規約と基準

2020年9月23日

いつもご覧くださりありがとうございます。溝口将太です。

なぜそうなってしまったのか…正直理解に苦しむ場面でもあるのですが、CREWは謝礼に関して過度とも言える程の対策を講じています。その全てを否定・批判するつもりはありませんが、本当にこれでいいのかと感じながら考察します。


根拠を示す必要性

繰り返しになりますが、私がCREW停止処分を受けて4日…未だに運営からの根拠の掲示と問い合わせに対する返答はありません。3連休を挟んでいるから今日以降?

内容が正確ではないものの、私自身今回の落ち度を認識しつつ反省するべき点は反省しようと思っているのですが、根拠を示されていない以上は納得できるわけがありません。

そういった手順も踏まずに強引に、勝手に話を進めてしまうのはどうかと思っています。そもそも金曜日の私の電話相手はテンプレート通りのことしか言えず、ハッキリ言って話にならないと判断したから電話を切りました。

もし、私に電話をかけた相手がアルバイトの方なら…無責任過ぎる。

もし、私に電話をかけた方が正社員の運営スタッフなら…対応力の程度が知れる。

何を偉そうにと思われるかもしれませんが、こちらの問いかけには「答えられません」。何を根拠にしているの?という問いかけには「録音しています」。じゃあそれを確認しに行くからという私の姿勢には「後日連絡します」…キレそうになりました。

相手に処分を下す以上、明確な根拠を示す必要があるはずです。

「何をやってしまったか」「なぜやってしまったのか」「再発防止案としてどのようなことが考えられるか」

最低でもこの3点は直接話し合うべきです。それが教育と改善、そして成長へと繋がるのです。果たしてCREW運営にそこまでの力があるのでしょうか?今は無いと思います。

その根拠を示したいと思います。


こちらに画像を添付するわけにもいかないので口頭なようなものになりますが、私も仲間もCREW運営に対して疑問点…もとい揚げ足取りに近い問い合わせを行っています。

ここまでしなくてもよかった。曖昧な方が3者にとって有益な所もあったのです。逃げ道…というか風通しは良い方がいい場面もあります。その一例が経由の件でもあったのです。現場任せってやつですね。


善管注意義務について

未だに回答をもらっていません。


実費・謝礼金の振込申請について

CREWを想い我慢していましたが、いい加減我慢ならないので今回初めて記載します。実は活動停止の際はアカウントロックがかかっているらしく、CREW再開後のライドで決済された実費と謝礼金の振込請求が行えません。語弊を恐れず言えばタダ働き状態です。

規約には活動停止の際にログイン不可になるとはどこにも記載がなく、そもそも預けているに等しいお金の振込申請ができないなどとんでもない話です。

当然お金に関する部分なので、「じゃあとりあえず振込申請かけさせてよ」と電話相手に伝えたのですが、その返答は「来週ご連絡します」。

通常では振込申請はいつでも行えるとしています。もし私が元から3連休中に振込申請を行うつもりだったらどうしていたのでしょうね。

もっと言うと振込申請はいつでも可能なのですが、振込処理は一定の締め括りがあります。その一定の締め括りに間に合わなかったらどうするのでしょうね。


規約と基準

規約と現場指示の差異

以下はCREWの利用規約の一部を抜粋したものです。

第13条(ライダー及びドライバーの義務等)

中略

3.ドライバー及びライダーは以下の事項を遵守するものとし、一方のユーザーが以下の遵守事項に違反した場合、その相手方たるユーザーはエイド・ドライブ契約を解除することができるものとします。この場合、相手方たるユーザーは所定の方法により当社に対してその旨を通知するものとします。なお、ライダーが同乗者を伴う場合、ライダーは同乗者にも以下の事項を遵守させる義務を負うものとし、同乗者の行為はライダー自身の行為とみなされるものとします。

中略

12.ドライバー及びライダーは、車内で謝礼の有無について話すこと、具体的な金額を示したり相談をすること、謝礼の目安について話すことなど謝礼についての会話をしないこと、ライダーがドライバーに対して謝礼の支払いの有無を告げたり示唆すること、もしくは謝礼の金額を告げたり示唆すること

13.CREWプラットフォームで接点を持ったドライバーまたはライダーがCREWを介さずに個別に送迎行為をしないこと

14.CREWプラットフォームは、国土交通省が定める通達(国自旅第 338 号)に沿っており、また保険などによって万一の場合の手当も行なっていますが、CREWを介する手段以外での個人間の送迎は、謝礼の支払において適法性の観点から問題となる場合もあり、また安全性確保の点でも十分な手当がなされておりませんので、CREWのご利用者がそのような行為を行うことは禁止いたします。

15.上記の他、本サービスの趣旨・目的に反する行為や法令に反する行為をしないこと

事実確認はできていませんが、規約の第13条12以降はいつの間にか(CREW再開時?)に付け加えられている可能性があるようです。付け加えるのは大いに結構なことですが、規約を見回すと『規約制定日』と『規約改定日』がどこにも記載されていません。

私も以前は知識が少ない中でしたが、タクシードライバー時代に組合規約を取りまとめていました。当然規約内容はその都度変わったり追加されたりしながら組織を運営していたのですが、規約制定日と改定日は必ず記載していました。つまり改定日は改定する度に記載されていたということになります。そして周知徹底も行います。これは後から「そんなこと知らない」と突っ込まれないためです。

しかしCREWは…規約に自分たちで定めているにも関わず現場に対する指示が曖昧だったりするからタチが悪い。


契約解除の実効性

完全に揚げ足取りになってしまいますが、規約第13条の12は「謝礼の話をするとその場で契約を打ち切るよ」というものです。

極端に言えば、対応中(ライダー乗車の上での走行中)、『謝礼の話題に触れた時点でその場で契約を打ち切ることができる』のです。強制途中下車です。

数名の仲間がそういうことでいいの?と問いました。しかし返答は以下のようなものです。

・目的地まで送り届けてください

⇒そもそも契約解除とは言えない。これはおかしい。

また、別の返答では、

・(車内での謝礼の話を振られるのは)ざぞ不快な思いをしたと思います。迷惑行為と言えますが途中で降ろしてしまうと思わぬトラブルにつながる可能性があるので運営に報告してください。

⇒これはもっとタチが悪い返答です。一番聞きたいところが曖昧で、結局どうすればいいのか明記されていない。「送り届けてから報告するのか」「その場で停車して報告するのか」「スタート地点に戻って報告するのか」…以前の私なら「現場任せでいいじゃん」と庇っていたでしょう。

さらに言うと、この件で実は運営が一番疎かにしているのが安全性です。トラブルを抱えたまま人を乗せて走ることがどれほど危険な行為なのかわかっていない。安全運転には余裕が必要不可欠なのです。

この部分、むしろ反対団体に勢いを与えてしまうでしょう。だから「全て規約だから」と一辺倒にならず、曖昧なところは敢えて曖昧にしつつ運営にトラブルとして上がった際の対処方法の根拠として規約を設けておけばいいのです。

極端な話、「タクシーより安く帰れるから助かります」⇒はいマッチング解除~。

こんな話が成り立ちますか?多くのライダーが車内で言ってますよ。謝礼の話も含めてね。

でもそれは個人の基準や想いがあるからいいのです。それすらも縛るのであれば未来は無いと断言します。


個人の基準

CREWは日本で見ても世界で見ても類を見ないMaaSプラットフォームです。その根底には「謝礼」という言葉の意味は定義できても、扱いを定義付けることがほぼ不可能な要素を核としています。当然疑問に思う方もいるでしょう。具体例を知りたい方もいるでしょう。そこには個人の基準があるわけですから、個人の基準に対して個人の基準で答えてもなんら問題はないはずです。だってCREWにおける謝礼設定額は自由だから。扱いに関しては曖昧な部分を残しておいてもいいと思うのです。

何度も言いますが、謝礼の強要はマナーのレベルです。定義付けるだなんだの以前の話です。

トラブルに発展するようなら規約に沿って対処する…程度のニュアンスを維持できないのであれば、他のだらしない所ぜーんぶ突っ込まれちゃいますよ。

本当にこのままだと完全オンライン仕様のドラレコ付けろとかになっちゃいますよ。マッチング手数料上がっちゃいますよ。謝礼額減っちゃいますよ。ドライバーいなくなっちゃいますよ。みなさんはそんなサービス展開を望みますか?

だから、上手く使ってくれってあれほど言っているのです。


最後に

私を想って「溝口があまりにうるさいから運営が嵌めたのでは?」という意見も頂きました。嬉しい意見ですが私に落ち度があるのも事実です。

こうやって本名でブログを書いているのも相当なリスクが発生しているのは承知ですが、MaaSに本気になって取り組んでいる一つの現れだと感じてくださると嬉しいです。

誰もが幅広い選択肢の中で最適な移動手段を選べる社会…まだ始まったばかりだからこういう揉め事だって当たり前のように起こると本心では思っています。

これを外から見て下った方がどう受け止め考えてくださるか…そのきっかけになれれば十分です。