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高速バスやタクシーにはちょっと痛いニュース…首都高速都心環状線の呉服橋・江戸橋の出入口がそれぞれ廃止されました。
個人的に見てもこの呉服橋と江戸橋の出入口(「ランプ」と言います)は東京駅エリアともアクセス抜群な重要なランプでした。高速バスに至ってはルートを変更、つまりダイヤ上の所要時間までも変更するにまで至っています。
なぜこれほどまでに利用頻度が高いであろうランプを廃止してしまったのでしょうか。その中身を簡単に追ってみたいと思います。
都心環状線・呉服橋と江戸橋両ランプが廃止
「呉服橋」「江戸橋」両ランプが廃止されたのは2021年5月10日(月)午前0時のこと。特に呉服橋出入口の廃止は東京駅を起点・終点とする高速バスやタクシーにとっては大きな痛手になるだろうというのは想像に難くありませんでした。
それは利便性を大きく損なうことになったからです。上の画像をご覧いただくと、呉服橋出入口と江戸橋出入口をワンセットとして見ると、他の自動車専用道路でいう「インターチェンジ」のような役割を担っていたことがわかります。
両ランプ廃止の最大の理由は日本橋区間の地下化です。神田橋JCT~江戸橋JCT間を地下ルートとして整備されることになります。
ではなぜ日本橋区間が地下化されるのでしょうか。次ページで簡単に理由を追ってみましょう。