いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
6月7日(日)、久々にロングドライブをしてきました。知人のクルマを運転させてもらい、総走行距離は400㎞を越え充実したドライブを堪能できました。今回はそんな1日の流れ、ふと思いついただけで実践できるドライブ行程をお伝えしたいと思います。
緊急事態宣言は解除されてはいますが、都県境を跨る移動は慎重にとアナウンスされています。私たちもマスクを着用するなど互いに最低限の注意を促しながら出かけてきました。
なお、今回のドライブ参加メンバーは36歳の私が一番若いというオッサン4人旅ww
残念!!
最後に今回のドライブで運転したクルマの簡単な紹介も掲載しています。
めっちゃ大きなカツを食べに
お目当ては静岡市清水区にある「五郎十」というお店。知人が仕事などで静岡へ出かける度に立ち寄るそうなのですが、めっちゃ大きいカツ定食が食べれると前から聞いていたのでドライブも兼ねて出かけてみました。
その後は基本的にノープランでしたが、食事の後に即興でルートを決めて結果的に充実した日帰りドライブを堪能できました。
五郎十
めっちゃ大きいカツを提供してくださるのは静岡市清水区三保にある『五郎十(ごろうじゅう)』さんです。
静岡県の三保と言えば富士山の絶景スポットとして有名な「三保松原(みほのまつばら)」がありますが、その「三保」です。

条件さえよければこのような絶景とも出会えます 画像出典:静岡市
この日はあいにくと三保で富士山を拝むことは叶いませんでしたが、めっちゃ大きな絶品ロースかつは堪能できましたので以下にご紹介しましょう。
圧倒的な量そして質と価格
正午に到着し、かなりの混雑でしたがカウンター席に座ることができました。
目の前で調理をしてくださるのですが、お店の雰囲気は「昔からある綺麗な定食屋さん」といったところ。お店用の備え付け電話が薄いピンク色の公衆電話みたいな形の電話。しかも注文の問い合わせでリンリン鳴る…すげぇ。レトロな雰囲気がたまりません。
知人が仕事などで清水へ出かける度に写メが送られてきていて、「一度は行ってみたい!」という私の願望が今回のドライブのきっかけでした。
…注文をお願いして待つこと約20分、ようやくお目当てのカツをこの目にすることができました。
…嘘だろ。食べきれるかなぁ。ご飯のどんぶりと比較してもお肉の量が尋常でないことがわかります。
ところが意外と食べれてしまいます。それはこの分厚いお肉が適度に柔らかく味もしっかりしていてなおソースとの相性が抜群だからです。ご飯とよく進みます。女性のお客さんも多かったのも納得でした。
そしてなんと…このロースカツ定食は1,300円でございます(!!)東京じゃまず無理でしょう。
こちらは知人が注文したヒレカツ定食。価格は1,350円でございますww
胃もたれがしやすい私は満腹になって動けなくなるだろうと覚悟をしていましたが、全く胃もたれがなくこの後の運転を進んで手を挙げた程でした。もちろん特に運転への支障はありませんでした。
店舗詳細
それではお店へのアクセス方法などをご紹介しましょう。
住所・電話番号
住所:〒424-0901 静岡県静岡市清水区三保943−7
電話番号:054-335-4966
営業時間
11時00分~13時30分/17時00分~19時30分
月曜定休
なるべく時間に余裕を持って伺うことをお勧めします。
駐車場
複数台の駐車が可能
最寄のICと高速料金
東名高速 清水IC から約20分
【東名高速】
東京IC~清水IC 4,020円(2020年6月14日まで休日割引は休止)
地図
マイナスイオンを求めて
三保に到着した時にオッサン共が感じたことは「暑い!」でした。確かに清水は東京よりも暑かった気がします。マスクを着用しているので余計に暑く感じていました。
そこで「涼みながらマイナスイオンを浴びよう」ということになり、富士宮市にある『白糸の滝』を目指すことになりました。約1名が「これからパフェを食べに行こう」とほざいてましたが却下となりました。
下道で向かったので国道1号で富士方面へ。途中の由比、富士川は快適ドライブそのものでした。気持ちがいいですね。
白糸ノ滝
東名高速 富士IC、もしくは新東名高速 新富士ICと交わる国道139号線「西富士道路」を富士宮・朝霧高原方面へ北上します。今回は三保から下道で向かいましたが、途中の富士ICから約20分程度で到着できました。
写真には納めなかったのですが、敷地内は昔訪れた時とは違ってワンコと入店可能なオシャレなカフェがあったりインバウンド需要を意識したようなとても綺麗な場所になっていました。トイレがとても綺麗でしたね。
公園入口手前の交差点は小さいながらも全国的にまだ例が少ない「ラウンドアバウト」になっており、初めて見る方は一瞬驚くかもしれません。

画像出典:朝日新聞
こちらでは敷地公園内にある「音止の滝」と「白糸の滝」をご紹介します。
音止の滝

画像出典:ふじのみやNAVI
敷地内を歩いていると滝の流れ落ちる音が聞こえてきます。音からするとそれなりの水量が勢いよく流れ落ちている印象です。
設置されている簡易的な展望台から見てみますが、距離もあり実際に迫力こそ感じますが少し寂しいです。
奥にあるもう一つの展望台から。高さ25mの絶壁から轟音で流れ落ちる滝に『なんで「音止めの滝」っていうのだろう』と思わずにはいられませんでした。
その昔、曾我兄弟が父の仇の工藤祐経(くどうすけつね)を討つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名が残されています。
引用:ふじのみやNAVI
ちゃんと由来があったのですね。
残念ながら目の前まで降りることはできませんが、一度訪れてみる価値はあるでしょう。しかしマイナスイオンを感じたり暑さを凌ぐことはここではできません。
白糸の滝

ふじのみやNAVIより画像を引用
幅150mの湾曲した絶壁の全面にかかる滝は「白糸」に相応しい滝です。この滝の最大の特徴がそのほとんどが「富士山の湧き水」であることです。もうマイナスイオンパワー全開ですね。「音止めの滝」とは違い勢いこそは穏やかですが、ほぼ真下まで降りることができます。
少しわかりづらいかもしれませんが、白糸の滝へは急な石段を降りて近づく必要があります。一段一段下がる度に涼しさが増していつの間にか駐車場での蒸し暑さはどこかへ吹き飛んでいました。本当に涼しくなります。
橋には人が立ち止まり写真などを撮影しています。
その橋から滝を見ることができます。「幅150mの湾曲した絶壁の全面にかかる滝」というのは伊達じゃありません。水温は年間を通して12度とのことで魚などが存在せず、ほとんどが湧き水なのでとても綺麗です。実際に水に触れてみましたが…やっぱり冷たかったです。
可能な限り近づいてみました。無造作な石段を蹴りながら降りましたが…年齢的な衰えを感じました。
展望エリアにはそれなりに多くの方がいましたが、女性グループが多かったのが印象的です。野郎無しでの旅行も楽しいのかもしれませんね。
天下の名瀑としてその名を轟かす白糸ノ滝。
この滝は、富士山の雪解け水が、上部の水を通す地層である新富士火山層と下部の水を通さない地層である古富士火山層の境の絶壁から湧き出しています。
高さ20m・幅150mの湾曲した絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちています。 その姿は白糸の名にふさわしく、幾筋もの絹糸をさらしているようです。
優しく、女性的な美しさで、滝壺近くに立つと、三方が水のアーチとなって幻想的な世界を見せてくれます。 国の名勝及び天然記念物。(平成2年日本の滝百選に選定)引用元:ふじのみやNAVI
歴史ある滝のようです。「白糸の滝」という名称は全国に数多くありますが、こちらはその昔、「観光百選滝の部」で1位に選ばれたこともあるそうです。
普段はソフトクリームを食べたりしないのですが、こういう場所を訪れると食べたくなります。
白糸ノ滝へのアクセス
白糸ノ滝へのアクセス方法などを記載しておきます。
所在地
〒418-0103 静岡県富士宮市上井出273−1
営業時間
滝は24時間鑑賞可能、施設は営業時間あり
駐車料金
普通車で300円・500円 100台以上駐車可能
買い物をすると駐車料金が無料になる駐車場もある
最寄のICと高速料金
東名高速 富士IC もしくは 新東名高速 新富士IC から約20分~30分
【東名高速】
東京IC~富士IC 3,490円(2020年6月14日まで休日割引は休止)
【新東名高速】
東京IC~新富士IC 3,490円(2020年6月14日まで休日割引は休止)
地図
天気の条件が整っていれば、高原にそびえたつ富士山がとても大きく見れます。直線距離ではもう目と鼻の先にあります。この後は富士山麓に広がる朝霧高原を抜けて山梨県方面へ向かいます。
やっぱり温泉は外せない
「長距離ドライブといえば温泉でしょう」ということで、クルマ好きのオッサンたちは温泉へ入ることにしました。途中、朝霧高原にある牧場の牛のウ〇コ臭を堪能しながらクルマは北上します。
国道139号で向かうのがセオリーなのですが、観光シーズンは県道71号「富士宮鳴沢線」で抜ける方が良さそうです。青木ヶ原樹海に囲まれているのでどことなく薄暗く不気味な雰囲気を醸し出していますが、途中信号もなくスムーズに走れます。まぁ日中を走る分にはむしろ静かでゆったりとしたドライブも楽しめると思います。走り屋っぽいのが来たら譲ってしまいましょう。
富士眺望の湯 ゆらり

画像出典:富士眺望の湯 ゆらり
知人がいつの間にかナビにセットしてくれていたのは「道の駅 なるさわ」に併設されている日帰り温泉施設「富士眺望の湯 ゆらり」でした。白糸ノ滝から法定速度内で走行して約25㎞を25分程度での到着でした。

画像出典:富士眺望の湯 ゆらり
天候さえよければ「霊峰露天風呂」から富士山を眺望できます。
知人が見つけてくれたこちらはフェイスタオル・バスタオルもセットで貸し出してくれます(価格は後述)ので、手ぶらで立ち寄ることができます。さらにJAF会員証を掲示すると…。

画像出典:富士眺望の湯 ゆらり
内湯はこのような感じ。実はここ、階層ごとに湯船が分かれており、1階が眺望露天風呂、2階が内湯になっています。外には「パノラマ風呂」と称した露天風呂もあります。
その他にも洞窟風呂や香り風呂など数種類のお風呂が楽しめます。水風呂は湧き水だそうです。

画像出典:富士眺望の湯 ゆらり
こちらの温泉は低張性弱アルカリ性低温泉という泉質を有しており、簡単に言えばサラサラした優しい湯で肌がツルツルになるというイメージです。富士河口湖近辺の温泉の特徴と言えますね。その特徴的な温泉にナノテクノロジーを用いることによりさらに効果を高めているそうです。
お風呂の温度は42度、富士山を眺めながらゆったりと温泉を楽しめます。極楽でしたねー。
施設詳細
それでは料金などをご紹介しましょう。
所在地
住所:〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村8532-5
電話番号:0555-85-3126
営業時間
10:00~22:00 (最終入館 21:00)
入館料(貸バスタオル・フェイスタオル付)
【大人】
■ 10:00~19:00
平日 1,300円/土日祝 1,500円
■ 19:00~22:00
平日 1,100円/土日祝 1,300円
【子ども(4歳~小学生)】
平日 650円/土日祝 700円
【割引特典】
JAF会員証掲示で同グループ5名まで200円引き
その他
■ 貸し浴衣(作務衣):330円
■ 有料休憩室1時間:1,800円
貸切風呂などもあり
詳細:https://www.fuji-yurari.jp/charge.html
最寄のICと高速料金
■河口湖IC・富士吉田ICから約10分
■富士IC・新富士ICから約50分
【中央道ルート】
調布IC~河口湖IC 3,010円(2020年6月14日まで休日割引は休止)
※高井戸ICは上り線のみ利用可能※
河口湖IC⇒高井戸IC 3,010円(2020年6月14日まで休日割引は休止)
【東名・圏央道・中央道ルート】
東京IC~河口湖IC 3,760円(2020年6月14日まで休日割引は休止)
【東名・東富士五湖道路ルート】
東京IC~御殿場IC 2,620円(2020年6月14日まで休日割引は休止)
須走IC~富士吉田IC 1,080円(東富士五湖道路)
地図
今回の旅の相棒
最後に今回の旅の相棒をご紹介して終わりにしたいと思います。
レガシィ アウトバック
こちらは知人が所有する『レガシィ アウトバック』です。SUVというカテゴリーに属するクルマですが、ユーティリティそのものはツーリングワゴンと言えるもので、ワゴンの血統らしくSUVとしては破格の走行性能・走破性を有しているのも特徴です。内装のクオリティも十分高く、寝不足のクセにずっと運転していたいと感じさせてくれたクルマでした。
今回の主な走行ルートは、
環状8号⇒東名高速⇒富士IC⇒国道1号バイパス⇒三保⇒国道1号バイパス⇒国道139号「西富士道路」&朝霧高原⇒国道138号&富士河口湖町⇒道志みち⇒圏央道⇒東名高速⇒環状8号 総走行距離約400km
でした。
スペック
以下にレガシィ アウトバックのスペックを簡単にまとめておきます。
■車両概要
車名:レガシィ アウトバック
アプライドモデル:F型
グレード名:Limited
ボディサイズ:全長4,820 × 全幅1,840 × 全高1,605(㎜)
最低地上高:200(㎜)
車両重量:1580(kg)
■エンジンスペック
水平対向4気筒NA(自然吸気)
排気量:2498(㏄)
最高出力:129[175]/5800(kW[PS]/rpm)
最大トルク:235[24]/4000(N・m[kgf・m]/rpm)
■駆動関係
トランスミッション:リニアトロニックCVT
駆動方式:常時AWD
燃料消費率:14.8(km/L)JC08モード
燃料:レギュラー
■その他
乗車定員:5名
価格:3,630,000円
製造メーカー:スバル
さらなる詳細は以下のリンク先を参照
https://www.subaru.jp/legacy/outback/
運転してみて
アメリカではすでにフルモデルチェンジをしたアウトバックが生産されていますが、日本では昨年2019年にマイナーチェンジを行い熟成のF型となっています。今回運転させてもらったのは国内現行最終型のフラッグシップモデルになります。
画像出典:スバル
とにかくスバル自慢のシンメトリカルAWDとリニアトロニックの愛称は抜群で、国道1号バイパスや国道139号をアクセルを踏み込んだ分を素直に快適に走行してくれます。直進の安定感も抜群で、帰りの圏央道や東名高速ではSIドライブ(スバルが開発したドライブ走行モード)をS♯モードに切り替えると他のSUV真っ青のダイレクト感ある鋭い加速を愉しめました。しかし免許がいくらあっても足りないので一瞬だけのお楽しみ。アイサイトは運転が快適過ぎて全く使いませんでした(笑)
ただ、ボディサイズはそれなりに大きいです。視界性能がとても高いので街中や幹線道路では大きさを感じませんでしたが、ツーリングの定番コースの「道志みち」ではさすがに感じました。私の運転スキルも未熟なのでフットブレーキを多用してしまいましたが、SUVにありがちなロールは少なくコーナーでの安定感も変わらず高いと言えます。峠道をキビキビというのには当然ながら向いていないです。
後席にも座らせてもらいましたが、妙な揺すられ感は皆無で足回りも適度にいなしてくれますから乗り心地も非常に良いです。クルマ好きの知人も「このクルマは後席でまったりするのに限る」と話していました。
今回のドライブの平均燃費はおよそ12.5㎞/Lでしたが、内容からすれば優秀だと思います。スバルの回し者ではありませんが、家族や仲間と楽しい時間を共有できるいいクルマを作っています。
結び
いかがでしたでしょうか。最近のブログとはちょっと違った、個人的には楽しいブログのつもりで作成しました。
緊急事態宣言が解除されているとはいえ油断は禁物ですが、やっぱりドライブは楽しいです。このようなご時世ですがほんの少しの時間だけ、ドライブに出かける機会を設けてみてはいかがでしょうか。
女の子とドライブをするのも最高ですが、時にはクルマ好き・ドライブ好きのオッサンが集まるドライブも最高です。私としては『ドライブ・食事・温泉』が行程にうまくマッチできれば、日帰旅行の満足度も高いものになると思っています。