いつもご覧くださり、ありがとうございます。溝口将太(みぞしょー)です。
2026年最初のブログ記事になります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は鉄道乗車記です。
近鉄電車が乗車券・特急券のほかに“「ひのとり」特別車両料金”を設定してまで運行している特急列車に乗車。
特急「ひのとり」
正確にいうと私が乗車したのは近鉄名古屋~五十鈴川を結ぶ臨時特急「ひのとり」でした。
“臨時”というのは通常ダイヤでは運転されない列車ですが、私が乗車したのは元旦の深夜帯に運転された臨時の特急「ひのとり」です。
おそらく2027年元旦も運転されるでしょう。
参考になれば幸いです。
乗車日時
2026年1月1日(木)
乗車列車
臨時の特急『ひのとり』
レギュラーシート
近鉄名古屋 0時15分発五十鈴川行き
近鉄名古屋~伊勢市まで乗車
筆者撮影機材
iPhone14 Pro Max
撮影は安全を最優先としています
更新履歴
2026年1月17日:当ブログ記事公開
【2025年12月31日(水)】
横浜在住の私はいつも大晦日~元旦にかけてどのように過ごすかを悩むのですが、とりあえずサウナ・京急納めはしておくことに。
筆者撮影
移動はお墓参りもあったので京急に乗車。偶然にも“しあわせの黄色い電車”に乗ることができたので気分上々でしたね。
サウナは「スカイスパYOKOHAMA」。サ飯は崎陽軒の“シウマイ弁当”をチョイス。
『そういえば年越しそばを食べてないな…』
筆者撮影
食後の運動がてら洗車をして、大黒PAで年越しそば(のつもり)を食べている時でした。
『そうだ…名古屋に行って特急「ひのとり」に乗ろう』。
……自分で書いておいてなんですが、頭の中身がバグってますね(笑)
【参考】2025年大晦日~2026年元旦は名古屋駅付近の駐車場に「パーク&ライド」
さて、上記でもお伝えした通り、今回乗車した特急「ひのとり」は通常ダイヤでは運転されない臨時特急列車です。
【2025年12月31日(水・大晦日)】
大黒PAで食事をしている時に『そうだ。名古屋へ行こう』と思いついた私は近鉄アプリを開き、臨時特急「ひのとり」に乗車可能かどうか調べだしました。
すると、近鉄名古屋0時15分発の列車はレギュラーシートであればギリギリ空いていたので即チケットレス特急券を購入。
プレミアムシートは早い段階で完売だったと思います。
横浜在住の私は毎年、大晦日~元旦にかけてどのように過ごすかを悩むのですが、今回は『いつか元旦の特急「ひのとり」に乗ってやるぞ』という野望(?)を実現させるために名古屋に向かうことにしました。
いつもは新東名で西へ向かう私ですが、久しぶりに東名ルートを選択。
筆者撮影
「由比PA(下り)」で休憩。由比PA(下り)は“海に近いPA”としても有名で、絶景スポットとしても知られています。
残念ながら初日の出のタイミングは閉鎖されています。
余談ですが「由比PA(上り)」は富士山の絶景が楽しめます。こちらは閉鎖にはなりません。
筆者撮影
夕食は「浜名湖SA」で。東京と大阪のほぼ中間地点にあるSAで、大きな特徴の1つとして“上下線集約型”であることですね。
供用開始が1969年と歴史あるSAで、上下線のドライバーが顔を合わせることができるので通行券の交換なんかも頻繁に行われていたそうです。
もちろん犯罪行為です。
それはともかく、毎回「うなぎ食ってやるぞ!」と思うのですが、価格にビビり散らかして結局他のメニューで腹を満たすのでした。。。
「浜名湖そだちの味噌かつ定食(1,700円)」は美味しかったです。
筆者撮影
名古屋ICで降りてしばらく一般道を走り名古屋駅方面へ。
お目当ての駐車場に到着。詳細はまとめで記載してありますが、駐車場が広く大型車・不慣れな方でも駐車しやすくなっています。
ここで少し休憩して近鉄名古屋駅まで歩いて(15分くらい)向かうのでした。
近鉄名古屋駅ホームに入線 近鉄80000系電車を簡単に紹介
筆者撮影
【2026年1月1日(木・元旦)】
駐車場から歩いて向かっている間に年越しを迎えてしまいましたが、無事に近鉄名古屋駅ホームに到着。
行き先案内板には普段見かけないであろう特急「ひのとり」五十鈴川行きの表示が3本。
この時にチケットレスサービスで空席状況を確認すると全席満席になっていました。
筆者撮影
0時10分ごろに臨時特急「ひのとり」が入線。
普段は近鉄名古屋~大阪難波を走っていますが、この時は近鉄名古屋~五十鈴川を運行(大阪難波~五十鈴川も運行)。
使用車両は「近鉄80000系電車」。2019年~2021年にかけて製造された特急型車両です。
8両編成と6両編成が運用されています。
「HINOTORI」の専用ロゴがとてもカッコイイ。大人しくしているフリしながらテンション爆上がりでした。
出典:近畿日本鉄道|筆者撮影
特急「ひのとり」には“プレミアムシート”と“レギュラーシート”があります。
プレミアムシートはそもそも満席だったので、予約時に辛うじて空席があったレギュラーシートに乗車。
また、デッキには“ベンチスペース”や“カフェスポット”も用意。
カフェスポットはプレミアムシート車両の1号車と8号車(6両編成では1号車と6号車)。
ベンチスペースはレギュラーシートの2号車と7号車(6両編成では2号車と5号車)。
そのほか、荷物置きスペースや自動販売機、無料で使えるロッカーも提供されています。
詳細はこちらの車両編成表でご確認ください。
なお、特急「ひのとり」は乗車券のほかに特急券と“ひのとり特別車両料金”が必要です。
この特別車両料金が“プレミアムシート”と“レギュラーシート”の2段階に設定されています。
特急「ひのとり」乗車料金
乗車券+特急券+ひのとり特別車両料金(プレミアムシートorレギュラーシート)
【参考】
近鉄名古屋~伊勢市
1,740円+1,340円+200円=合計3,280円(レギュラーシート/片道)
【乗車記】臨時特急「ひのとり」のレギュラーシートに乗車
お待たせしました。ここからが臨時特急「ひのとり」の乗車記になります。
特急「ひのとり」 近鉄名古屋0時15分発五十鈴川行きのレギュラーシートに乗車しました。
・レギュラーシートでも新幹線やJR特急のグリーン車と同等のシートピッチを確保
・バックシェル採用で後ろの乗客のことが気にならない
・フットレストやスライドシートで快適性をさらに追及
・PC作業もこなす重厚感抜群の背面テーブル
・コンセントやWi-Fi環境も完備
・標準軌を走るので安定性・速度・乗り心地を高いレベルで両立
リクライニングに応じて座面がスライドする「ゆりかご式リクライニング」と「バックシェル」を採用
出典:筆者撮影
特急「ひのとり」の車内に乗り込みました。
レギュラーシートは多くの特急型車両で見かける2+2の4列シート。
ベージュ系を基調とした落ち着いた空間となっています。
観光・ビジネスどちらにも適したインテリアと言えそうです。
大きい窓とシートの位置関係もバッチリ。「ハズレ席」はないでしょう。
東武特急「スペーシアX」のスタンダードシートを思い出しましたが、確か特急「ひのとり」の成功事例を参考の1つに挙げたというのを読んだことがあります。
スペーシアXにも影響を与えたのでしょう。
お気づきかと思いますが、シートには“バックシェル”を採用しています。
見た目の高級感もさることながら、後ろの乗客に気にすることなくシートを倒すことができるのが最大のメリットですね。
出典:筆者撮影
ついでにリクライニングをデフォルトとフルリクライニング状態を比較してみましょう。
特急「ひのとり」のレギュラーシートはリクライニング角度に応じて座面がスライドします。
このような構造を「ゆりかご式リクライニング」と呼びます。
背もたれを倒すほど座面が前に出るので、身体を倒している感も強まります。
快適性がかなり高いです。
シート下のサイドレバーを踏めばシートが回転します。
これにより、グループ利用時には向かい合って乗車することも可能です。
シートピッチは1160㎜でゆとりある空間を確保 フットレストなど嬉しい装備も充実
それでは特急「ひのとり」のシートに座ってみます。
シート自体がかなりゆったりとした余裕がある設計に感じます。座り心地もいいですね。
出典:筆者撮影
まずはシートの間のアームレスト。左右で独立しているのが嬉しい気遣いですね。
出典:筆者撮影
外側のアームレスト内にはサイドテーブルが格納されています。
ハードプラ製だと思われますが、造りはしっかりしています。
リクライニングスイッチとコンセントも外側アームレストに設置。
これによりコンセントは全席に備わっています。
上級のプレミアムシートが設定されているにもかかわらずフットレストも完備。靴を脱いで利用しましょう。
シートピッチ(座席の前後間隔)は1160㎜を確保。これはJRの新幹線や在来線特急のグリーン車と同等の数値です。
ここまでの印象だけでも、新幹線で名古屋駅から特急「ひのとり」に乗り換えても快適性は上回るのではないかと思いましたね。
背面テーブルなどの快適装備
出典:筆者撮影
その他、シートバックポケットやドリンクホルダーもバッチリ。
窓枠にはちょっとした荷物フックも設けられています。
荷物棚も落ち着いた上質な造りでした。
出典:筆者撮影
背面テーブルはご覧の通り。荷物フックが1シートにつき2つずつ設置されています。
素材はおそらくサイドテーブル同様ハードプラ製だと思いますが、テーブル自体がかなり大きく厚さもあるので重厚感と存在感が凄いですね。
近鉄のホームページには「大型テーブル」と記載されていました。
PCは持参していませんが、スマホや充電セットを置いても走行中にガタガタ揺れることはありませんでした。
恥ずかしながらこの時は気づかなかったのですが、この背面テーブルは手前にスライドします。
シートのリクライニングと座面のスライドと合わせれば理想的なPC作業スタイルが実現できます。
乗り心地と最高速度
近鉄電車では路線によって線路幅がことなりますが、特急「ひのとり」は線路幅1435㎜の標準軌を走行します。
新幹線や京急などと同じ線路幅で、国際的にも標準とされています。
JR在来線や東急などは1067㎜の狭軌。
標準軌は狭軌と比較すると、横方向の安定性が高く高速走行に適しており、結果的に乗り心地も良くなります。
特急「ひのとり」は、標準軌であることを最大限活かせていると思います。
シートの座り心地はもちろん、走行中は静かで車体の揺れもほとんど感じさせず。
走行中は夜中なので景色は皆無でしたが、速度を測ってみると最高114㎞/hをマーク。
見た目が私の大好きな赤を基調としてカッコよく、車内は落ち着いた上質な空間、静かで乗り心地が良く安定性抜群でかなり速い。
名古屋から特急「ひのとり」に乗り換えて大阪方面に向かう方がいるのも納得の乗車体験でした。
Wi-Fi速度の測定結果
筆者測定
特急「ひのとり」ではWi-Fiが提供されています。
速度はご覧の通り。他社の特急型車両とほとんど同一水準ですね。
ちょっとした動画視聴やPC作業等は快適に利用できる環境と言えるでしょう。
活用しているガジェットアイテムの紹介
筆者撮影
参考までに私が主に特急型車両で活用しているガジェットアイテムを紹介します。
これらがあればスマホやPCの充電に困ることはなく、移動中の作業効率も向上するというアイテムです。
【CIO】Novaport DUOII 67W
非常にコンパクトなUSB充電器。
Type-Cが2ポートで同時充電時は最高65W出力。単一充電は最高67W出力。
デバイスに応じて最適な電力を自動で振り分けてくれます。
【Anker】Anker Nano II 65W
1つはバッグに忍ばせおきたいもはや定番のUSB充電器。
程よい重さと手に馴染む質感はさすがの造り。
【CIO】スパイラルケーブル CtoC (Type-C/USB-C) 最大240W出力に対応
全体がマグネットになっている面白いケーブル。バンド要らずで綺麗に収納できます。
USB PD(USB Power Delivery)で最大240W出力に対応。
100W出力を超える高出力充電器とセットにどうぞ。
【Anker】PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 最大100W出力に対応
シリコン素材の絡みにくいケーブル。結束バンド付きなのでコンパクトにまとめられます。
USB PD(USB Power Delivery)で最大100W出力に対応。
下で紹介しているコンパクトポーチとの相性も抜群です。
【KU XIU】X40 Turbo Qi2.2 25W規格のワイヤレス3in1充電器 X40Qよりもスリム&軽量化を達成
最近購入した外出用の3in1ワイヤレス充電器。
「KU XIU」はオーストラリアのシドニーに拠点を置くメーカー。
従来の「X40Q」はQi2認証済みの15W充電でしたが、「X40 Turbo」はQi2.2 25W充電が可能の最新モデル。
パワーアップをしながら60gの小型軽量化により重量は約150gに。
素材はアルミ合金製でしっかりとした造り。
スタンドにもなるので手元が解放されたり、作業効率もアップしています。
カラーは「グレー」「黒」「木目」「コズミックオレンジ」を展開。
私はコズミックオレンジを購入。上品かつオシャレな色合いで気にっています。
【Anker】コンパクトポーチ ピカチュウモデル
上記でご紹介したアイテムをすべて収納して持ち歩いています。
ピカチュウモデルがお気に入り(笑)
【CIO】NovaPort TRIOⅡ 140W
もし、ノートPCやiPhone・スマホ等を1つのコンセントで同時充電したいのであればこちらを検討してみてください。
USB-C単ポート最大出力140Wを実現しています。
もちろんCIO製品なので、端末に自動で出力を調整して充電が可能な急速充電器となってます。
端末によってどのポートを使うか迷うことがないので、ストレスが大幅に軽減されます。
実際に私も購入しており、必要があれば持ち運びもしています。
MacBookをお使いの方にもオススメです。
【CIO】NovaPort DUOⅡ 120W
「NovaPort TRIOⅡ 140W」では重かったりオーバースペック…という方はこちら。
USB-Cは2ポートですが、合計120W出力を実現しています。
65WクラスのノートPCとスマホ等の同時充電で活躍。私の場合はノートPCと「X40Q」を使った同時充電ですね。
もちろんノートPCやスマホなどの端末に自動で出力を調整して充電してくれます。
60WクラスのノートPCを2台同時充電もOK。
単ポート利用はMAX100Wとなっています。
重さは204g。
【MATECH】MagOn Watch Slim 5000
京都発祥のクリエイティブとテクノロジーの融合を掲げるプロダクトブランド「MATECH」。
私が購入したのは5000mAh(実際はもう少し低いと思われる)という最小限のモバイルバッテリー。
商品名は「MagOn Watch Slim 5000 ブラック」。ホワイトもあるそうです。
MagSafe/Qi2で15Wワイヤレス充電。Apple WatchやAirPodsも充電できます。
さらにUSB-Cポートで最大20W出力にも対応。
有線とワイヤレスで2台のデバイスを同時充電できます。
モバイルバッテリーを充電しながら同時にスマホ等を充電する「パススルー充電」も可能です。
スタンドが付随しているので、スマホの角度をある程度は調整できます。
サイズは高さ102㎜/幅69.2㎜/厚さ8.5㎜/重量約146g。
携帯性抜群で緊急用としては十分でしょう。
【おまけ】伊勢神宮で初詣 外宮~内宮~五十鈴川駅へは三重交通バスで移動
伊勢神宮(外宮)で初詣
筆者撮影
1時35分ごろに伊勢市駅へ到着。
降りてそのまま「伊勢神宮(外宮)」に向かいました。初詣ですね。
伊勢市駅~伊勢神宮(外宮)へはほぼ1本道で歩いて行ける距離です。
境内の焚火が身に沁みましたね…暖かい(笑)
筆者撮影
一方、「伊勢神宮(内宮)」へ歩いて向かうのは現実的ではありません。距離があるし寒いし。
伊勢神宮(外宮)から伊勢神宮(内宮)へは三重交通による運行の臨時バスに乗車しました。
伊勢神宮(内宮)でも初詣
筆者撮影
伊勢神宮(内宮)での初詣を終えたあとは、五十鈴川駅へ向かうためにまた臨時バスに乗車しました。
筆者撮影
五十鈴川からの特急「ひのとり」は満席だったので、別の臨時特急(近鉄20000系電車)に乗って近鉄名古屋まで戻りました。
爆睡だったのでレビューには…ならないかな(笑)
筆者撮影
名古屋に戻った時に名古屋港での初日の出に間に合うことを確認。
駐車場からクルマを走らせて名古屋港へ。無事に初日の出を拝み倒しました。
まとめ
結び 12月31日~1月4日までの特急券は12月1日10時30分より発売か
いかがでしたでしょうか。
余談も多かったと思いますが、来年以降に臨時特急「ひのとり」で伊勢神宮への初詣を検討するきっかけになれば幸いです。
近鉄では毎年、12月31日~1月4日までの特急券を12月1日10時30分より発売しています。
おそらく今後も同様のスタンスを貫くでしょう。
特に特急「ひのとり」のプレミアムシートは早々に埋まると思われるので、2027年の初詣を検討する方は今のうちにスケジュール帳にメモをしておいてください。
特急「ひのとり」いいなぁ…毎日乗りたい(笑)
【参考】特急「ひのとり」 近鉄名古屋~大阪難波までの合計料金
※2026年1月現在
プレミアムシート
乗車券2,860円+特急料金1,930円+プレミアムシート900円
合計:5,690円
レギュラーシート
乗車券2,860円+特急料金1,930円+レギュラーシート200円
合計:4,990円
東海道新幹線(東京~名古屋)
乗車券6,380円+指定席特急券4,920円
合計:11,100円
東海道新幹線(東京~新大阪)
乗車券8,910円+指定席特急券5,810円
合計:14,720円
参考出典リンク集
近畿日本鉄道
トップページ:https://www.kintetsu.co.jp/
特急「ひのとり」:https://mizosho.com/#google_vignette
伊勢神宮
トップページ:https://www.isejingu.or.jp/
近鉄アプリ
近鉄アプリ
筆者が利用した名古屋駅近くの駐車場
広い駐車場なので大型車や不慣れな方にもオススメです。
パーク&ライドにもぜひ。
S-LAND PARK 牛島町
1日最大(入庫~24時間):1,500円
夜間最大(20時~8時):500円
オールタイム:30分/200円







