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東武鉄道が新型特急車両を2023年に導入予定 スペーシアの後継車両が登場

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いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

2021年11月11日、東武鉄道株式会社より『2023年に特急スペーシアの後継モデルとなる新型車両を導入』とプレスリリースされました。

今回は報道発表されている範囲ですが簡単にまとめてみたいと思います。

特急「スペーシア」とは 2022年1月に臨時特急「スペーシア八王子きぬ」が運行

スペーシアとして活躍する東武100系電車 出典:東武鉄道

特急「スペーシア」は東武鉄道におけるフラッグシップ特急という位置づけで、東武線内では浅草ー東武日光は「けごん」・浅草ー鬼怒川温泉は「きぬ」として運行しています。

さらにJR新宿駅を起終点としたJR線とも直通運転を行っており、JR新宿ー東武日光は「スペーシアけごん」・JR新宿ー鬼怒川温泉は「スペーシアきぬがわ」として運行しています。

さらにさらにJR八王子駅を始発とした特急「スペーシア八王子日光」の運行実績もあり、2022年1月に再び八王子を起終点としたスペーシアが運行されることも決まっています。

JR東日本が発表した臨時運行列車より 出典:JR東日本

列車名は特急「スペーシア八王子きぬ」。特急「スペーシア八王子日光」では八王子ー東武日光を結んでしましたが、今回は八王子ー鬼怒川温泉となります。

利用者は2022年1月29日(土)に鬼怒川温泉へ向かい、1月30日(日)の夕方には八王子に到着しているというスケジュールが組めますね。

デビューカラーリングの100系スペース

出典:東武鉄道

そんなフレキシブルに活躍中の特急「スペーシア」の車両型式は東武100系電車で1990年6月1日にデビュー。6両編成9本(合計54両)が製造され、2011年からリニューアル工事や設備の更新、特別塗装や装飾などを経て現在に至っています。

2021年6月からはリバイバルカラーとして「デビューカラーリング」スペーシアが運行されています。

2021年11月21日現在のデビューカラーリングスペーシアの運転予定一覧

筆者撮影

シートピッチが1100㎜でフットレストも完備…コンセントこそありませんがこのクオリティを運賃に特急料金を加算するだけで乗車できる(個室を除く)のだから今でもの一線級の実力を誇っているのは間違いありません。

もちろん乗り心地もトップレベルの快適性。最近私は鬼怒川温泉方面へサ活で出かけた時も利用しましたが、カーブ走行時の揺れや高速走行時の振動などはしっかり押さえられており、個人的には最新の特急「リバティ」よりも上質な乗り味にすら感じています。

このクオリティを維持あるいはさらに高めて新型車両が登場するのか…前置きが長くなりましたが新型特急車両「N100系」の概要を見てみましょう。

新型特急「N100系」概要

出典:東武鉄道

それでは現時点で公開されている情報をまとめてみましょう。ほとんど丸写しに近いのですがお許しください(笑)

新型車両の概要

現行100系の特急「スペーシア」はバブル期の終盤にデビューしました。今でも車内に入るとバブルの名残を感じることができる雰囲気を放っていますが、例えば先ほどの述べた1100㎜のシートピッチやフットレスト、シート周りを見渡すと金の装飾も施されています。

個室に至っては大理石のテーブルまであるなど未だに同クラスの車両を探すのは難しいのではと思うほど。乗り心地も合わせて今でもフラッグシップに相応しい車両が現行100系です。

その後継車としているのだから自然と期待は高まるもの。続報を待たれる形ですが判明している内容をお伝えしましょう。

出典:東武鉄道

車両コンセプト Connect & Updatable ~その人、その時と、つながり続けるスペーシア~

車両コンセプトは「Connect & Updatable ~その人、その時と、つながり続けるスペーシア~」ということで愛称は未定(後述)としながらも「スペーシア」という言葉を用いています。

「Connect & Updatable」はコネクティッドサービスや車両そのものを都度状況に合わせて更新できる仕組みにするのか思ったのですが、ここでは「様々な情報やサービスを更新し提供する」というシステムではなく人に寄り添ったコンセプトであることが伺えます。

具体的にはお客様一人一人にとって最適な日光・鬼怒川エリアとをつなぎ、また訪れてみたくなるような特急車両の運行を目指すのでしょう。

車両デザイン

出典:東武鉄道

同じ画像を使いますが、基本的には現行スペーシアのフォルムを正常進化させるようですね。

カラーリングは「胡粉(ごふん)の白を彷彿とさせる高貴な白をイメージ」とありますが、「胡粉」は色合いで言うと”黄みの白”とされているので、真っ白でシャープな車体ではなく、どこかふんわりと暖かみのある車体デザインやカラーになるのかもしれません。

先頭車両の前面や側面の窓の形が特徴的ですね。中間車両とは形が異なるので100系同様に先頭車両が個室の可能性がありますが、100系は6室に対してN100系は7室でしょうか。

中間車両の窓はパッと見る限り窓枠の数は増えているように見えますね。これは窓が小さくなったというよりどの座席でもほぼ同等の車窓を提供できるように工夫されているように見えます。

実際に公開されるのを楽しみに待ちましょう。

座席

個室が継承されています。その他にラウンジや様々なタイプの座席を提供する計画のようです。特急料金の設定にN100系専用プランが設けられる可能性は高いでしょう。

個人的には1100㎜のシートピッチやヘッドレスト・フットレストを継承しながらもコンセントやテーブル、車内Wi-Fiなどさらなる充実化も期待したいと思います。

座席数は1編成212座席です。展望席はなさそうですね。

カフェカウンター

現行スペーシアではコロナ禍の影響で車内販売が終了してしまいました。同時にカウンターも閉鎖されてしまいましたが、N100系ではカフェカウンターを設けるようです。カフェカウンターの形式が不明なのでなんとも言えませんが、もしかすると「復活」と言えるかもしれません。

カーボンニュートラルな運行

現行スペーシアと比較すると「二酸化炭素の排出量を最大40%削減する」としています。そして運行における使用電力相当は全て再生可能エネルギー由来の電力に実質的に置き換えることで、結果として「二酸化炭素の排出量をゼロ」とするとしています。

N100系車両について JR線直通は今のところ明言はなし

出典:東武鉄道

こちらはプレスリリースされているN100系電車の概要ですが、導入両数が24両・編成は6両固定とあるので4本の製造が確定していると言えます。

しかし現行の100系電車は6両編成9本(合計54両)が現在も運行中なので、仮にすべてを置き換えるには本数が足りません。そもそもデビュー=即置き換えかどうかもわかりません。

そこで考えられる可能性は以下の通りです。

・まずは4本を順次置き換えを前提として運行する

・しばらくの間は純粋に増備車両として扱われる

・数年間かけて現行9本を全て置き換え

そうなると”愛称が未定”なのも納得です。100系もN100系も同じ「スペーシア」を名乗るのか一時的に区別させるのか…気になるところですね。車両コンセプトのテーマでは「スペーシア」って用いていますけどね(笑)

また、導入路線についてはJR線直通に関しては明記されていないので、おそらくデビュー後も当面の間はN100系によるJR線直通は想定されていないと思われます。

カーボンニュートラルにも対応 新型コロナウイルス感染症対策も

出典:東武鉄道

カーボンニュートラルについては繰り返しになりますが、鉄道にも持続可能な開発目標(SDGs)が求められています。鉄道にさほど興味を持たない方にもきっと目に留まる分野になるでしょう。

そして新型コロナウイルス感染症対策も図ることで安心安全な移動を実現させます。具体的には「高度な除菌消臭機能を有する空気清浄機等を搭載」とあります。いずれ車両スペック等が公開されれば換気性能などの詳細もわかるはずです。

まとめ

結び

イメージ図でしかまだN100系の車両像は掴めていませんが、個人的な第一印象は”スペーシアの正常進化”だと感じました。つまり車内設備や走行性能などにも期待を寄せてしまうということです。

出典:Wikipedia

…実は見た瞬間にJR東日本の特急「サフィール踊り子」に似てるなぁと思ったのは内緒にしておこうと思います(笑)

東武鉄道の新型特急車両「N100系」電車のデビューは2023年を予定しています。

参考出典リンク集

東武鉄道:https://www.tobu.co.jp/

報道公開資料:該当プレスリリース

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