CREW相互評価システムから見る今後の可能性

2020年9月23日

いつもご覧いただきありがとうございます。

無事(?)ワードプレスへの引っ越しを終えたのですが、クオリティ面ではまだまだですので勉強をしながら充実させていきます。

今回はCREW相互システムを交えながら今後のライドシェアの可能性に触れたいと思います。

現状では2月1日にCREWサービスが再開される予定だと連絡がありました。

サービス再開に伴い、私を含めたCREWドライバーは一度オフィスへ出向き、『安心安全講習会』という講習を受けることになりました。

私は1月25日に伺います。

今回はCREWの相互評価システムを主軸にしながら今後のCREWの可能性を探ります。

相互評価システムとは、互いが互いに評価できるシステムのことです。

CREWで言えば、ライダーはCREWドライバーを、CREWドライバーはライダーの評価をすることができるのです。

ここでよく勘違いされるのですが、たまに「私(ライダー)の評価が低いのは謝礼額が低いからだ」とSNS等で広める人がいます。

ですが、それは間違いです。少なくとも現状のシステムでは謝礼額を確認できるのはお互いの評価の反映が完了した後なのです。

つまり、謝礼額が低い=低評価ではありません。

低評価なのは別の理由です。自身の利用態度を見直すべきでしょう。また、謝礼額が低いという認識を持っているのなら、その部分も見直してほしいと個人的には思います。

しかし今日お話ししたいのはそんな後ろ向きな話ではありません。

互いの評価は次のマッチングに大きく影響します。これは非常に大きなポイントであり、『無償運送』の一番のメリットだと私は感じています。

『有償輸送』のタクシーは基本的に乗車拒否はできません。乗務員を守るべき配車センター側も、余程のブラック顧客でもない限り配車依頼を断りはしません。

しかも最近はセンターを通さずアプリケーションを通じて自動配車を行うので、『その顧客が優良か不良か』も乗務員にはわかりません。

私はこの在り方に今でも疑問を抱いています。必要な時にタクシーを利用するはいいとして、利用してみれば我儘三昧な乗客も確かに存在するのです。

するとどういうことが起きるか…配車依頼を受け付けない乗務員も現れるでしょう=必要としている優良な顧客利用の妨げにもなるのです。

お金さえ払えばいいのか…いえ、近くても構わないから気持ちよく利用してほしいのです。

乗務員の質を上げることも大切ですが、利用者に『教育』することも大切なのです。それを日本のタクシー会社はしているか?私にはしているようには見えない。

以下は現役時代、私が頼りにしていた4名の先輩の一人が話してくれましたことです。

「お客様は神様でいい。ダメなのは王様だ」と。

「神様は我儘を言わない。我儘ばかりの乗客は狭い狭い車内で王様になっているだけ。みっともないよね」

この言葉には目からウロコが落ちた思いでした。うまいこと言うなぁと(笑)

CREW相互評価システムはそんな現状を覆せる可能性があります。

互いの評価は今後の利用に反映されます。具体的には私に乗車依頼が入った時、そのライダーの評価が画面に表示されています。

当然良い評価なら積極的にお受けしたいのですが、評価がよろしくなければ依頼を受けないという選択肢もあるのです。

これにより、CREWドライバーが嫌な思いをする可能性を下げているのです。

無償輸送なのでこのシステムに関しては誰も文句を言えません。特にCREWドライバーにとってライダーはお客様ではないからです。

だからライダーのみなさんには利用態度を考えてほしいのです。

ですがこのシステムはドライバーにとって有利なことだけではありません。

ライダーからの評価が悪いCREWドライバーは当然ライダーからの利用頻度は下がります。評価の低いドライバーの利用などしたくないですよね?

マッチングシステムの流行により、『実際に会ってみないとわかない』という問題に一つの解決策を見出したのが相互評価システムなのです。

これは今後の社会においても非常に重要なことで、私を含めた最近の世代は、世の中が便利になる反面、『感謝をする場面』を失っているかのように感じます。言い換えれば『ありがとうの気持ちを伝える機会』が減少しているのです。

それは現場にも表れています。例えばお寿司屋さん。自動で運ばれてくるお寿司に「ありがとう」と言いながらお皿を取る人はそういないでしょう。ですがその裏では一生懸命お寿司を握ってくれています(握るのもロボットかもしれませんが…)。

しかし、板前さんが目の前でお寿司を握ってくれたらどうですか?「ありがとう」と言いながらお皿を受け取るでしょう?これって普通なんですよ。

だからアナログって今やものすごく尊いものです。そしてCREWサービスもタクシーもそうですが、現場での応対ってアナログなのです。

この相互評価システムには、誰も嫌な思いをしなくて済むという理想を実現できる可能性があります。でもそこに至るには双方多少なり教育が必要です。当然その過程で間違いをしてしまうこともあるでしょう。

私は、人間の真価は間違いをしてしまった時にどう受け止め変われるかだと思っています。

サービス再開は2月1日予定…今一度CREWドライバーも、ライダーも自己の態度を見直しておくべきだと思います。