いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
12月に入り東京都内でパトカーや白バイを普段より多く見かけると感じた方も多いと思いますが、それは「令和2年TOKYO交通安全キャンペーン」が実施されているからです。
以前のブログでお伝えした年4回ある交通安全運動。そのうちの「冬(年末)の交通事故防止運動」に該当します。しかし実施期間が12月1日~10日とお伝えしていたのですが、どうやら12月1日~7日とされているようです。申し訳ありません。
また、各自治体によって期間が異なることもわかりました。
例えば、神奈川県における年末の交通事故防止運動は12月11日~20日となっており、大阪府に至っては12月1日~31日までとなっています。
常日頃から交通マナーを意識していれば特に恐れることはないのですが、人間「うっかり」はつきものです。特に交通量が多く道路も複雑な東京都中心部ではそのような「うっかり」も発生しやすくなるものです。
今回は具体的な例を地図を参照しながら、みなさんの免許と懐を守れるようにブログをまとめたいと思います。
最後に警視庁が公開した取り締まり場所のリンク先も掲載してあります。
目次
令和2年TOKYO交通安全キャンペーン
お伝えしている通り、東京都内ではすでに事故防止運動が実施されています。
期間は2020年12月1日(火)~ 12月7日(月)までの1週間です。
詳細はリンク先(https://www.tomin-anzen.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/campain/anzenundo/anzencampain-r2/)をご覧頂きたいのですが、キャンペーンの重点項目に
- 子供と高齢者の安全な通行の確保
- 飲酒運転の根絶及び高齢運転者等の交通事故防止
- 自転車の交通事故防止
- 二輪車の交通事故防止
- 違法駐車対策の推進
引用元:東京都都民安全推進本部
とあります。
ドライバー目線でより意識をしなければならないのが「1」ですね。「2」の飲酒運転は論外です。
まずはそこから追っていきたいと思います。
ちなみに、
12月1日(火)から12月7日(月)まで、「令和2年TOKYO交通安全キャンペーン」を実施します。今年は、交通死亡事故が昨年に比べて大幅に増加している中、年末に多発傾向にある交通事故に歯止めをかけるため、東京都では、警視庁や関係団体と連携し、都民に対し強力に交通安全を呼び掛けます。
引用元:東京都都民安全推進本部
とあるのですが、これはコロナ禍により自家用車での移動が増えたことも要因の一つとして挙げられるのではないかと考えています。
歩行者妨害で捕まらないように
重点項目の「子供と高齢者の安全な通行の確保」。これは歩行者妨害の重点取り締まりを行うということを指しています。
具体的には信号のない横断歩道で、車両が歩行者の横断を妨げてしまうと切符を切られるということです。厳密には生活道路における横断歩道のない交差点においても同等の扱いを受けますので、住宅街などでも注意が必要です。
そして「うわっ!そこで取り締まりをやるかぁ」という場所を知っているので一つご紹介しましょう。
これはGoogleマップを画像として貼り付けたものですが、赤丸が要注意ポイントです。場所は東京・丸の内。新丸ビルの角ですね。
東京駅を背にして皇居方面を見ています。すぐ左側に新丸ビルが建っています。
前方に信号のない横断歩道があるのですが、最近はコロナ禍で減少してはいるものの常に横断歩行者が多い所です。
注目はクルマの通りも多いところと、路線バスも通過するというかなりせわしない道という点です。
路上駐車もそれなりに多く、左右の見通しもあまりよくないのでついつい横断歩道にまでクルマが出てしまいます。それだけならまだ止まればいいのですが、歩行者の方が止まってクルマを譲ろうとします。
クルマ側が一度止まって、それでも歩行者が先に渡らなければ問題はないのですが、先に述べた通りせわしない道なので一時停止をせずにこの交差点を通過するクルマが意外と目立ちます。
そこをやられます。
例えば交差点を右折したところ…ここに白いオートバイに堂々と跨るお巡りさんを見かけることが多いのです。
信号のない横断歩道を通過する際は、本当に歩行者がいないか、人がいる場合は横断歩道を進行する意思があるかどうか見極めることが大切です。人がいる場合は徐行しましょう。
歩行者妨害は私のブログでも何度か取り上げています。これ、けっこう多くのドライバーがやられています。
ついうっかり信号無視
続いてはうっかりによる信号無視です。
新宿の大ガードも要注意ポイントなのですが、それと同じくらい要注意ポイントがありますので今回はそちらをご紹介しましょう。
場所は青山通り(国道246号線)の青山学院前交差点です。表参道から渋谷方面へ向かう下り線が今回の要注意ポイントです。
実際はこのような風景になっているのですが、注目するべき点は信号です。
あ、逆光でわかりづらいのですが車線は黄色です。なので黄色い線を跨いでしまう所謂「イエローカット」も要注意です。
信号に話を戻しますが、直進の矢印信号「↑」が表示されているのがわかると思います。
一番左の車線は左折専用レーンなので当然まだ左折ができない状態なのですが、多くのドライバーがつられて左折をしてしまうのです。私自身も何回も見ています。
そこをやられます。
警察もわかっているのでしょう。この画像は少し後方、表参道寄りに引いたものです。青山学院の前後にパトカーが停車していることが多いので「それ」を見ていると思われます。
慌てずに信号表示をよく確認することが大切です。見ていると信号待ちの間にスマホをいじっている人に多い気がします。それ自体は否定しませんが、隣のクルマが動いたからといって自分も動けるとは限らないということを忘れないでください。
公開交通取締り場所のリンク先
それでは12月1日に警視庁ホームページに記載された公開交通取締り場所のリンク先を掲載しておきます。
いつもの12月とはみなさんの移動も違うものになっているとは思いますがぜひご参考ください。
なお、取り締まりそのものはキャンペーン期間を過ぎたあとも継続して行われることが予測できます。
速度取り締まり場所
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/torishimari/kokai_juten/kokai.files/speeding.pdf
重点取り締まり場所
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/torishimari/kokai_juten/jutentorishimari.files/juten.pdf
重点取り締まりは事故防止を始めとして歩行者妨害、携帯電話、車線変更、信号無視、進路変更禁止違反(イエローカット)、飲酒の検問…などの取り締まりが行われます。
まとめ
収束が未だ見えないコロナ禍で年末年始の移動もどうなるかわかりません。もしかしたら昨年同様に帰省を見送る方も多いのかもしれません。
私には「帰省」という概念がないので心情を深く察することはできないかもしれませんが、できれば個人で出来る限りの感染症対策を万全に施した上で故郷へ帰ってほしいとも思います。
帰省の移動手段で自家用車が挙げられることもあると思います。その時は各自治体の取り締まり状況を参考にして頂き、無事に楽しく移動をしてもらえたらと思います。