いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。
最近は個人で運転指導をさせてもらったり、企業案件でアドバイスをさせて頂いたり、ノリーナお茶会に参加させてもらったり…有意義な日々を送ることが出来ました。
この数日の間にやはりこれからの新サービス、ことライドシェア関連の新事業においては教育体制の確立は必要不可欠だと感じました。
と言ってもライドシェア事業における運行管理の必要性は今でも疑問を抱いていますが、ドライバー、利用者双方に対する教育と、その双方を教育する運営自体を教育する体制は絶対必要だと感じました。
その上でnori-naとの交流会に参加をさせていただきました。運営の方々からもブログ記載の許可はいただいております(むしろ喜んでくれましたw)ので、お伝えできる範囲でみなさんにお伝えしたいと思います。
今回は教育をテーマを2回に分けてまとめたいと思います。よろしければお付き合いください。
私の教育方針と信念【前編】
私の教育の信念は共に成長し共に理解するです。理解し合うことも大切ですが、ここで言う理解するとは少しだけ違います。
共に成長とは私も人に伝えるスキルを磨くことができ、相手も私から発する内容を取り入れることでなんらかの成長を促せるはず。
しかし最後に私は必ずこう伝えています。このことを人に伝えるようになってくださいと。
これは人に伝えて理解してもらってこそ、自身の理解度が100%になるという考えです。もしかしたらその過程で私を上回り120%になるかもしれません。
その時の私はもしかしたら100%中の100%止まりかもしれません。だから私も絶えず追求しています。結構プレッシャーなんですよ。教える側って
この高め合いのループこそが私の教育の信念です。
プレッシャーと言えば…私の教育内容が正しいとも限りません。そういう時もあるでしょう。なので特に職場では先手を打っていました。この点は次回お伝えしたいと思います。
そして私が最も重要視するのがコミュニケーション能力のスキルアップです。スキルアップと言っても難しいものではありません。相手に何を伝えたいのか一度整理すること、そして何を言われても動じず落ち着いて対応すること…つまり余裕を持つこと。これはクルマの運転と同じなのです。
更に言えることもあるのですが、こちらも次回にお伝えしたいと思います。
nori-naとの交流会
今回はnori-na Tech Night(参考:当ブログのnori-na Tech Night または connpassのnori-na Tech Night)のようなアプリエンジニア向けの勉強会ではなく、一ユーザーからの意見を聞かせてほしいというものでした。
私が個人的に応援したいという動機は、nori-naが何が一番大切なのかを理解しているということが伝わるからです。確かにアプリが使いづらいなど、まだまだユーザーが思う意見はあるでしょう。
しかし自らユーザーの声を集め、改善に取り組む姿勢は応援したいと思い、nori-naを運営する株式会社ZERO TO ONEさんのオフィスへ出かけました。
(と言いながら、実は意見を求めてくれたのが嬉しかったというのが本音ですww)
株式会社ZERO TO ONEは同じグループ企業である株式会社アップガレージなどのグループ会社の経営管理等を行う、株式会社クルーバーホールディングスと同じ場所にオフィスが構えられています。
https://twitter.com/norina_ride/status/1121566398495330305
こちらはnori-na公式Twitterですが、ご覧のようにとても綺麗なオフィスです。こちらでお茶会にお邪魔しました。このオフィスは4月に出来上がったばかりだそうです。
ここは私の地元付近でもあり、出身高校も近いので地元に帰るような気分で向かうことができました。
nori-naが一番大切にしてることは人との繋がりと私は見ています。そしてそれは問いかけた時に間違いではなかったと証明してくれました。ドライバー、同乗者関係なく、全体をユーザーとして平等に捉えた対応を心がけているのが伝わります。
ただ、その気持ちが強すぎてユーザー自身が思うことを集約出来ていなかったようでした。nori-naマップが使いづらいという声もどことなくわかってはいても、意見の集約に至るまで少々間があったように感じます。
2019年7月からは従来のnori-naアプリはnori-naマップというアプリに完全に切り替わります。
詳細は以下の画像からリンク先をご覧ください
それまでは従来のnori-naアプリとnori-naマップは混在していることになります。初めてこの流れを見た時にやりたいことは瞬時に理解したつもりでした。それは当たっていたようですが、しかしこれまでの成果については私の予想が少し外れていたようでした。
その内容や改善点、問題点、伺った内容全てを私からここに記載するわけにはいきませんが、今の機能のままでは6月にnori-naマップに一本化しても予測されるべき成果が不透明なので、私から挙げた課題を以下に簡単に列挙します。
・ショッピングプロセスに則るのならば知ってもらう方法を考える
・ドライバーへ明確なメリットを提供、後押しする(アップガレージ優待など)
・実際に見て、触れて、使ってみてのレビューを本気で集める
・一団体で解決しようとするのではなく、積極的にタイアップ企画を練る
・グループ企業との連携を活かす
・お金に関する事の記載及び周知方法を煮詰める
・改善後に発信しても人は忘れている。改善過程も積極的にアピール
これらを提案。集まった参加者と運営とで2時間以上をかけて意見交換を行いました。
もちろん優先順位や企業の事情もあるでしょう。最終的にどう判断するのかは運営です。そういう意味では私を含めた交流会参加者は外部がギャーギャー騒ぐうるさい顧客に過ぎないのかもしれません。
しかしこのうるさい顧客が案外解決の糸口を持っていることもあります。nori-naがそんなうるさい顧客と交流を深めた姿勢、私個人としては今後も応援したいと思うに十分な動機と言えます。
https://twitter.com/norina_ride/status/1122070380460564480
継続ってとても大切です。勉強会も交流会もぜひ継続してください。
いろいろ厳しい意見もお伝えしましたが応援しています。相乗りに興味がある方もぜひ一度は試してみてください。知ってから体験するのとしないとでは今後のライドシェアに対する受け止め方が変わるかもしれませんよ。
振り返ってみて…
最近の私自身の動きや交流会を振り返ってみると、特に交流会においては私の伝えたいことをほぼ全て伝えることができたような気がします。
それは企業案件に向けた事前準備と対面での対応力がそのまま交流会でも反映されたと思っています。
そこもまた振り返ってみると、私は元々人に何かを伝えるのが苦手でした。頭で考えるより先に口が動く典型的ないい加減野郎だったのです。
そんな奴がある時人にきちんと伝えられるようになりたいと真っ向から向き合った瞬間を思い出しました。確かにその瞬間はありました…それが必要とされた時です。
そのまま教育という立場を自ら担当し、それからはその部分に関して言えば必死に構築しました。
営業成績よりも頑張りましたね(笑)
もちろん今でもまだまだな部分はたくさんありますが、そこでたどり着いたのが教育の必要性と信念。教育は受ける側も成長しますし伝える側も成長します。
場面によっては大きな責任を課されることもあるでしょう。しかしそれに向き合い応じることもまた、教育がもたらしてくれる成長なのかもしれません。