試乗記

【試乗記】幸せになれるクルマ? レヴォーグ STI Sportを東京港区で試乗

2021年6月3日

いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

少し時間があったので『レヴォーグ STI Sport EX』に試乗してきました。30分で何がわかるかというと大したことはわからないのですが、東京港区を中心に30分ほど走らせてもらいました。

今回は私なりに一番重要視している部分は伝えられるかなと思いまとめてみました。

試乗グレードは「レヴォーグSTI Sport EX」ですが、目玉である「アイサイトX」は全く使いませんでした(笑)

レヴォーグSTI Sportのスペック

最初にレヴォーグSTI Sportのスペック・価格をご紹介しましょう。「そんなの知っているよ」という方は飛ばしちゃってくださいw

今のところ新型レヴォーグは初代1.6Lグレードの後継車ですね。

車両概要

車両概要
車名 レヴォーグ
グレード名 STI Sport EX / STI Sport
エンジン 1.8L DOHC 直噴ターボ
駆動方式 常時全輪駆動  アクティブトルクスプリットAWD
トランスミッション リニアトロニック

車両寸法

車両寸法
全長×全幅×全高(mm) 4755×1795×1500
室内長×室内幅×室内高(mm) 1900×1515×1205
ホイールベース(mm) 2670
トレッド[前/後](mm) 1550/1545
最低地上高(mm) 145
車両重量(kg 1580
乗車定員(名) 5
車両総重量(kg 1855
タイヤ銘柄・サイズ ヨコハマタイヤ「BluEarth-GT AE51」 225/45R18 91W

(今のところ)国内専用モデルである新型は全幅1800㎜を抑えましたね。個人的には1820㎜くらいでワイド&ロースタイルでもいいのではと思いましたが、これがレヴォーグのベストバランスとしたのでしょう。

エンジン

エンジン
型式・種類 CB18
水平対向4気筒
1.8L DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴ターボ“DIT”
内径×行程(mm) 80.6×88.0
総排気量(cc) 1795
圧縮比 10.4
最高出力[ネット][ kW(PS)/rpm] 130(177)/5200-5600
最大トルク[ネット][ N・m(kgf・m)/rpm] 300(30.6)/1600-3600
燃料供給装置 筒内直接燃料噴射装置
燃料タンク容量(L) 63
燃料種類 無鉛レギュラーガソリン

スペックだけ見ると大したことなさそうですが、30キロというトルクを1600回転から発生するのは欧州車志向を感じさせます。

初代レヴォーグの排気量が1.6Lに対し新型は1.8Lになりましたが、これはダウンサイジングを推し進めた「ライトサイジング」に基づく設計だと思われます。

right…つまりそのクルマにとって適切な排気量を設けることにより、経済性・環境性能・動力性能を高いレベルで成立させようとしていますね。

そして初代1.6L同様レギュラーガソリンというのが経済的ですね。むしろハイオクを給油してしまうと逆にドライバリティが低下してしまうそうです。

トランスミッション

トランスミッション
変速機形式 リニアトロニック(マニュアルモード付) 前進無段 後退1速
変速比 4.065~0.502
[マニュアルモード時 1速4.065 / 2速2.600 / 3速1.827 / 4速1.377 / 5速1.061 / 6速0.836 / 7速0.667 / 8速0.559]
変速比幅(レシオカバレッジ) 8.097
変速比(後退) 4.378
減速比 3.900
総合減速比 1速15.853 / 2速10.140 / 3速7.125 /
4速5.370 / 5速4.137 / 6速3.260 / 7速2.601 / 8速2.180 / 後退17.074

リニアトロニックCVTのレシオカバレッジは8を超えているので8速ATとほぼ同等ですね。好みはあると思いますが、リニアトロニックの変速ショックのない滑らかな加速は好きです。

燃費性能

燃費(WLTCモード)
燃費(WLTCモード) 13.6 km/L
 市街地モード(WLTC-L) 10.0km/L
 郊外モード(WLTC-M) 14.5km/L
 高速道路モード(WLTC-H) 15.3km/L

「もうちょい頑張ってほしい」という意見は多いでしょう。確かに数字だけ見るとインパクトには欠けますね…。検討されている方は実燃費のレビューを参考にするべきです。

車両価格

価格(税込み)
レヴォーグSTI Sport EX 4,092,000円
レヴォーグSTI Sport 3,707,000円

実際に運転してみると「欧州車なら1.5~2倍の価格」というレビューも納得です。性能で見れば確かにお得だと思います。

 

次のページではSTI Sportならではの「キャラ変」を見てみましょう。

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溝口将太(みぞしょー)

『モビリティで人は幸せになれる』と信じている男が道路を60万キロ以上走り、サウナの素晴らしさに目覚める。 「移動とサウナを軸にしたブログを運営してみたい」という動機で当ブログを開設。 愛車BRZのカスタムやドライブ、鉄道乗車記、サ活など実際の費用を掲載した雑記ブログを展開。 お小遣い稼ぎのため、愛車GROMで工夫しながらフードデリバリーも稼働中。最近は効率的でコスパに優れた「パーク&ライド」を見つけることに情熱を注ぐ。

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