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S-TRAIN VS 特急「ラビュー」 『東急線西武線まるごときっぷ』で乗車比較 S-TRAIN編

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S-TRAIN乗車記 元町・中華街~西武秩父を1本で結ぶ

『東急線西武線まるごときっぷ』でお得に移動

出典:東急電鉄

今回のブログで特にお伝えしたい内容の1つがこちら。『東急線西武線まるごときっぷ』の存在です。

このきっぷ、東急線の各駅(渋谷駅、世田谷線・こどもの国線各駅を除く)で購入することができる磁気きっぷですが、東急線から西武線方面へ利用する方にとってはかなりお得な商品です。

出典:東急電鉄

内容としては東急線各駅から渋谷までの往復+東京メトロ副都市線1日乗り降り自由+西武線全線1日乗り降り自由という破格なもの。”東急線各駅”とあるので例えば田園都市線の駅でも購入・使用が可能です。

筆者撮影

私は横浜で購入しています。横浜での購入額は1,850円。これで横浜⇔西武秩父の往復分の乗車券として使うことができます。しかもフリー区間付き。

仮に横浜から西武秩父まで素直にきっぷを購入すると運賃は片道1,290円・往復2,580円。最低でも730円はお得に移動できることがわかります。

まるごときっぷは乗車駅によって金額が異なります。帰りはきっぷ購入駅より先で降車すると別途運賃が必要になり、手前で降車する場合は駅員さんに申し出れば改札を通してもらえます。一例で言うと、私は帰路は日吉で下車しましたが何も問題ありませんでした。

東急線西武線まるごときっぷ

参考

東急線西武線まるごときっぷ(横浜駅):1,850円

今後はMaaSに組み込めるような仕組みを実装してほしいですね。

元町・中華街駅のホームでS-TRAINを待つ

お待たせしました。ここからがS-TRAINの乗車記です。早起きしました。

筆者撮影

せっかくなので横浜からではなく始発の元町・中華街まで”逆走”することに。横浜駅で東急線の駅員さんに事情を説明してまるごときっぷに入場記録を付けてもらいました。

筆者撮影

もちろん横浜ー元町・中華街の往復分のきっぷも別途購入。アホらしいので真似しないでくださいね(笑)

筆者撮影

元町・中華街駅はドーム状のちょっと変わった雰囲気のホーム。列車案内板には「西武秩父」の行き先表示が。これがS-TRAINです。

発車時刻は7時01分ですが6時50分過ぎに西武40000系電車のS-TRAINは入線してきました。この瞬間はワクワクしますね。ドアは各車両1つずつの開閉に留まります。ホームドアも連動されているのでここは素晴らしいですね。

全ての停車駅で同様のドア扱いを行うので車内静粛性は常に保たれていました。

S-TRAINに乗車 車内Wi-Fiも完備ながらもコンセントの充実度は今一歩

それではS-TRAINに乗り込みます。私が購入した座席は”S-TRAIN1号 西武秩父行き 6号車8D”でした。予約時に誰もいない車両が6号車だったのでこちらを選択。

筆者撮影

乗り込むとクロスシートが出迎えてくれます。長距離移動をする雰囲気に胸が高まりますね。

筆者撮影

私が座るシートはこちら。コンセントが設置されていますが1口だけなので2人で座る際はどちらか1人が利用可能です。特急車両ほどのシートではないことがすぐに伝わると思います(笑)

特にこのリクライニング不可の直角に近いような背もたれ…後述しますがかなりキツイです。

筆者撮影

シートはリクライニングできませんが意外なことにアームレストは可動式。ペアでシートを利用する都合もよく考えられているのではないでしょうか。

筆者撮影

シートを回転させることでグループ利用も可能。シート下のレバーを踏みながら回転させることができます。しかし現在はコロナ禍のため向かい合っての利用はご遠慮ください(とアナウンスされます)。

筆者撮影

シートピッチは広いとは言えず足元のスペースは通路側の方が余裕があります。ドリンクホルダーは思いのほかしっかりとした造りで少し驚きました。

筆者撮影

S-TRAINにはWi-Fiが完備されています。ログインも簡単で使用端末でアクセスしてメールアドレスを登録すれば誰でも利用できます。

筆者による測定結果

気になる通信速度はご覧の通り。YouTubeの視聴や簡単なパソコン作業などは快適に行えるでしょう。

筆者撮影

ただし背面テーブルがないのでパソコン作業には一工夫必要かもしれません。傘フックはあります。

筆者撮影

荷物棚は…まぁ普通ですね。

筆者撮影

カーテンが設置されており窓も3分の1程度は開閉できます。

S-TRAINに乗車 東横特急の停車駅では一瞬停車 池袋は降車専用 飯能で進行方向が変わる

S-TRAINは渋谷方面が1号車で元町・中華街方面が10号車。10両編成で運転されます。

出典:西武鉄道

停車駅は元町・中華街ーみなとみらいー横浜ー自由が丘ー渋谷ー新宿三丁目ー副都心線 池袋(降車専用)ー石神井公園ー所沢ー入間市ー飯能ー西武秩父です。

池袋は降車専用駅、横浜とみなとみらいについては下りは乗車専用、上りは降車専用となっています。

池袋が完全降車専用というのは面白いですね。池袋から乗りたければ特急「ラビュー」を使えということでしょうか。横浜方面への乗車は認めて利用促進につなげてもいい気がしますけどね。

お気づきの方も多いと思いますが、東横線内の途中停車駅は自由が丘のみとなっています。他の東横特急停車駅の菊名・武蔵小杉・中目黒は通過。しかし運行のシステム上の理由なのかその3駅についても一瞬だけ運転停車を行いました。完全通過はできないようです。

筆者撮影

S-TRAIN1号は元町・中華街を7時01分に発車し西武秩父には9時15分に到着します。なかなかの長時間乗車ですが40000系電車にはトイレが設置されているので困ることはないでしょう。4号車に設置されています。

乗車率の傾向としては東横線内からの乗車は少なく西武線内からの乗車は意外と目立ちました。まぁそれでも空気輸送と言われても仕方のないレベルかもしれません。途中の渋谷では誤乗車が見受けられる場面もありましたが土休日のみの運転なので無理もありません。ちょっともったいないなぁと思い始めました。

筆者撮影

西武秩父に到着する少し手前でパシャリ。S-TRAINは特急型車両ではないのでどうしても窓枠の配置は気になるレベルです。

西武線の特急やS-TRAINで面白いところは飯能で進行方向の向きが変わるところです。「シートの向きを変える際は他の乗客に注意の上で回転させてください」というアナウンスがありますがほとんどの乗客はそのままで進行。

筆者撮影

特にダイヤが乱れることなく終点の西武秩父に到着。S-TRAINによる約2時間14分の移動が終わりました。乗車の感想は最後のまとめで記したいと思います。

まとめ

結び

元町・中華街ー西武秩父が1本につながる(S-TRAIN1号および4号)という面では素晴らしいと思いますが、2時間越えの乗車という面ではシートがあまりよろしくないというのが本音でした。

具体的には座面の座り心地は許容範囲ながらも今一歩なシートに硬い背もたれ…特にこの硬い背もたれは改善をお願いしたいレベルです。リクライニングができればまた印象が変わったかもですが、それこそまた別ブログでお伝えしますが特急「ラビュー」が素晴らしかったのでこっちが来てくれないかなぁとも思ってしまいました。

空気輸送と名高い元町・中華街と西武秩父をつなぐS-TRAIN。潜在的な魅力はとても光るものがありますが朝7時01分発という早すぎる時間とシートの出来の悪さはちょっと足を引っ張ってしまうのではないかと実感しました。

とはいえ東急線西武線まるごときっぷは利用価値が高いと思うのでぜひ興味があったら使ってみてください。朝9時15分には秩父入り…それは悪くないのかもしれません。

今回の移動費(横浜起点)

東急線西武線まるごときっぷ:1,850円(往復利用)

S-TRAIN:1,060円

参考出典リンク集

S-TRAIN:https://www.seiburailway.jp/railway/reservedtrain/s-train/

東急線西武線まるごときっぷ:https://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/value_ticket/marugoto_ticket.html

西武鉄道:https://www.seiburailway.jp/

東急電鉄:https://www.tokyu.co.jp/index.html

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