだシートの“デキ”もいいですね。「クロストレック」に座り込んだ時を思い出しました。

仙骨を押さえて骨盤を支えてくれるこの感じは、群馬大学医学部と共同開発され、クロストレックに採用された知見と同一のものでしょう。

こちらもシートレールが直接車体に固定される構造だったので、今後のスバル車のスタンダードになると思われます。

私のレイバックよりも座り心地は上です。より疲れにくいでしょう。

(強いて言えば着座位置をもう少し低くできてもよかったかな)

筆者撮影

ポジションを整えてエンジンスタートボタンを押してみます。

……エンジンがかかりません。

そうです。S:HEVはエンジンが不要と判断している時はモーター主体で稼働します。静かですね。

アクセルを踏むとモーター駆動でスムーズにクルマを進めてくれます。BEVのような刺激的な反応ではありません。

少し走るとエンジンが稼働したことがわかりますが、先代フォレスターのA型に見られた“ブルン”といった振動もありません。

高速走行時のロードノイズは未確認ですが、街中走行時の車内静粛性はスバル車では断トツです。

SIドライブは終始Iモードでしたが、低速域の加速は必要十分(新品の「レ・プレイアード・ゼロ(0W‐20)」に交換したレイバックの方がさらにスムーズ)。

ボディ剛性が高くステアリング操作に対する反応も扱いやすくていいですね。

19インチホイールの影響か足回りは若干硬めに感じますが、サスペンションの動きはしなやかで上手にいなしてくれるのはフォレスターも同様。

回生ブレーキは私が運転している限りでは自然でした。燃費(電費)を稼ぐための過度に強い回生はかけないようです。

通常のフットブレーキもHEVとしてはICE(純内燃機関車)に近いフィーリングで好感が持てます。

「クロストレック S:HEV」には未試乗ですが、フォレスターではブレーキのフィーリングが改善され、カックンブレーキになりにくい自然なブレーキングに調整されたそうです。

(正直まったく同じユニットだと思っていたのですが、短期間での改善はさすがスバルですね)

試乗の感想まとめ

S:HEVによりさらに重厚な乗り味に

硬めの足回り・高剛性ボディでスポーツ走行も愉しめそう

フルインナーフレーム構造、高減衰マスチック、新開発シートの採用で動的質感がさらにアップ

静粛性もアップしたので乗り味は同カテゴリーの欧州車に匹敵

内装の質感はレイバックには一歩届かず

フォレスターVSレイバック どっちを選ぶ?

筆者撮影

もし仮に…私がフォレスターかレイバックを自由に選択できるとしたら、、、

今のところ私はレイバックを選択すると思います。

前提として…これを言ったらおしまいかもですが、価格差約60万円を燃費の良さで取り戻すことはほぼできません(笑)

(給油の回数は相当減るでしょうが…)

ただし、トータルコストで見るには税金なども反映させないといけないので、正確な部分は計算できておりません。ご容赦ください。

そしてリアシートの利便性は4:2:4分割可倒式のレイバックに軍配が上がります。

まぁ一番の理由は私が“ワゴンボディを好むから”という至極勝手なものですが、直感的にドライバリティはレイバックの方が上回っていると思いました。

ブレーキのフィーリングがどうしてもレイバックの方が上質に感じてしまいます。

さらに“絶対的な重量差”ですね。レイバックの方が軽いのです。

S:HEVによる重厚感にモーターによるスムーズな発進・加速も魅力的ですが、レイバックとの150㎏の重量差を覆るには至りません。

おそらくワイディング走行時ではこの“重さ”をもっと実感できるでしょう。

ちなみにS:HEVのシステム最高出力は194馬力だそうです。

パワーウェイトレシオ

フォレスター(Premium S:HEV EX):約9.02(1750÷192)

レイバック(Limited EX):約9.03(1600÷177)

ほとんど変わりませんね(S:HEVの優秀さが際立ったとも言えます)。

確かに中間速度域からの加速は、エンジン+モーターのフォレスターの方が速く感じるかもしれませんね。

ぶっちゃけSL型フォレスターのエクステリアはレイバックより好きかもです(笑)

ガンダムチックで男心にグッときます。

このクルマはもっと長距離…高速走行やワイディングテスト、1000キロトライアルも試したくなりますね!

2〜3年後にレイバックにもS:HEVが追加されるそうです。

ただ、レヴォーグのフルデルチェンジ後に派生したレイバック(つまりフルモデルチェンジしたレイバック)に追加されるのか、既存のモデルに追加グレードとして登場するのかはまだわかりません。

個人的にはS:HEVの追加そのものは間違いなく既定路線だと思っています。


次のページでは『Premium S:HEV EX』のスペックとセルフ見積りの結果を掲載します。

正直ビビりました(笑)

次のページへ >

  • この記事を書いた人

溝口将太(みぞしょー)@旅するモビリティサウナー

運転免許証が無くなると生活が破綻する人生崖っぷち男 道路を80万キロ以上走り続けているドライブ男がサウナの素晴らしさに目覚め、モビリティと共に愉しみながら生きている『モビリティサウナー』 サウナ・スパ 健康アドバイザー取得済み 愛車はスバル『レヴォーグ レイバック』とホンダ『GROM』。スバリストで在り続けるためにフードデリバリーで真剣にお小遣い稼ぎしてます(笑)。乗り鉄成分も少々 当ブログでは愛車・ドライブ・スバル車・鉄道乗車記・サ活記事などをマイペースで更新。なるべく実費も掲載しています モビリティとサウナでより良い人生をクリエイト。クルマ選び・移動手段・休日の参考になれば幸いです よろしければ各SNSへのフォローもお願いします

-クルマの紹介
-, ,