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【クルマ紹介】新型クロストレックを展示車を用いてご紹介【スバル】

2023年4月1日

いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

2022年12月1日に日本国内で発表・受注が開始されたスバル・新型『クロストレック』。昨今の半導体や各部品の供給遅れにより納期がだいぶ長引いている印象ですが、納車された事例も散見されるのでご紹介したいと思います。

クロストレックは日本国内で「XV」として展開されていた(型式から察するに)インプレッサファミリーの一員。今回もその構図はGU系として引き継がれていますが、インプレッサよりも先にデビューした点はこれまでと異なります。

理由としてはやはりSUVというカテゴリーが世界的にも人気ナンバー1だからでしょう。そういう意味では世界戦略車と言え、車名を『クロストレック』に統一したことからもそれをさらに推し進めるものと伺えます。

ちなみにクロストレックという車名の由来は「クロスオーバー」と「トレッキング」の造語。なんとなくこのクルマに込められた想いが伝わるような気がしますね。

クロストレックが本格的に国内展開開始 スペックや価格など

それでは最初にスペックや価格などを見ていきたいと思います。

筆者撮影(撮影機材:iPhone14 Pro Max)

日本国内ではXVからクロストレックへと名称を変えてフルモデルチェンジを果たしたわけですが、パワーユニットは1.6Lエンジンがなくなり2.0Lエンジン+モーター(e-BOXER)仕様に一本化。

国内仕様のスペックを読み解いた印象としては動力性能に大きなインパクトは感じません。というか先代の「XV Advance」とスペックは全く同じですね。

こうなるとアピールポイントが薄くなってしまうわけですが、ボディやプラットフォーム(スバルグローバルプラットフォーム:SGP)は第二世代に進化。フルインナーフレーム構造や構造用接着剤の塗布範囲の拡大など、実際に走らせて体感してみないと伝わらない魅力を入口でどう伝えるか…がポイントになってきます。

そういう面ではやはりエクステリア・インテリアといった見た目から…となるでしょう。

このページでは主にスペック表の抜粋+私の見解を記しています。内外装の紹介をお急ぎの方は次のページへお進みください。

なお、撮影自体はかなり前にスバルスタースクエアで行いました。よって2023年4月現在の展示車とは異なる可能性があります。また、サイドエクステリアからの撮影データを紛失してしまいました。申し訳ありません。

スペックはハイクオリティグレードとされる「Limited 」かつ駆動方式はAWDを掲載しています。

車両概要

車両概要
車名 クロストレック
グレード名 Limited AWD
型式 GUE
エンジン 2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)
駆動方式 アクティブトルクスプリットAWD[電子制御AWD] 常時全輪駆動
トランスミッション リニアトロニックCVT(モーター搭載)
車両価格(税込) 3,289,000円

車両サイズ・ホイール/タイヤサイズ

車両寸法
全長×全幅×全高(mm) 4480×1800×1575
室内長×室内幅×室内高(mm) 1930×1505×1200
ホイールベース(mm) 2670
トレッド[前/後](mm) 1560/1570
最低地上高(mm) 200
最小回転半径(m) 5.4
車両重量(kg 1610
乗車定員(名) 5
車両総重量(kg 1885
タイヤ・ホイールサイズ 225/55R18 98V
タイヤ銘柄 ファルケン「ZIEX ZE001A A/S」

全高が1575㎜なので東京都心にある立体駐車場のほとんどが利用不可です。最低地上高は200㎜。

ちなみにクロストレックもPCDが100㎜から114.3mmになりました。

エンジン性能 水平対向4気筒2.0L直噴NAエンジン+モーター

エンジン
型式・種類 FB20
水平対向4気筒
2.0L DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴
内径×行程(mm) 84.0×90.0
総排気量(cc) 1995
圧縮比 12.5
最高出力[ネット][ kW(PS)/rpm] 107(145)/6000
最大トルク[ネット][ N・m(kgf・m)/rpm] 188(19.2)/4000
燃料供給装置 筒内直接燃料噴射装置
燃料タンク容量(L) 48
燃料種類 無鉛レギュラーガソリン

リチウムイオンバッテリーを搭載しているためか燃料タンク容量が48L(参考:レヴォーグは63L)と小さい印象です。燃費がそこそこよかったとしても給油回数は多いと感じてしまうかもしれません。

目に見えない改良が施されている可能性はありますが、お伝えしている通り先代XVと全く同じスペックです。

モーター
型式・種類 MA1・交流同期電動機
最高出力[kW(PS)] 10(13.6)
最大トルク[N・m(kgf・m)] 65(6.6)
動力用主電池
種類 リチウムイオン電池
個数 32
接続方式 直列
容量(Ah) 4.8

モーター・バッテリー…e-BOXERとしてのスペックもぶっちゃけ従来のe-BOXERと変わりありません。制御などがブラッシュアップされている可能性はありますが、商品インパクトとしては…どうでしょうか。

カタログに記載はなかったのですが、仮に従来と全く同じスペックならば電圧:118V・総電力量:0.56kWhと求めることもできます。これは若干のEV走行が可能であると言えます。

確かにHEV(クロストレックはあくまでMHEV)として見るととても扱いやすいと思いますが、新型プリウスに話題をすべて持ってかれている感は否めないでしょう。アレが凄すぎるのですが…。

トランスミッション リニアトロニック+モーター

トランスミッション
変速機形式 リニアトロニック(マニュアルモード付)前進無段 後退1速
変速比 3.600〜0.512
[マニュアルモード時 1速3.552/2速2.201/3速1.473/4速1.228/5速1.024/6速0.852/7速0.681]
変速比幅(レシオカバレッジ) 7.031
変速比(後退) 3.688
減速比 3.700
総合減速比 1速13.142 / 2速8.143 / 3速5.450 / 4速4.173 / 5速3.788 / 6速3.152 / 7速2.519 / 後退13.645

先代XVのギア比と比較するとわずかにマニュアルモード時の設定変更が見受けられますが、それを体感できるかどうか…私には無理だと思いました。

燃費性能

燃費(WLTCモード)
燃費(WLTCモード) 15.8km/L
 市街地モード(WLTC-L) 12.9km/L
 郊外モード(WLTC-M) 16.0km/L
 高速道路モード(WLTC-H) 17.3km/L

燃費は先代と比較するとトータルではごくわずかに上がっている印象です。AWDであることを思えば頑張っていると思いますが、それでも数値上ではインパクトに乏しいのは間違いないでしょう。

参考までに、以前私がフォレスターAdvance(フォレスターのe-BOXER)で秩父をドライブした時は実燃費計算で13.94㎞/Lでした。コレは上回ってくれると期待しています。

グレード構成・価格

新型クロストレックの特徴としてはAWDだけでなくFWD(FF:前輪駆動)も設定されていることです。日本国内では「AWDほどの走破性は必要ないしなぁ」という客層は間違いなく存在するので、水平対向エンジンの面白さを引き出せるFWDの設定は個人的には歓迎したいところです。

そういえばe-BOXER+FWDは新型インプレッサにも設定されますが初めてですよね。案外ベストグレードになるかもしれません。

そしてグレード構成はスタンダードな「Touring」とハイクオリティモデルとされる「Limited」の2構成で、それぞれにFWD/AWDが設定されています。なので実質4グレード構成ということになります。

グレード構成と価格

Touring[FWD]:2,662,000円(消費税10%込)

Touring[AWD]:2,882,000円(消費税10%込)

Limited[FWD]:3,069,000円(消費税10%込)

Limited[AWD]:3,289,000円(消費税10%込)

今回のブログでは「Limited AWD」を扱っています。

主要スペックまとめ

スバル:クロストレック(Limited AWD)

・ボディサイズ(㎜):4480×1800×1575

・定員:5人乗り

・動力源:2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)

・駆動方式:アクティブトルクスプリットAWD

・燃料:レギュラーガソリン

・燃費:実燃費は15㎞/L程度と予想

・車両価格:3,289,000円(税込)

公式スペック表はコチラ

 

次のページではエクステリアとインテリアをご紹介します。エクステリアに関しては空力性能に力を注いでいることが見て取れます。

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溝口将太(みぞしょー)

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