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【再編集】東京2020専用レーンなどが設置 道交法違反の適用も

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いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

東京2020大会(オリンピック・パラリンピック)が開催されるかどうか…まぁ無理矢理にでも開催しそうな雰囲気ですね。

東京2020大会の開催は確定で、選手・メディア関係者は続々来日しています。

メディア関係者についてはハイヤー・タクシーなどと契約し、宿泊先と各競技会場、MPC(メインプレスセンター)などへ移動・視察・準備を行っています。新型コロナ感染症予防の観点から途中の寄り道は一切なしです。

その根拠の一つ…と言えるかどうかわかりませんが、2021年7月~9月までの間、東京都と千葉県の一部の道路に東京2020大会専用レーン・優先レーンが設置されます。

2021年7月19日(月)より本格的な取り締まりが行われます。

「9月まで」というのは、オリンピック開催期間は2021年7月23日~8月8日ですが、その後にパラリンピックの開催が控えているからですね。パラリンピック開催期間は2021年8月24日~9月5日です。

今回はこの専用レーン・優先レーンについてお伝えしたいと思います。

東京2020専用・優先レーン設置

本来は昨年の夏に設置される予定でしたが、みなさんご存知の通りコロナ禍の影響で東京オリンピック・パラリンピックが1年延期されました。

そのため、警察庁が2021年4月12日に改めて「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令」として公表したのが今回の件ということになります。

本格的な取り締まりに向けて急ピッチで設置作業が行われています。

通行帯違反になることに要注意

みなさんにとって重要なのが道路交通法の範囲内であるという点です。気を付けてください。

違反者には道路交通法違反(通行帯違反)として青切符が切られ、行政処分として違反点数1点・反則金6,000円(普通車の場合)が課されるということになります。

わかりやすい例としては時間帯によってバスレーンが設けられている道路がありますよね。アレと同じです。

交通規制実施予定ルート

もうすでに準備に取り掛かっている道路もありますが、実施予定ルートは以下の地図のようになります。

画像をクリックで拡大 画像出典:SECURITY

地図上の青色の実線が専用レーン、黄色い実線が優先レーンです。優先レーンの方が圧倒的に範囲が広いですね。

これらの区間に対して警察庁は専用レーン・優先レーンの道路標識を設置し、大会関係車両などは公安委員会等が発行する大会専用ステッカーを貼ることで一般車両と区別化させます。

余談ですが、私はこの大会関係車両(おそらくトヨタ車)を運転する予定です。

清澄通りに引かれた桜色の破線 筆者撮影

また、警察庁とは別に東京2020組織員会主導で専用レーンには桜色の実線を、優先レーンには桜色の破線が引かれます。都内各地で上記画像のような桜色の線が引かれ始めています。すでに完了しています。

専用レーンに関してはごく一部の区間ですが、だからこそ油断は禁物です。

 

次のページでは道路標識とステッカーについて見てみましょう。

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