横須賀中央6時27分発「モーニング・ウィング3号」に乗車
横須賀中央駅のホームでモーニング・ウィング3号を待つ
筆者撮影
朝5時39分…横浜から特急・三崎口行きに乗車し横須賀中央に到着したのは6時08分頃。改札を出て切符を買ってすぐ入場という奇行種っぷりを発揮し2番線のホームへ。
筆者撮影
少し時間があったのでホームをうろついていると券売機が。見づらくて申し訳ありませんが、当日の券売機でもモーニング・ウィング号の座席にはまだ余裕がありそうでした。コロナ禍の影響でしょうか。
筆者撮影
「特急」は8両編成。「普通」ですら6両編成なのに「モーニング・ウィング3号」は4両編成。ちょっと不思議な感覚です。行き先は「品川」「青砥」「品川」と続きます。
4両編成のウィング号が到着 アプリの画面を提示して乗車
筆者撮影
6時24分頃、2番線ホームに「モーニング・ウィング3号・品川行き」が4両編成で入線。後方浦賀寄りのドアで改札を行い乗車するようです。
出典:京急電鉄
ここで昨日すでにKQuickで購入しておいたWing Passを表示・提示します。
昨日購入する時点で残念ながら窓側はいっぱいで、私は3号車4-Cという座席に乗車。品川方面を先頭に2両目・左の通路側ですね。3号車なので男性用トイレがある車両です。
ドア付近の駅員さんにQRコードをスキャンして頂き乗車します。恥ずかしながら私はチケット提示に時間がかかったので、利用される方は前もってQRコードを表示させておくといいでしょう。
モーニング・ウィング3号はこれまでにない快適移動列車
筆者撮影
6時27分。横須賀中央を定刻通りに発車。窓側の座席は全て埋まっているので利用客は多い印象。そのため撮影等は最低限に控えました。
車内放送を聞きながらコンセントにケーブルを繋げたり、周囲の迷惑にならない範囲で挙動不審者っぽいのを自覚しながら車内を見渡します。とりあえずバッグを荷物棚へ預けました。
クロスシートでドリンクホルダーもあるので飲み物を購入済み。京急も商売上手になってきましたね(笑)
座って見ると改めてその快適性に脱帽。同時に「Wi-Fiとシートリクライニングがあれば完璧なのになぁ」と思いながら横須賀中央と金沢文庫の間は快調に進行します。
「間もなく金沢文庫に停車致します。当駅で増結作業を行います。揺れますのでご注意ください」
金沢文庫の手前でいったん停車。車庫(留置線)に停車中の2100形が前8両として先行。つまりこちらが2100形の増結車両として後ろに連結されるわけですね。
金沢文庫には6時40分に到着。前8両のドア開閉に合わせてドアチャイムこそ鳴りますが1890番台のドアは開かず下車することはできません。もちろん金沢文庫から乗車することもできません。
つまり1890番台には始発の三浦海岸と横須賀中央からのみの乗車ということになります。レア運用過ぎるわけですね。
6時42分。ドアが閉まる合図のドアチャイムが鳴ると間もなく発車。金沢文庫から先は私鉄最長の12両編成で運行。外から見れば大迫力の座席指定列車に化けていることでしょう。
京急富岡までは快調に飛ばしますが屏風ヶ浦を通過したあたりから次第に減速。通勤ラッシュに入りかかる時間帯なので列車の本数も次第に増えてきます。
6時50分に上大岡に到着。特に車内案内はなく開閉しないドアチャイムだけが鳴るのみでした。前8両の2100形に乗客が乗り込んでいると想像できます。
6時53分に上大岡を出発。品川までは止まりません。横浜は通過します。
筆者撮影
上大岡を出るといつの間にかデジタルサイネージの表示が変わります。
「つぎは終点 しながわ」
途中駅は全てノンストップであることがわかります。
快特を思わせる走りで弘明寺を通過…と思いきや手前で減速。日中の快特と比較すると若干控えめの速度で巡行。黄金町・日ノ出町と横浜の下町を走り抜けます。
7時02分に横浜をゆっくりと通過。12両編成が横浜を通過するのはこのモーニング・ウィング3号だけではないでしょうか。通過後は京浜東北線に抜かれるくらいの速度で進行。でも快適だから気になりません。
日中の快特が京浜東北線に抜かれるものなら鉄道ファンは大騒ぎでしょうか?(笑)
7時05分に京急東神奈川を通過すると速度が回復。そのままの勢いで神奈川新町を通過。しかし生麦の手前で再び減速。
ここは全国的にも有名な「電車バトル」区間。羽沢横浜国大方面からの列車「埼京線直通 川越行き」が停止信号で停車中なのを横目に速度が回復します。車両はE233系電車で京急線と埼京線の顔合わせでしたね。
7時12分に京急川崎を通過。多摩川を渡り東京都へ。
京急蒲田の手前で停車寸前まで減速して7時16分に通過。京急蒲田は空港線を走るエアポート快特が通過しますが、本線を通過するのはウィング号だけです。
その後は一定の速度をキープ…と思いきや新馬場の手前で減速。しかし定刻通り7時28分に品川到着。つまり今までの減速は全て予定通りということですね。
筆者撮影
後続の列車が「すぐそこまで」来ているので速やかに回送列車として留置線へ。この後、1890番台は折り返しで増結車両「特急・京急川崎行き」として運行されるというわけです。
まとめ
結び
めっちゃ快適でした。あっという間に1時間の乗車は終了。足元は広くシートは適度な硬さで好みの座り心地。まぁ繰り返しますがリクライニングとWi-Fi環境だけが…惜しいww
それはともかく、沿線住民のみなさんは誇りに持っていい列車・種別だと思います。
私の地元は昔から混雑列車と名高い東急田園都市線…平日のあざみ野駅で6時台の急行に乗ろうものなら座ることすら難しい路線です。
私が三浦海岸・横須賀中央の住人なら副業で1日300円稼いで毎日このモーニング・ウィング3号に乗りますね。いや、5500円の「Wing Pass」を購入するでしょう(笑)
というか京急は沿線住民にアフィリエイトみたいな仕組みを斡旋してもいいと思います。
帰りは急いで切符を買い直して1番線ホームへ。延長戦で1890番台を堪能して横浜に、、、スカイスパへ朝ごはんを食べに戻りました(笑)
「Wing Ticket」300円のほか、運賃は横浜ー横須賀中央で370円・横須賀中央ー品川で650円・品川ー横浜で310円…高くついたなぁ。。
参考出典リンク集
京急電鉄:https://www.keikyu.co.jp/
座席指定ウィングサービス:https://www.keikyu.co.jp/ride/train/wing.html
モーニング・ウィング号 Wing Ticket:https://kquick.keikyu.co.jp/pc/ticket/stock/mwticket
モーニング・ウィング号 Wing Pass:https://kquick.keikyu.co.jp/pc/ticket/stock/mwpass