普通列車グリーン車の料金とちょっとした注意点
最後に「普通列車グリーン車」の料金をご案内しましょう。
『中央線快速グリーン車』『青梅線グリーン車』には101キロ以上の乗車はない
グリーン車を利用するためには「グリーン券」を購入します。自由席なので着席保証はありません。デッキにいてもグリーン料金は発生します。
出典:JR東日本
料金体系は「Suicaグリーン券」「通常料金」の2種類。
通常料金とは、駅で購入するグリーン券(紙のきっぷ)とグリーン車内で直接販売・支払うことを意味します。
Suica(モバイルSuica/カードタイプのSuica)で購入・利用する方が断然お得です。
ところで…2025年3月15日より正式にサービスを開始した『中央線快速グリーン車』『青梅線グリーン車』ですが、、、
東京~大月:87.8㎞(最大距離)
東京~青梅:56.0㎞
新宿~大月:77.5㎞
新宿~青梅:45.7㎞
となっており、最大乗車距離の東京~大月でも100㎞以下。
そのため、Suicaグリーン券1,000円/通常料金1,260円が最大料金となります。
なお、新幹線・特急列車・その他のグリーン車の料金は上記と異なります。
筆者撮影
Apple Watchの場合は、ペアリングされているiPhoneのモバイルSuicaアプリでグリーン券を購入⇒Apple Watchで「グリーン券情報読み取り部」にタッチしてください。
他路線の普通列車グリーン車への乗り継ぎはできない
中央線快速・青梅線グリーン車の注意点
中央線快速・青梅線には同一方向に進行する他路線がない
そのため、1枚のグリーン券で他路線の普通列車グリーン車への乗り継ぎはできない
まとめ
結び
いかがでしたでしょうか。
営業キロが短めなので利用客がどれほど増えるかはわかりませんが、特急「はちおうじ」特急「おうめ」の受け皿にはなると考えています。
それと新宿以外からの需要ですね。
新宿駅からは新宿始発の特急列車がほぼ30分に1本の割合で運行されていますが、例えば東京駅始発は極端に少なくなります。
それとやはりコンセント・フリーWi-Fiの提供は大きいと思います。
通勤や帰宅時にちょっとした作業をしながら移動できるし、通常車両の多少の混雑緩和にも効果はあるでしょう。
混雑の激しい中央特快・青梅特快に乗らなくとも、快速・グリーン車でゆっくり…なんて使い方もしたくなるはずです。
『中央線快速・青梅線 普通列車グリーン車』も間違いなく“走るオフィス”と言えるでしょう。
今後の活躍に期待しています。
今回の乗車費用
運賃:東京~大月 1,520円
グリーン料金:東京~大月 1,000円
合計:2,520円
筆者撮影
私が乗車した『中央特快 大月 行き』電車は、「中央本線・篠ノ井線 普通 長野 行き」電車と接続していました。
確か長野まで4時間以上乗車する電車。ちょっと乗ってみたくなりましたね(笑)
ちなみに、こちらの長野行き電車に乗るよりも、東京に向かって新幹線に乗る方が早いというのもちょっとビックリしました。
参考出典リンク集
JR東日本「普通列車グリーン車」案内:https://www.jreast.co.jp/railway/train/green/
JR東日本「普通列車グリーン車」料金:https://www.jreast.co.jp/railway/train/green/charge/