鉄道

新宿から鬼怒川温泉まで直通の特急で移動 浅草方面よりも安く利用できる?

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JR東日本253系電車の紹介

JR253系1000番台 出典:JR東日本

JR新宿ー東武日光・鬼怒川温泉を結ぶ特急列車に使用されているのは東武100系スペーシアとJR253系1000番台です。お伝えしている通り253系電車は元々は成田エクスプレスとして活躍していた253系5次車(200番台)をリニューアルしています。

シートピッチをスペーシアに合わせるためのリニューアルが裏目に…

成田エクスプレス時代の車内 出典:Wikipedia

こちらが成田エクスプレス時代の253系200番台の車内です。グリーン車は2+1人掛けという配置。シートピッチは普通車は1020㎜・グリーン車は1090㎜でしたが、対するスペーシアのシートピッチは1100㎜。リニューアルに伴いグリーン車はともかく普通車は1100㎜に合わせることになりました。

筆者撮影

そしてリニューアルされた車内がこちら。新宿寄りの6号車が元グリーン車ですが、全車両でシート形状に違いはなく同等の座り心地を提供しています。グリーン車もなくなり6両編成すべてが普通車指定席となっています。

シート配色は1・3・5号車は紅葉をイメージしているオレンジ、2・4・6号車は華厳の滝や中禅寺湖をイメージしているブルーとなっています。

シートピッチは1~5号車は1100㎜、元グリーン車の6号車は1090㎜です。元グリーン車の6号車はシート配置こそ2+2人掛けという配置に変更されていますが、シートピッチは変わらず窓割にあわせて腰掛が設置されたのでどの座席を選択しても車窓を楽しむことができます。

問題は1~5号車で、シートピッチ1020㎜を1100㎜へと変更したことで座席配置と窓割がとんでもなくズレるという結果に。

筆者撮影

それがこちら。写真は4号車で撮影したものですが、1~5号車はこのように座席配置と窓割がズレている箇所があります。全席座席指定なのでできれば6号車から選択することをお勧めします。

私は特急列車の指定席券を購入する際はほぼ毎回シートマップ(座席表)などで窓割を確認しています。鉄道会社が提供しているシートマップ(東武鉄道など)こちらのサイト(253系1000番台)はとても見やすくて素晴らしいと思います。

6号車に乗車 微振動は気になるが思った以上に快適な空間

ここからは私が乗車した6号車をメインにご紹介しましょう。

筆者撮影

購入した座席は6号車6番A席。車体中央寄りなので理論上は振動が少ない座席です。

筆者撮影

シートリクライニングは十分な角度。景色はA席側とD席側それぞれの良さがあると思うのでお好みで。

ブラインドとフック 筆者撮影

各座席の窓にはブラインドと窓枠には荷物掛け用のフックを設置。ブラインドは無段階で調節が可能です。

筆者撮影

シートピッチは1090㎜が確保されているので広々とした足元空間。ただしスペーシアのようなフットレストはありません。ドリンクは前席に設置されているドリンクホルダーを使います。

筆者撮影

前席の背面テーブルを利用すればお弁当も食べられます。ただし車内販売は一切ないので食べ物と飲み物はあらかじめ購入しておきましょう。

筆者撮影

背面テーブルのほかに格納式のサイドテーブルも。残念ながら253系にはコンセント・Wi-Fiはありません。Wi-Fi環境を希望の方はスペーシアを利用することになります。

筆者撮影

シートピッチが広いので向かい合ってもそれなりの空間を確保できます。グループで利用する時も快適性は高そうです。

筆者撮影

端の座席は固定式のテーブルが設置されています。背面テーブルの代わりですね。

筆者撮影

客室とデッキは仕切られているので客室内の静粛性は高いです。荷物置き場が客室内デッキ付近に設置されています。鍵や防犯カメラはないので自己責任ですが大型のバッグなどを置くには便利ですね。

筆者撮影

トイレや洗面台はこのような感じ。撮影はできませんでしたが、2号車には多目的室(赤ちゃんへの授乳時などで活用可能)、5号車・3号車にはパウダーコーナーが設置されています。

栗橋で乗務員交代のため運転停車 筆者撮影

栗橋で運転停車を行いますが、これはJRと東武による乗務員交代のため。

JR線から東武線へ点線する際にデッドセクション(無電区間)を通過しますが、一瞬だけ空調や照明が切れことがあります。マニアックな部分ですがこの直通特急の見どころの1つとして知られています。

栃木駅で両毛線へ乗り換える方は要注意

両毛線ホームを車内から撮影

筆者撮影

特急「きぬがわ」5号は14時12分に栃木に停車します。東武線のホームにJRの特急車両が停車するという不思議な場面になるわけですが、栃木ではJR両毛線に乗り換えができます。

できるのですが、両毛線と特急「きぬがわ」5号との接続は最悪で、両毛線の小山方面・新前橋方面どちらも14時13分発です。間に合うわけないですよね(笑)

両毛線の次の列車はどちらも15時13分。せっかく特急で栃木まで来ても両毛線を利用するには1時間の待ち時間が発生するのはちょっと疑問に感じます。

特急スペーシアと比較してどうか 新型車両情報とさらに安く移動できる方法も

鬼怒川温泉から新宿へ向かう特急「スペーシアきぬがわ」6号 筆者撮影

快適性はやはりスペーシアの方が上か

では東武特急のスペーシアと比較してどうでしょうか。個人的にはやはりスペーシアの方が快適性は上だと感じています。

別日程で筆者撮影

その理由は主にヘッドレスト付きの大型シートにフットレストでしょうか。足元のスペースこそ253系1000番台が結果的に上回っているものの、フットレストの快適性は捨てがたく窓面積もスペーシアの方が大きいです。

さらにコンセントはありませんがWi-Fiが完備されているものポイント。登場から30年以上(リニューアルから10年以上)経過しているとは思えないクオリティは今でも一線級だと言えるでしょう。

スペーシアの新型車両の最新情報

話は少々脱線しますが、スペーシアは新型車両の導入が決定しています。導入時期は2023年を予定しています。車両型式は「N100系」だそうです。

特急スペーシア新型車両のインテリア&シートバリエーションが決定

えきねっとトクだ値よりも安く移動できる方法がある?

実はえきねっとトクだ値よりさらに安く移動できる方法があります。

筆者撮影

それは東武鉄道の株主優待券を利用して北千住・浅草方面へ向かうルート。鬼怒川温泉駅近くの「和風れすとらん こだか」さん。こちらのお店には東武鉄道の株主優待券が1,000円で販売されています。

この優待券は東武鉄道の路線内どこでも1,000円/1回で利用できる優れもの。例えば鬼怒川温泉ー浅草の乗車券は1,580円なので580円も安く移動できることになります。

特急券は別途必要なので、平日は株主優待券1,000円+特急券1,360円(土休日は1,470円)で快適に移動できます。しかも有効期限が設けられているので”買い溜め”して浅草や北千住などから後日利用することも可能です。

これにより浅草ー鬼怒川温泉を実質2,360円(土休日は2,470円)で快適に移動することもできます。これが私の知る限りでの最安です。

まとめ

結び

特急「きぬがわ」5号、253系1000番台はいかがでしたでしょうか。

個人的には思った以上に快適な時間を過ごせました。シートピッチがスペーシアと同等ながらフットレストがない関係でより広く感じられます。

確かに走行中の細かい振動は意識すれば気になりますし、シートもスペーシアの方が大型かつホールド性も高く感じるのでトータルで見るとスペーシアの方が快適性は高いのですが、えきねっとを活用して新宿から253系1000番台を利用しても満足度は高いと思います。

見た限りGWはほとんど埋まっています。これは「えきねっとトクだ値」で割り振られている座席数に限りがあるためですが、ぜひ機会を見つけてお得で快適な移動を楽しんでもらえたらと思います。

参考出典リンク集

JR東日本:https://www.jreast.co.jp/

えきねっと:https://www.eki-net.com/personal/top/index

Wikipedia:JR東日本253系電車

東武鉄道:https://www.tobu.co.jp/

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