CREWドライブ実績と国土交通省から見るライドシェアへの見解

2020年9月23日

いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

今回は2019年7月2日~7月8日までのCREWドライブの実績を記載したいと思います。もしCREWドライブに興味がある方は参考にしてくださると幸いです。大変遅くなりまして申し訳ありません。

その前に、別件で国土交通省へ来庁する機会がありましたので、国交省から見る現時点でのライドシェアに対する見解をお伝えしたいと思います。



 

国土交通省へ来庁

間接営利型ライドシェアに対する見解

間接営利型ライドシェアとは私が独自に命名したものですが、例えばライドシェア・ドライブシェアを利用した際に、車内に掲載させている広告宣伝などを同乗者に提供することにより、それがきっかけで得た収益をドライバーに還元できないかというものでした。

間接営利型ライドシェアの提案は過去にブログに書いたことがあるので、興味のある方はご覧ください。

間接営利型ライドシェアの提案

そして今回私はCREWとは無関係、別件で国土交通省への同行を依頼されました。ちょうど良い機会なので国土交通省へ間接営利型ライドシェアは認められるかどうかを直接伺ってみました。


結論からお伝えすると、現時点では間接的とは言え、ライドシェアがきっかけとなる収益の発生は有償旅客運送と判断せざるを得ないという回答でした。

つまり車内にタブレット広告を用いたり、車内おけるミニコンビニのような仕組みも現時点では実現させることは不可能ということになります。

例を挙げればキリがありませんが、車内でドライバーが持っているビジネスを加速させるための商談も不可ということになりますね。

ただ、私も突っ込みましたが、これらはライドシェアがきっかけと認められた場合に限ります。つまりライドシェアとの因果関係が認められなかったら(証明できなかったら)…これ以上は揚げ足取りになってしまいますのでここまでにします。


 

実費請求についての見解

こちらはCREWについてのお話になりますが、実費の有効範囲についても一応伺いました。

きっと多くのCREWパートナーがこう思っているはずです。

帰りのガソリン代と高速代、できれば請求したいなぁ…と。

実費の請求は有償旅客運送にはあたらないとされています。なのでCREWや他のライドシェアサービスにおいてもガソリン代や高速代などを実費として請求することが可能となっています。

帰りの分の実費請求を行うのはアリですか?

国土交通省の職員に伺ってみました。その回答は、

車庫へ戻る場合のガソリン代の請求は認められています。

とのことです。(強制的にシステムに加えるという意味で)帰りの高速代請求はNGだそうで、さらにCREWにおいては車庫に戻るという事実が担保されていないので、帰りのガソリン代の請求をシステムに加えることも実質不可能だということもわかりました。おそらく帰りの高速代請求がNGということについても本当に高速を使って戻るかどうかわからないからということでしょう。


 

 

任意の謝礼が認められる根拠

今でも「任意の謝礼も収益になるのだから白タクではないのか?」という意見を耳にしますが、こちらは国土交通省から有償旅客運送にあたらないと通達を受けています。

その根拠となる理由が、あらかじめ任意の謝礼という項目が設けられており、文字通り利用者の意思で自由に(CREWにおいては上限1万円まで)決めることができるからです。CREWにおいては事実上、謝礼0円という設定がシステム上で可能なため法律にも抵触しておりません。

つまり謝礼が0円でも可能という事実が担保されているからということですね。

ちなみに、災害時には一般車両による有償運送が例外的に認められています。自家用有償旅客運送と言います。「運賃はいくら」とは明言されていませんが、「災害時の緊急対応にまで文句を言うつもりはない」とまで言われました。しかし、災害時には人や物の輸送に優先順位が設けられる可能性もありますので、災害時=運賃を設けてのビジネスチャンスと捉えるのは微妙なところです。

一応、

災害ってどのクラス?首都圏の大雪も災害ですか?

と聞いてみましたが、

明確な線引きは設けておりませんが、直近では東日本大震災クラスと想定しています。

だそうです。

ここに対して国土交通省と私は、国や自治体と連携できるシステムの構築ができるといいですねという意見で一致しました。


このように、国土交通省から見るライドシェアへの見解は思ったより厳しいものがあるということがわかりました。現時点ではドライバーにおける収益の発生をかなり警戒していると言えます。

それでは遅くなりましたが、先週の結果を記載したいと思います。



CREWドライブ実績《2019年7月2日~7月8日》

以下にCREWドライブ実績を記載していきたいと思います。何かの参考にしてくださると幸いです。


 

振込申請額

31,717円(先週は17,991円)

振込申請額とは任意の謝礼・ガソリン代・ライダー利用の高速代などの総合計金額です。

みなさんのお気持ちに感謝です。


 

総走行距離

482.3㎞

1日の走行距離はCREWドライブを始めた瞬間から車庫に戻るまでとしています。その合計です。


 

週当たりのガソリン代

7,280円

プライベートで走行した分も含みます。


 

ドライブ内容一覧①

日程 参加時間 ライド数 謝礼総額(円)
7月2日(火) 21時~3時 2 3,500
7月3日(水) 21時30分~3時 2 3,500
7月4日(木) 20時~3時 4 8,800
7月5日(金) 21時30分~3時 1 900
7月6日(土) 20時~3時 4 4,800
7月7日(日) 21時30分~3時 2 400
7月8日(月) 22時~3時 2 2,000

手数料は一切ドライバーには入りません。


 

ドライブ内容一覧②

日程 参加時間 走行距離(㎞) ガソリン代(円) 高速代(円)
7月2日(火) 21時~3時 77.7 461 620
7月3日(水) 21時30分~3時 60 546 960
7月4日(木) 20時~3時 157.9 1157 1560
7月5日(金) 21時30分~3時 27.2 145 0
7月6日(土) 20時~3時 61.6 605 0
7月7日(日) 21時30分~3時 42.1 332 0
7月8日(月) 22時~3時 55.8 346 590

ガソリン代は、マッチした地点~お迎え先~お送り先ということになります。

私のクルマの場合、ほとんどのライドでガソリン代は実燃費分には届いていません。


 

メイン運用エリア

渋谷区・港区・中央区



 

総括

前回のブログと似たような内容を書いてしまうのですが、最近のCREWの広まり方は一つの課題だなと感じています。それはこの週でも1件あったのですが、「タダで帰れる。(実費も含めて)すべてドライバー負担だと聞いていました」と言われたからです。

謝礼はともかく、実費と手数料はライダーが必ず負担するものなので、新規のライダーを紹介する方は最低限の説明はしてほしいと思います。後からフォローするのってかなり大変でして、これならまだ何も知らずに乗ってくれる方がいいくらいです。

次回のCREWドライブ実績は7月16日(火)ごろに掲載予定です。テスラのモデル3に試乗する機会に恵まれたのでこちらも同時に記載します。ご利用ありがとうございました。