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【クルマ紹介】新型『WRX S4』はやっぱりカッコイイ レヴォーグはB型になりサンルーフの設定も可能に

2021年12月11日

いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

スバル本社の恵比寿ショールームにて新型『WRX S4』が展示されています。

展示されているWRX S4は3台。グレードは「STI Sport R EX(セラミックホワイト)」「STI Sport R EX(ソーラーオレンジ・パール)」「GT-H EX(イグニッションレッド)」です。()内表記はボディカラーです。

概要などについては以前アップしたブログをご覧ください。

やはりというか予想通りというか…メディア公開された時にSNS等で騒ぎになったあの樹脂パーツですが、実際に見るとコレしかないんじゃないか?と思えるほどマッチしていました(個人的な感想)。以下でじっくり見てみましょう。

レプリカ仕様ですがSUPER GTに参戦した『SUBARU BRZ GT300』も展示されていました。

SUBARU BRZ GT300(のレプリカ) 筆者撮影

カッコイイですねー。この時は本目的を忘れてジロジロ嘗め回すように見ていました。SUPER GT・GT300クラス・シリーズチャンピオンおめでとうございます!

それでは実車を見てみましょう。一応主要スペックのまとめを掲載しておきます。

WRX S4のスペックまとめ

スバル:WRX S4(STI Sport R EX)

・ボディサイズ(㎜):4670×1825×1465

・定員:5人乗り

・動力源:2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジン

・駆動方式:VTD-AWD

・燃料:ハイオク

・燃費:実燃費は10㎞/L前後と予想

・車両価格:4,774,000円(税込)

新型WRX S4のエクステリア

それでは見ていきたいと思います。

2017年に公開された「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」 出典:スバル

エクステリアは基本的には2017年に公開されたコンセプトモデルを可能な限り具現化させたと言ってもいいのではないでしょうか。先代では”コンセプト詐欺”と散々言われていたのでここはしっかりユーザーに応えた…ということでしょう。

フロント コンセプトモデルを可能な限り反映

グレードは「STI Sport R EX」 筆者撮影

新型WRX S4イメージカラーでもある「ソーラーオレンジ・パール」です。好みは分かれると思いますが、落ち着いた雰囲気を感じさせながらどこかアクティブな要素を醸し出していて個人的には好きです。

ボディ下部を囲む黒い樹脂パーツとの組み合わせでそう感じるのかもしれませんが、この樹脂パーツは空力テクスチャーが施されたスバルの特許技術でした。今申請中なのでしょうかね。

フロントグリルは先代よりも面積を大きく取り存在感を際立たせます。ボディ先端は丸みを感じさせるデザインで一体感を強め、従来よりも欧州車に近いスタイルと言えそうです。

筆者撮影

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、フロントバンパーを拡大するとその表面には凹凸がある空力テクスチャーが施されています。形状はヘキサゴンパターンとなっていて、これが大きな効果を発揮するそうです。

このブログを作成していてちょっと気になったのですが、ワックスとかかけるとどうなるんでしょうね?よく拭き取らないといけないかもしれませんね(笑)

ヘッドライトはBRZとは異なり単眼タイプを採用。ポジションランプは「コの字」型に光りますがこれは水平対向エンジンのピストンをイメージしています。

グレードは「GT-H EX」 筆者撮影

こちらのボディカラーは新型BRZ登場時に大評判となっている「イグニッションレッド」です。レヴォーグにも追加されたカラーですが有料色(税込55,000円)となっています。

鮮やかなレッドがいいですね。赤色が好きというのもありますが「WRブルー・パール」よりも好きかもしれません(笑)

グレードは「STI Sport R EX」 筆者撮影

こちらは「セラミックホワイト」です。真っ白で塊感が際立ちますが、空力テクスチャーの樹脂パーツがの割合が正直ちょっと気になってしまいます。

サイド 迫力を増したフェンダーや樹脂パーツは空力性能を追及

サイドスタイルはこのような感じ。ホイールベースは2675㎜。正統派セダンとスポーツセダンらしさを取り入れた整ったスタイルに見えます。全体的なスタイルに大きな特徴は見当たりませんが、空力テクスチャーを施した樹脂パーツがボディ下部を囲っていることがわかります。

特にリアバンパーは強烈な印象ですね。

両グレードのホイールを比較するとSTI Sport Rはブラック塗装+切削光輝であることがわかります。GT-Hのダークガンメタリック塗装も引き締まっていて素敵です。

リアバンパーはとにかく派手 筆者撮影

リアバンパーの存在感はサイドからも感じることができます。というか凄いですね…これが全て空力性能を追及した純正仕様なのだからちょっと驚きです。

サイドガーニッシュ 筆者撮影

サイドガーニッシュにもヘキサゴン形状の空力テクスチャーが施されています。サイドを流れる空気を整えながらもボディを横から空気で押さえつけることにより挙動の安定化を高めているそうです。

筆者撮影

フューエルリッドはプッシュ式です。

リア 一目で新型WRX S4だとわかる強烈な印象

筆者撮影

クルマはフロントフェイスが先ずフォーカスされますが、実は街中において一番視界に入るのはリアスタイルです。特に運転中は後姿を追うことがほとんどなので、興味を引く第一印象こそフロントスタイルかもしれませんが、一番目に入ってしまうのはリアスタイルなのです。

そしてこのWRX S4のリアスタイル…強烈な印象ですね。リアバンパーの樹脂パーツの割合こそなんとかしてほしいと最初は思いましたが、こちらにも空力テクスチャーがしっかり施され”機能美”としてのデザインであると同時に一目で「あ、WRX S4だ」とわかる造形を実現させています。

筆者撮影

さらに目には見えないバンパー下にまで空力テクスチャーが。フロア下のアンダーカバーと合わせてボディ下の空力性能を追及しています。

ポジションランプを点灯中 筆者撮影

リアランプは「フの字」に光るタイプ。どこかBRZを思わせる形状ですが、灯火パターンはよりギラギラしたような印象。個人的には一昔前のメルセデスベンツのような灯火パターンに見えてしまいました。

それはともかく、ここまでしっかりした灯火パターンならば後続車からの視認性は従来を上回るでしょう。そこは素晴らしいと思います。

キックアップ形状のトランクリッド

筆者撮影

BRZほどの形状ではありませんが、WRX S4のトランクリッドも空力性能を追及したキックアップ形状となっています。

足回り・タイヤ・ホイール タイヤは新型WRX S4専用設計

この空力テクスチャーが施されたフェンダーはブリスターフェンダーなのかオーバーフェンダーなのか…よくわかりません(笑) 筆者撮影

フェンダーにもヘキサゴン形状の空力テクスチャーが施されていますが、フロントフェンダーにはエアアウトレットが設けられホイールハウスに留まる空気を積極的に排出します。

これによりリフトフォースの発生を抑制します。振動の低減にも効果があるので走行安定性向上にも繋がりハンドリング性能の向上も果たします。

リアフェンダーはダミーパーツになっていますが、アメリカ仕様ではここに反射板がはめ込まれています。

グレードは「STI Sport R EX」 筆者撮影

タイヤ・ホイールサイズは245/40R18でダンロップの「SP SPORT MAXX GT 600A」を装着。WRX S4ではサイズこそ落としているので専用設計と言えるのですが、タイヤそのものはS209に装着実績があるガチタイヤですね。

全幅がレヴォーグと比較して30㎜拡大されていますが、レヴォーグのタイヤ・ホイールサイズは225/45R18(GT、GT EXは215/50R17)。樹脂パーツはより太いタイヤを履けるようにも貢献していますね。

 

次のページでは新型WRX S4のインテリアを見ていきます。

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溝口将太(みぞしょー)

『モビリティで人は幸せになれる』と信じている男が道路を60万キロ以上走り、サウナの素晴らしさに目覚める。 「移動とサウナを軸にしたブログを運営してみたい」という動機で当ブログを開設。 愛車BRZのカスタムやドライブ、鉄道乗車記、サ活など実際の費用を掲載した雑記ブログを展開。 お小遣い稼ぎのため、愛車GROMで工夫しながらフードデリバリーも稼働中。最近は効率的でコスパに優れた「パーク&ライド」を見つけることに情熱を注ぐ。

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