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ドライバーができるウイルス対策

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いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

都内のタクシードライバーの方が新型コロナウイルスに感染され、日本国内初の死者としてその身内の方が亡くなるなど大きな衝撃を与えています

街中を走っていると特に土日の繁華街の人が少なくなっているように見受けられ、経済的打撃を受けている企業・お店も多いのではでしょうか。

濃厚接触…医学用語といしての明確な定義は設けられておらず、例えば比較的広い空間である電車内での空間・時間の共有が今のところ濃厚接触とは言わないようです。

厚生労働省のホームページで確認してみると、

必要な感染予防策なしで手で触れること、または対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)で、接触した方などを濃厚接触者としています。今回の新型コロナウイルス感染症に関連する情報は、国立感染症研究所のホームページをご覧ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html

参考:厚生労働省

とありますので、車内での時間と空間の共有は濃厚接触と言えそうです。また、場合によっては電車内も濃厚接触となり得るでしょう。

今回は極めて限定的な内容ですが、ドライバー個人でもできる車内での濃厚接触による感染への対策を簡単にまとめてみようと思います。



 

タクシー会社が講じるウイルス対策

移動が億劫になりがちな状況ですが、移動しないわけにはいきません。私が現在知っている限りでのタクシー会社が講じているウイルス対策をご紹介します。少しでも気軽にタクシーを利用してもらえればと思います。


 

多くのタクシー会社でマスク着用を原則義務化

メディアにも報じられていますが、先日から東京四社の一社である日本交通がグループ会社を含む全ドライバーに対して原則マスクの着用を義務付けました。

同様に国際自動車(kmタクシー)、日の丸交通も数に限りはあると思いますが原則マスクの着用を呼びかけているそうです。おそらく他のタクシー会社でも同様の呼びかけ等は行われているのでしょうが、マスク不足に対する課題もあり公表することが難しいのかもしれません。

「あのドライバーは義務付けされているのにマスクを着用していない」なんて言われると目も当てられませんからね…。

さらに乗客にとっての印象が良いかはわかりませんが、乗客の対応後(つまり空車時)には窓を開けて走行するなど積極的な喚起に努めいるそうです。そういえば空車のタクシーを見るとかなりの台数が窓を開けて走っていることに気が付きます。

一部情報では六本木ヒルズへの入構へはマスク着用が条件だそうです。


 

ハセッパー水の噴霧

国際自動車はさらに積極的な対策を講じています。

それは車内に携帯されているハセッパー水の噴霧です。ハセッパー水とはざっと調べて見ると高濃度の次亜塩素酸水のようで、少なくもノロウイルス・インフルエンザウイルスに対しては効果が確認されている大変優秀な消臭・除菌剤だそうです。

ハセッパーシステムとは次亜塩素酸を大量に含んだ水(ハセッパー)を生成する装置です。この装置から作られる除菌水をハセッパー水と呼びます。

参考:エコワークス株式会社

おそらく乗客が降車後に適度な量を噴霧しているのだと思われますが、これは地味に大変な作業だと思います。

このように各タクシー会社もできる限りの対策は講じていると思いますので、外出した際には今まで通りの利用をお願いしたいと思います。



 

ドライバー個人でできること

では私も含む個人では何ができるでしょか?ざっくりとできることを挙げてみたいと思います。


 

マスクの着用

※画像は商品イメージです

街中を見渡すと多くの方が着用しているのでクルマ云々は関係ないかもしれませんね。

ただ一部ではそれほどの効果は見込めないという意見もあるなど、どの程度有効なのかはわかりません。どうやら感染するよりも感染させるリスクの低減に効果があるというのが通説のようですね。

また、マスクの品切れでも話題になりますがネットなどを見ると価格が数倍、10倍程度にまで跳ね上がるなど(ビジネスという側面で見れば一定の理解はできますが…)個人の手元には入りづらい状況が続いているので全員にマスクが行き届くというのも難しいでしょう。


 

こまめな手洗い・うがい・歯磨き

これは基本中の基本ですね。誰でも最低であり最大の対策と言えるでしょう。

あまり大きな声では言えませんが、私はバックの中に歯ブラシ・小さいコップ・イソジンを忍ばせて都心のオフィス棟・大きなホテルのお手洗いをお借りしています。これだけでもかなり有効な対策になっているのではないでしょうか。もちろん使用後は綺麗にして出ています。歯ブラシは頻繁に替えた方が効果は高いそうです。月に1本くらいでしょうか?


 

除菌ティッシュなどで車内清掃

※画像は商品イメージです

除菌ティッシュで車内の清掃を行うことも効果的と考えます。人は無意識の内に車内をベタベタ触ります。ドライバーもハンドルやシフトノブ、ナビや各操作系ボタンに触れますよね。

そこで可能な限りこまめに除菌ティッシュなどで車内を掃除するとよいでしょう。ついでにダッシュボードやエアコンの吹き出し口付近も丁寧に清掃すると見た目も綺麗になり快適なドライブ空間を生み出せます。さらにプラズマクラスターなどがあると消臭効果も高まります。この機会に車内環境の改善を検討してみてはいかがでしょうか。

 

※画像は商品イメージです


 

次亜塩素酸水を積極的に噴霧する

※画像をクリックするとエコワークス株式会社のハセッパー水の紹介へ飛べます。

こちらは国際自動車とほぼ同じ対策内容ですが、意外と個人では噴霧されていないのではないでしょうか。おそらくファ〇リーズといった消臭効果を中心とした消臭剤を噴霧するに留まっていると思います。

私も最近まで次亜塩素酸水など知らなかったのですが、仕事などでワンちゃんをクルマに乗せて日本中を走り回る知人からの話では「なんだかんだで(消臭・除菌)次亜塩素酸水が一番効果がある」とのこと。信頼できる情報だと思います。



 

CREW運営に次亜塩素酸水の配布を提案

せっかくなのでCREW運営に次亜塩素酸水の配布を提案しておきました。内容は以下の通りです。

次亜塩素酸水を200ml程度の噴霧できる小さい容器に入れてドライバーに配布。

オフィスに取りに来てくれたドライバーに対しては駐車場代として500円を振込請求額に計上。全ユーザーに『次亜塩素酸水の提供などできる限りの対策を講じている』と通知をする。

応じてくれたドライバーにはそれとなくドライブ参加を促す。

それに伴い、個々でもなるべくこまめに手洗い・うがい等など可能な限りのウイルス感染対策・除菌をお願いする。これは運営とドライバーが直に連絡を取り合うきっかけにもなります。

おそらく車内における空間・時間の共有は濃厚接触とみなされるでしょう。少しでも感染のリスクを下げるため、逆境をチャンスへと変えるためにご検討のほどよろしくお願いします。

※運営宛へのメールを一部表現を変更した上で記載

これに対して「社内で共有させていただきます」という返事を受け取っていますが、意外と返信が早かったので何かしらのアクションを起こしてもらえるのではないかとすこーしだけ期待しています。



 

最後に

いかがでしたでしょうか。ご覧頂いたみなさんに少しでもヒントになればと思い簡単にまとめてみました。

上記の他にも私個人では飲むヨーグルトを飲んだり、ぬか漬けのキュウリと刻み生姜を食べて殺菌効果を高める、果物でビタミンを接種するなどできる限りの対策は講じています。

そういえば昨日、お医者様と少しだけお話する機会があったので「明日(今回のような内容)ブログを書こうと思っているんですよ」と話したところ、「じゃあコレも付け加えておいてよ」と言われたので伺っておきました。

「最近のみなさんの(新型コロナウイルスに対する)予防意識が高いためか、インフルエンザの患者数が例年より減っているように感じます。個々で努力をされているのでしょう」

とのことです。新型コロナウイルスの予防対策はインフルエンザやノロウイルスの予防にも繋がっているようですね。ぶっちゃけインフルエンザの方が感染する可能性は高いそうです。

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